笑い飯(西田幸治、哲夫)と千鳥(大悟、ノブ)による『笑い飯・千鳥の大喜利ライブin山形~さくらんぼテレビ開局30周年記念~』が、10月17日(土)に山形市のやまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)で行われました。20年以上続く長寿イベントが、山形県初開催。とろサーモン(村田秀亮、久保田かずのぶ)、山形県住みます芸人のソラシド(本坊元児、水口靖一郎)をゲストに迎え、会場が興奮に包まれました。その様子を宮城県住みます芸人で、芸人ライターとしても活動するバクコメ・半澤弘貴がお届けします。

満員御礼の会場にノブ「お客さんが若くてよかった」
この公演は、笑い飯と千鳥が、毎回豪華ゲストを迎えて大喜利バトルを繰り広げる“至高の大喜利ライブ”。20年以上の歴史を持ちますが、今回が記念すべき山形県初開催となりました。
チケットは即完売。超満員となった会場は開演前から熱気に満ちています。開演時間になって客席が暗くなり始めると、会場のボルテージが徐々に上がっていきました。
オープニング映像のあと、まずはMCのノブが着物姿でステージに登場。客席を見て「お客さんが若くてよかった」と一言。さっそく、会場から笑いが起きていました。
以前、徳島でこのイベントをやった際は、本当の「笑点」のライブだと勘違いされ、お客さんの8割がおじいさん、おばあさんで、ほぼスベって終わったこともあったそうです。「今日は大喜利や漫才もやりますので、楽しんでください」と挨拶すると、相方の大悟と笑い飯、ゲストのとろサーモンとソラシドを呼び込みました。

7人の大喜利メンバーたちは、カラフルな着物姿で赤いもうせん(和風のカーペット)が敷かれた高座に横一列に並び、まずはそれぞれが小噺でご挨拶。それぞれのキャラクターで会場を和やかにしたあとは、いよいよ大喜利のスタート! 山形にちなんだお題の大喜利にも挑戦しました。
ライブ中の名シーンを大喜利回答に反映
演芸コーナーでは、近年、このイベントで笑い飯、千鳥が漫才を披露することはなかったのですが、今回は2組ともネタを披露! 会場のお客さんから喜びの声が上がりました。とろサーモン、ソラシドも加えた4組の漫才に、客席は酔いしれていました。


演芸コーナーのあとは再び大喜利コーナーです。“シチュエーション大喜利”では、私、半澤が役者として出演。哲夫さんのまさかの職人技に、自分でいうのもなんですが、半澤が“見事な融合”を見せて会場を沸かせました。
最後の大喜利では、村田さんの天然ぶりが発揮された“ミス回答”も瞬時にネタとして活用されていく展開。いつの間にか、このライブの面白かったシーン、ちょっとスベッたシーンなどが大喜利の回答にも反映され、それぞれの個性が出たすばらしい大喜利に会場は大いに盛り上がりました。

ツッコミのノブさんのタイミングと、笑いの流れを作る名MCぶりもこの大喜利ライブの屋台骨となっており、ツッコむたびに笑いが発生してました。
エンディングでは舞台に全員が集合。「またやりたいですね。どうもありがとうございました」というノブさんの挨拶で、笑いに満ちた2時間を超えるライブは幕を閉じました。

その場で発生する流れを短く面白い文章にまとめて回答する。これを大勢のお客さんの前で瞬時に判断して“笑い”を作っていく――そんな高度な技術を楽しみながら参加しているメンバーたち。このライブはまさに、現代のお笑いの最高峰に位置する“至高の大喜利ライブ”だと感じました。
山形初開催ということですが、また山形そして東北での開催も待ち遠しいところです。これからも『笑い飯・千鳥の大喜利ライブ』からは目が離せません!
