吉本新喜劇の吉田裕座長が2年ぶりNGK単独公演で熱唱! “ほんわかパッパー隊”生演奏をバックに「あの歌唱力でようやったな」

吉本新喜劇の座長・吉田裕による単独公演「吉田裕の新喜劇Vol.4なんばグランド花月ですんのか~い!」が、3月20日(木・祝)に開催されました。大阪・なんばグランド花月での吉田の4回目の単独公演は、座長に就任してから初開催。吉田は、新喜劇メンバーによる音楽隊「ほんわかパッパー隊」スペシャルバンドをバックに“美声”を披露するなど、劇場に詰めかけた老若男女を大笑いさせました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「脚めっちゃキレイやないか!」

『あの頃の約束、覚えてんのか~い?』と題した舞台は、幕前に吉田たち12人が園児姿で登場してスタート。森田まりこのゴリラギャグや先生役のMr.オクレのおとぼけキャラに、吉田が早くもツッコミを連発します。

卒園式で「ほんわかパッパー隊バンド」を結成することを約束した12人は、やがて高校生に成長。実家のうどん屋を手伝う吉田のもとに集まり、8年後の「花月音楽コンクール」出場を目標に練習を重ねています。しかし12人それぞれの環境は昔と違い、次第に距離が……。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

このステージでは、BGMが生演奏となることもしばしば。他校の番長役の烏川耕一と吉田がケンカをする場面では、松浦真也がギターで奏でる映画『ロッキー』のテーマに合わせて、金原早苗(トロンボーン)、桜井雅斗(サックス)、岡田直子(タンバリン)、服部ひで子(ピアニカ)、吉岡友見(ピアニカ)、大塚澪(トランペット)、湯澤花梨(ベース)が息ピッタリの演奏を披露しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

12人の成長とともに巻き起こるさまざまなエピソードが展開するなかで、愉快なキャラクターが続々と登場。番長からアイドルに変貌した烏川が、露出度の高いピンクの衣装で登場すると、吉田は「脚めっちゃキレイやないか!」と苦笑いです。

看護師になったひで子の同僚として登場した島田珠代は、吉田に迫りながら大暴れ。珠代は“シンガポールの昆虫”ギャグで求愛し、「記念日なんだから、あなたもやりなさい!」と吉田にムチャブリします。吉田が「はずかしいわ!」と赤面しながら昆虫ギャグを繰り出すと、お客さんは大喜びでした。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「拍手がどんどん減っていってた」?

そして、早苗の母親役の浅香あき恵や、放送局プロデューサーの諸見里大介が物語をかきまわしながらクライマックスへ。「花月音楽コンクール」が開幕し、司会のもじゃ吉田が紹介したトップバッターのあき恵は、自らが作詞した2019年リリースの『ポジティブシンキング』を熱唱し、満足そうな表情を見せました。

続いて、諸見里が“サ行が多い歌”を披露。おなじみの滑舌をもじゃにツッコまれながらも、伸びのよい高音を響かせ、お客さんを驚かせます。そしてカラフルな照明のなか、珠代がダイナミックな動きで“パンティーテックス”を披露したあとに、いよいよ「ほんわかパッパー隊バンド」の出番です。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最初は吉田しかおらず、「棄権か?」と思われたところに続々と姿を現すメンバーたち。12人全員が舞台に集結すると、この日のために吉田が作詞した楽曲『約束』を生演奏しました。松浦やおやどまりのギターソロ、のぶよしのブルースハープ、華やかなホーン隊などそれぞれの見せ場もたっぷり。吉田が全力で歌いあげると手拍子が巻き起こり、大団円となりました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

エンディングトークで烏川は、吉田について「あの歌唱力でようやったな。拍手がどんどん減っていってたで!(笑)」とイジリます。吉田は面目躍如とばかりにアカペラで歌い出しますが、音程が定まらず笑いが起こりました。学生時代に吹奏楽部でドラムを叩いた経験があるという岡田直子は、「今日のために20時間くらい練習しました!」と演奏の苦労を振り返ります。

最後は、吉田が「これからもいろいろなことに挑戦していくので、吉本新喜劇をよろしくお願いします」と挨拶して締めくくりました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

関連記事

関連ライブ