2026年10月10日(土)、松山三越5階の特別会場にて、たいぞうによるライブペイントパフォーマンスが開催されました。

松山三越80周年を記念したイベント『よしもとアートフェア』の熱気あふれる会場で、愛媛・松山への思いを込めてライブで描いた新作「心がつながる街」。トークとともに紡がれた2時間のパフォーマンス模様をレポートします!
豪華アート芸人9名の作品に囲まれてスタート!
松山三越80周年を記念して開催された『よしもとアートフェア』。会場には、たいぞうをはじめ、レイザーラモンHG、素敵じゃないか・柏木成彦、南海キャンディーズ・しずちゃん、すぐる画伯、ピストジャム、見取り図・リリー、山﨑おしるこ、女と男・ワダちゃんら9名のタレントによる141点もの作品が出品・展示されました。

そんなアート作品に囲まれる中、たいぞうによるライブペイントパフォーマンスがスタート。テーマである「みかんのように明るい」オレンジ色をベースにした未完のキャンバスを持ち込み、最初の筆で丸いみかんをモチーフにした輪を描いていきます。
ASDの特性をポジティブに語るトークと松山の思い出

描きながらおこなわれたトークは2時間ぶっ通し。2024年から公言している発達障害の自閉症スペクトラム(ASD)について触れ、「ただ絵を見てもらうだけでなく、アーティストとしての成り立ちも見てほしい」と語るたいぞう
見た目では分かりにくいとされるASDの特性について、「ずっと同じことを続けることができるので、同じ絵を飽きずに描き続けることができる」とポジティブにとらえていることを明かします。さらに、主治医から「対極にある芸人を続けていたことが訓練になり、人前で話せるようになったのでは」と言われたエピソードを披露し、「やりたいことに挑戦することは大切」と呼びかけました。
また、香川県観音寺市出身で高校時代に自転車で四国一周をした思い出や、番組のロケで松山城公園に野宿してしまったエピソード、吉本新喜劇時代の失敗からネタが生まれた体験など、すべての経験が今の自分につながっていると語りながら筆を進めます。
客席との対話から生まれた「公開制作」への変更

途中、お客様から「今までで一番印象に残っている作品は?」と質問が飛ぶと、かつて障がい者アーティストや周囲の人々を描いた作品を挙げ、「周りの支えがあるから活動できることに気づき、それをテーマにすることが増えた」と回答。最近のお気に入りである「星座シリーズ」にも触れながら、温かい対話を楽しんでいました。
当初はあらかじめ用意していた構想がありましたが、お客様と会話を重ねるうちに「もっとその場を楽しみたい」と気持ちが変化。ゆったりと筆を走らせた結果、ライブペイントは一旦終了し、在廊中に公開制作として加筆していくスタイルへと変更されることになりました。
完成を目指すF50号の作品タイトルは「心がつながる街」。中央には道後温泉の湯気が立ち上り、松山城を囲んで坊っちゃん列車を楽しみ、みかんの輪の中で人々の笑顔が繋がり広がる風景が描かれています。

作品について「松山のようにあたたかく、みかんのように明るく、人を思いやる心が笑顔の輪を広げてゆく。一人一人の優しさが人と人を繋ぎ、笑顔あふれる未来をつくっていく」と解説したたいぞう。
最後にお客さんから「将来の夢は?」と尋ねられると、「僕は死ぬまでこうやって描き続けたい」と力強く応え、会場は温かい感動と大きな拍手に包まれました。
イベント概要

『よしもとアートフェア -人気芸人のアートが松山三越に大集結!-』
会期:2026年10月7日(水)〜10月13日(火)
時間:10:00〜19:00
会場:松山三越 5階特設会場
入場:無料
出展タレント:
レイザーラモンHG、素敵じゃないか・柏木成彦、南海キャンディーズ・しずちゃん、すぐる画伯、たいぞう、ピストジャム、見取り図・リリー、山﨑おしるこ、女と男・ワダちゃん(計9名)
