ダウ90000、諦めかけていた決勝の舞台! 演劇もコントも“結果”で示す「ナメられたくない」【キングオブコント直前②】

コント日本一を決める求人ボックスpresents『キングオブコント2026』(TBS系)が、10月17日(土)18時より生放送されます。厳しい予選を勝ち抜き、ファイナリストになったのは、相性はいいよね、蛙亭、元祖いちごちゃん、ザ・マミィ、ジェラードン、ダウ90000、ななまがり、ニッポンの社長、や団、ヤッホイ(※50音順)の10組です。

出典: FANY マガジン
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果たして、最後に栄冠を勝ち取るのはいったい誰なのか――ファイナリストたちの熱い思いを連載形式でお届けします。今回は、初のファイナリストとなった8人組コントユニット・ダウ90000(蓮見翔、吉原怜那、道上珠妃、飯原僚也、中島百依子、上原佑太、忽那文香、園田祥太)の決勝直前インタビューです。

大事なのはダウ90000で決勝に行くこと

――決勝が決まったお気持ちを聞かせてください。

園田 本当にうれしいです。学生時代から蓮見の書いたコント・演劇をやり、蓮見に教えてもらったバイト先で働き、蓮見が「ダウ90000をやるから」と言うのでついて行って……。本当によかったです。

上原 ずっと最年少でやっていけるんじゃないか、と思っていたんですが、全然そんなことなくなっていたので、ついに行けたんだなと思うし、受け入れてもらえた感じがしてうれしいです。ありがとうございます。

吉原 夢が叶って放心状態です。ファイナリストという称号をいただいたのと同時に、あの人たちと戦わなきゃいけないんだって……ちょっと食らってる部分もあって、ごちゃ混ぜだったんですけど、すごくうれしいです。

飯原 僕たちは、オーディションで集まったわけではなく、たまたま大学の4年間に収まって、その近くの界隈にいただけのヤツらなので、ここまで来ると“マジで奇跡じゃん!”って思います。

中島 蓮見さんにお笑いを教えてもらい、キングオブコント(以下、KOC)の思い出はダウと一緒にあるので、「ダウでKOC決勝に行きたい」が私のすべてでした。行けて本当にうれしいです。頑張ります。

道上 うれしいです。勝負事が好きで、とにかく勝つことが好きなので、スポーツ精神というか、それに近いような感情で頑張りたいなと思います。

忽那 8人で行けたことがすごくうれしいですね。蓮見さんが「今年からは3人で出るわ」と言い出しかねなかったし、本当にギリギリなところだったと思うので、今年8人で行けたことが……「セーフ!」って感じです(笑)。

蓮見 忽那が言った通り、“もう8人じゃ無理なのかな”と思ったタイミングだったので、認めてもらえたような気がしたし、必要とされていたんだと思うとすごくうれしいですね。メンバーがこんな感じだったりもするので(笑)、賞レースに真摯に向き合っていないイメージがあるかもしれないですが、我々なりにめがけてやってきた大会ではありました。他の賞レースを軽んじているわけではなく、めがけてやってきたからこそ、KOCだけはずっと8人で出ていたんです。

個人的にKOCは少年のころに始まった大会で、その決勝の舞台に自分が立てるというのは、当時の自分に教えてあげたいような出来事です。やっていてよかったです。

©TBS
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――決勝発表で名前が呼ばれた瞬間は、どんな状況だったのでしょうか。

蓮見 僕らのエントリー番号が3331だったんですけど、ファイナリストに3300番台が多くて、本当にイヤでした!

中島 蓮見さんの後ろに座っていたんですが、ストレスや緊張からかどんどん揺れていました。

蓮見 俺の貧乏ゆすりすごかったよな。

中島 ファイナリストが呼ばれるたびに揺れていて、私も一緒に緊張していました。

蓮見 準決勝で2回落ちているので、5組目あたりから「前もこの感じで落ちたな」と思い出してきて……。どうやって酔っぱらうかを考えていました。

吉原 9組目で呼ばれたときは、8人とも引っ張りに引っ張られていたので、張り詰めていたものが一気に弾けた感覚がありました。

蓮見 ああいうとき俺らうるさいんですけど、意外と大きい声とか涙とか出ないんだなと思いました(笑)。

出典: FANY マガジン
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救ってくれた“東京コント師兄さん”

――今年初決勝です。今回、どういったところが実を結んだと思いますか?

