“十周年記念”マンゲキ初の野外「夏祭りイベント」にオールスター集結! なぜか最後は“全員キメ顔”のノリで会場大爆笑

よしもと漫才劇場に所属する芸人”マンゲキメンバー”だけでなく、卒業生や東京のマンゲキメンバーも出演する『マンゲキ夏祭り2025』が、7月26日(土)に大阪・万博記念公園のお祭り広場で開かれました。昨年12月に十周年を迎えたマンゲキが、メモリアルイヤーの夏に実施する初の野外の夏祭りイベント! 上方漫才協会の中田カウス会長、副会長のアインシュタイン・河井ゆずるをはじめ、総勢約50組の芸人たちが盛り上げる豪華な1日となりました。

出典: FANY マガジン
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マンゲキメンバーの珠玉のネタで盛り上げる

若手芸人を育成する劇場として誕生した大阪・なんばの「よしもと漫才劇場(マンゲキ)」と、大阪の若手漫才師たちをサポートする「上方漫才協会」が発足したのは2014年12月1日のこと。数多くのファンに支えられて続々と売れっ子芸人を輩出し、昨年12月に十周年を迎えました。今回は、関西最大級の夏イベント『万博夏まつり2025』と夢のコラボ夏祭りイベントだけに、見どころたくさん!

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天気に恵まれたこの日、会場は猛暑。開場前からグッズ購入などで来場したお客様への熱中症対策として、マンゲキメンバーが「ミスト隊」となり、お客様へのミストシャワー、塩分タブレット、大きいマンゲキうちわ、小さいお客様販促用のうちわをお渡しし、楽しませながらお客様を涼しくさせていました。

赤提灯が吊り下げられた櫓ステージでは、開始前からマンゲキでおなじみのオープニングアクトが繰り広げられました。ギャグ芸人、ラップ芸人、サッカー芸人、モノマネ芸人という4つの芸人チームに分かれたアクトバトルで、序盤から観客を笑いの渦に巻き込んでいきます。

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そしていよいよ宴の幕開け、まずは「ネタ祭り!」です。

フースーヤ、マユリカ、カベポスター、隣人、さや香、コットン、セルライトスパ、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、ビスケットブラザーズ、ドーナツ・ピーナツ、ニッポンの社長、ロングコートダディ、ミキ、吉田たちが珠玉のネタを披露して、さっそく会場のボルテージは最高潮になりました。

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“借り物競争”で会場大興奮!

日が落ちて過ごしやすくなってきたころに始まったのは「宴も白熱!コーナー祭り!」。観客も巻き込んで一体感にあふれるコーナーが次々と繰り広げられます。

前半は、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、吉田たちの「大阪チーム」と、ロングコートダディ、ニッポンの社長、コットンの「東京チーム」の対決。

玉入れの要領で、サインボールをカゴの中に放り込む「サインボール玉入れ」では、うちわなど夏グッズで妨害する相手チームと入り乱れて、ステージは大騒ぎ。コットン・きょんが、得意のタレント・山咲トオルのモノマネを繰り出して会場を沸かせました。

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後半ブロックはセルライトスパ、隣人、フースーヤの「大阪チーム」と、ビスブラ、マユリカ、さや香、ミキの「東京チーム」が「借り物競走」で対決。お題の「芸人のアクスタ」を探し求めて、大阪チームの隣人・中村遊直とセルライトスパ・肥後裕之、東京チームはミキの2人が客席に繰り出します。

中村は“見たことないフースーヤのアクスタ”をお客さんから借りることに成功。肥後はビスケットブラザーズと、なんと自分たちのアクスタを借りることに成功して、大阪チームの勝利! 続くお題「懐かしいもの」では、全員がステージから降りて客席に繰り出し、お客さんたちも大興奮です。

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「漫才のDENDO」でアインシュタイン・稲田がボケ倒し

あたりが暗くなり始め、赤提灯が賑やかに灯り始めたころ、第2部がスタート。まずは中田カウス会長が主宰する「漫才のDENDO」のステージです。

カウス会長がステージに登場すると、前半の寄席コーナーとして前半はエバース、バッテリィズ、ツートライブ、もりやすバンバンビガロ、見取り図らがネタを披露。トリはアインシュタインが務めました。

後半は、カウス会長とアインシュタインによるトークコーナーです。「稲ちゃん、今日のお客さんはいかがですか?」と聞くカウス会長に、「なかなかいいですね!」と答える稲田直樹。即座に河井が「なんで、そんな上からやねん!」とツッコみ、さっそくトークは絶好調!

その後もコンビ結成のきっかけや東京での暮らし、舞台上で起きたハプニングなど、カウス会長が質問するたびに稲田がボケ倒し、河井がツッコむというテンポのいいやりとりで会場は大笑いでした。

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思わぬノリにダブルヒガシ・東「何のコーナーやねん!」

いよいよ宴も佳境。最後はマンゲキメンバーだらけの「燃え上がれ!大団円」です。

前半は天才ピアニスト・竹内知咲がMCを担当。出演したのはダブルアート、ネイビーズアフロ、スナフキンズ、20世紀、天才ピアニスト・ますみ、ドーナツ・ピーナツ、丸亀じゃんご、ぎょうぶ、cacao、タイムキーパー、例えば炎という面々です。

「2択で生き残れ!マンゲキサバイバルクイズ」では、全員参加でマンゲキにまつわる2択クイズに挑戦! カベポスター・浜田順平の特技や天才ピアニスト・竹内の好きな食べ物、オーサカクレオパトラ・りえちゃんの芸人になる前の職業など、マニアックなマンゲキクイズが次々と繰り出されて、頭を悩ますメンバーたち。最後は20世紀・しげが勝ち残り、金一封を手にしました。

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後半のMCはダブルヒガシ・東良介。参加したのは空前メテオ、三遊間、たくろう、カベポスター、ツートライブ、フースーヤ、ダブルヒガシ・大東翔生、ダブルアート、華山、セルライトスパ、豪快キャプテン、真輝志。フースーヤ・谷口理は最近のマストアイテム、“炭治郎ビキニ”で参戦です。

赤チームと青チームに分かれた対決は、チーム代表者5人が曲に歌詞を付けていく「即興オリジナル夏ソング」。曲のテーマは「夏祭り」で、青チームは活気ある夏祭りを彷彿とさせる音頭曲。一方、赤チームのお題となった曲は、しっとりとした静かな夏ソングです。

出典: FANY マガジン
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曲紹介の際、メロディに合わせてムービーカメラマンがエモーショナルな撮影を展開したことがきっかけで、メンバーたちは対決そっちのけで、自分もカメラに映してもらえるようにドキドキしながらキメ顔をするというワチャワチャのノリが完成!

東が「何のコーナーやねん!」とツッコみながらも、観客は大笑いです。この対決では、東の判定で赤チームでも青チームでもなく、なんとカメラマンの勝利という異例の展開を見せました。

夏ソングで生まれたノリはエンディングまで続き、熱気にあふれた『マンゲキ夏祭り』はしっとりとした夏ソングに包まれて、全員キメ顔で幕を下ろしました。

出典: FANY マガジン
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