令和ロマン・松井ケムリ作の絵本『ちがうちがう』をイベントで読み聞かせ! 一緒にツッコミを考える内容は“お笑い英才教育”!?

初めまして、芸人ライターの森川やるしかねぇです。7月31日(金)に東京都内の書店で、2児の父である僕にとって、とても興味があるイベントがありましたので記事にさせていただきました! そのイベントとは、令和ロマン・松井ケムリさんが2025年にパパになったことを機に描き下ろし、7月24日(金)に発売された絵本『ちがうちがう』(集英社)を、子どもたちに実際に読み聞かせるというイベントです! 松井さんらしくツッコミを軸にした笑える絵本。はたして、子どもたちの反応は?

出典: FANY マガジン
©集英社

漫才も絵本も常に「新しい」

令和ロマンといえば、独特の空気感や圧倒的なネタで史上初のM-1グランプリ2連覇を成し遂げたコンビです。

先輩である僕が劇場でスベリ倒しているときも、圧倒的な漫才で劇場を大爆笑の渦にしていて、舞台の袖で「すげぇ」と指を噛みながら見ていました(笑)。

偉そうなことはもちろん言えませんが、2人の笑いにはどこか常に新しさを感じていました。その新しさを、今回この絵本の読み聞かせでも僕は感じたのです!

出典: FANY マガジン
©集英社

絵本と言えば「読み手」と「聞き手」がいるものですが、この絵本は、読み手と聞き手に分かれるのではなく「一緒に読み進めていく」という印象でした。

神様が間違った世界をつくってしまって、その世界にツッコミを入れていくという設定。普通に絵本を読み進めているのに、間違い探しで遊んでいるような感覚です。

僕も2児の父なので、これまでそれなりに絵本は読み聞かせてきましたが、読み聞かせている間にこれだけ子どもたちが楽しそうにしゃべる絵本は読んだことがなかったので、その新しさに衝撃を受けました!

ツッコミどころ探しに盛り上がる子どもたち

絵本の中に大まかなツッコミはあるのですが、それ以外にもケムリさんが描き下ろした絵の中に細かいツッコミどころがたくさん隠されていて、一度読んだだけでは気づかないようなポイントがたくさんあるので、何度でも楽しめます。

聞いている子どもたちも一斉にツッコミを入れていくのですが、そのツッコミどころはバラバラ。別の子のツッコミを聞いて「本当だ!」なんて声も聞こえてきて、それがまた新しくて面白いなと感心しました!

出典: FANY マガジン
©集英社

子どものころからツッコミを自然に考え学ぶ、まさにお笑い英才教育。いつかこの絵本を読んで育った子どもたちのなかから、令和ロマンを超える史上初のM-1グランプリ3連覇を成し遂げる子が出てくる可能性も大です。

僕も子どものころからこの絵本を読んで育っていたら、こんなに劇場でスベリ倒すこともなかったんじゃないかと思いました!!

「子どもを笑わせるほうがうれしい」

イベントの中で、ケムリさんは次のようなことを語っていました。

「親子で一緒に楽しめる絵本をつくりたかった。自分の子どもはまだ(読むよりも)めくるのが好きで、この絵本は12秒で読み終わった」

「大人を笑わせるよりも、子どもを笑わせるほうがうれしさがある」

最後には、子どもたちの1人から「本当に楽しかったー!」という感想をもらったケムリさん。「ずっと君に逢いたかったよ」と応じて、保護者からもしっかり笑いをとっていました。

M-1グランプリでは大人から笑いをとり、絵本でも子どもから笑いをとる。老若男女すべてを笑わせる“笑いの神様”でした!

出典: FANY マガジン
©集英社

読んだら「1日楽しかった」と思えそう

絵本『ちがうちがう』を、我が家でも5歳の娘・ここなちゃんに実際に読み聞かせてみました!

これまでの絵本とは違い、読み手聞き手に分かれるのではなく「一緒に読み進めていく」ことで、とても楽しく絵本を読む事ができました。

ツッコむポイントを自分で考えて、僕が思っているのとは別のところにツッコミを入れていったり、ときにはツッコめなかったりする娘を見て、「そういうとこに目がいくんだ」「ここは理解できないんだ」と、いまの子どもの成長をより感じることができました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

僕の親としての目標は、子どもが寝るときに「今日も1日楽しかった」と思って眠りについてもらうことですが、毎日そう上手くいくはずもなく、反省ばかりなのが子育て。

そんな日もこの絵本を寝る前に一緒に読むだけで、「なんだかんだ今日も1日楽しかったな」と子どもが思ってくれそうで、めちゃくちゃ感謝してます!

絶対に面白いので、気になった方はぜひ読んでみてください!


書籍概要

『ちがうちがう』
著者:松井ケムリ
出版社:集英社
発売日:2026年7月24日

公式ページ:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-790235-8