蓮見 2年連続準決勝まで進んでいたのに、去年準々決勝で落ちて、「俺たちは、ここからつまんなくなっていくのか。ヤバいかも」と思っていました。

これまでは、派手なギミックがあったほうがいいと思って、そういうネタを選んでいたけど、今年は自分たちの好きなネタで勝負するほうが乗るのかなと思ったんです。

準々決勝で落とされて軽くイジけていたのもあって、“じゃあ好きなネタをやって、対策できてるとか思わないようにしよう。自分がうまい作戦を立てられていないから落ちているんだから、普段のライブで楽しくやれているネタで勝てるまで出続けたらいいか”と腹をくくりました。そうやって切り替えた年に決勝に行けたので、本当にラッキーっちゃラッキーですね。その作戦が一撃でハマった感じです。

――これまで活動するなかでも紆余曲折があったと思います。感謝したい人はいますか?

蓮見 最初のきっかけをくれたのは「ユーロライブ」という劇場の小西さんや、いとうせいこうさんです。小西さんが声をかけてくれたおかげで、我々が人目に触れるようになりましたし、いとうさんのおかげで今があると思っているので恩人です。

芸人さんで言うと、ラブレターズさんですかね。ラブレターズさんとは最初のころから一緒にやってきましたし、塚本さんにはいっぱいネタの相談をしました。ほかにも(元ゾフィー)上田さん、かが屋の加賀さんにもよくネタを見てもらっているので、東京コント師のお兄さん方に、かなり救っていただきました。

吉原 グループとしてお世話になったのはマネージャー陣ですね。前の事務所を出て、いまも一緒に個人事務所をやってくれているので、KOCでの悔しい思いも分かち合ってきたんです。私個人としては「お待たせしました」という気持ちはあります。

蓮見 でも、マネージャーってそういう仕事なんでね。

――(笑)。

蓮見 取材で言うなよ、恥ずかしい。身内のことは裏で言えばいいよ!

――(笑)。今回、初の敗者復活が新設されました。

蓮見 ヤッホイとか、敗者復活にいる破壊ありがとうとか、昔から仲のいい後輩たちもいるので、みんなと一緒に爪跡を残せたらいいなとは思います。そういう意味では、敗者復活の人たちを見るのが楽しみです。

ただ、敗者復活に1回出ちゃう前に決勝に行けてよかったなとは思いますね。今後、もし敗者復活があったとして、“敗者復活グセ”がついたら大変だったと思うんですよ。後々振り返ったときに、ストレートで決勝に行けたというのは、かなりでかい気がします。

あと、TBSさんがネタのリハーサルを敗者復活組も含めてやると決めたことに、ただただ感謝です。ほとんど使わないセットでしょうし、マジでありがたいです。

吉原 敗者復活で久々に芸人審査が復活するので、お笑いファンはかなり熱い気持ちになっていると思うんです。そこで勝った人たちは、芸人の後押しを受けてくるから勢いがすごい。その勢いで上がってきた子たちに食われないようにしたいですね。

蓮見 「子」って言ってるけど、しずるさんとか大先輩もいるからね(笑)。

――単独ライブも人気で、評価もされ、先日は『岸田國士戯曲賞』も受賞されました。そのなかで、なぜKOCでも勝ちたいと思うのでしょうか?

蓮見 面白いと思われたいからです。コントと演劇を両方やっているからこそ、どちらも結果を残さないと意味がない。でも、今回決勝に行けたので「ありがとうございます」って感じですね。

――「分からせたい」みたいなことなのでしょうか?

蓮見 そうですそうです。ナメられたくないです。

――(笑)。

番組概要

求人ボックス presents『キングオブコント2026』
放送日:10月17日(土)18:00~21:56放送
決勝進出組:相性はいいよね、蛙亭、元祖いちごちゃん、ザ・マミィ、ジェラードン、ダウ90000、ななまがり、ニッポンの社長、や団、ヤッホイ(※50音順)
敗者復活戦出場組:江戸川ジャンクジャンク、オフローズ、cacao、喫茶ムーン、しずる、生姜猫、スパイシーガーリック、そいつどいつ、ネルソンズ、破壊ありがとう(※50音順)

[公式ホームページ]https://king-of-conte.com/
[公式X]https://x.com/koc_staff
[公式YouTube]https://www.youtube.com/channel/UCvHjqot4S5xj5J8RlQE-MYw

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