神保町よしもと漫才劇場1周年! 3時間生配信の裏側レポート!

こんにちは! 芸人ライターのザ・シーツの瀬尾です。

今回は僕も所属している若手の劇場『神保町よしもと漫才劇場』が1月29日(金)に1周年を迎えたということで、当日行われた『1周年記念ライブ~花鳥風月~』の裏側をレポートしていきます!

リハーサルからボケ全開! 仲が深まった神保町芸人

まずはリハーサルの様子から。

出典: FANY マガジン

開演5時間前の13時半からリハーサルが始まりました。
3時間にも及ぶ生配信のため、入り時間も早くなってしまうのです。
この1年で神保町芸人の仲も深まってきたのか、リハーサルの段階からボケたり野次を飛ばしたりと大盛り上がり。
中でも、ネイチャーバーガー・三浦の私服が小学生みたいだと話題になっていました。
三浦は「見るひとが見たらおおっ! てなる服を着ている」と言っていましたが、皆さんはどう思いますか?

出典: FANY マガジン

リハーサルを終え、ナイチンゲールダンス・ヤスにライブの意気込みを聞いてみると「いやあ今日のライブは盛り上がりましたね。全部出し尽くしました。出せるボケは全部出し尽くしました」とまだリハーサルしかしていないのにライブが終わったかのような感想が。

このままでは記事にならないと思い、相方の中野なかるてぃんにも話を聞くと「1周年迎えましたから、次は4周年を目指してがんばりたいです。尻上がりな一年になるよう、ケツカ(結果)が伴うようにステップヒップしたいです」とこちらもまともな言葉は得られず。
楽屋でもボケ続けるほど気合いが入っていたのだと解釈いたしましょう。

出典: FANY マガジン

さて、ライブの方はというと、何と僭越ながら私、ザ・シーツ瀬尾の歌で幕を開けることとなりました。
新劇場のために勝手に作った非公式テーマソングを、1周年の舞台で歌う機会をいただけて非常にありがたかったです。

出典: FANY マガジン

今度披露する際は、演者もお客さんも一体となってみんなで歌ってみたいものです。
ぜひ皆さん、歌いましょう。

一番面白いのは誰だ!? 優勝はまさかのダークホース!

企画ではギャグ芸人No.1決定戦が行わました。
一番面白いのは俺だ俺だと、劇場のギャグ自慢が集う中、優勝を果たしたのはダークホースの“どぅいっちメン”でした!
ランキングシステムでは最下層の月クラスである彼が、最上位の花クラスの面々を打ち倒していく姿はまさに令和の下克上!

出典: FANY マガジン

彼のギャグは支離滅裂で何を言っているのか正直分からないのですがなぜか笑ってしまうのです。
場の空気は完全に“どぅいっちメン”のものとなっていました。

“どぅいっちメン”に敗れた面々は「あんなん出てきたら負けるわ」、「束になっても勝てない」などと“どぅいっちメン”のギャグに圧倒されている様子でした。

出典: FANY マガジン

優勝した感想を“どぅいっちメン”に聞いてみると「いや、めちゃめちゃでしたね、ヤバかったです。なんだこれ!? って感じです」と、「なんだこれ」はこっちの台詞だと思わず言ってしまいそうな答えが返ってきました。どこまでも“どぅいっちメンワールド”でした。

ちなみに彼はピン芸人なのですが、彼自身無数にキャラを持っており、それら全体を称したものが“どぅいっちメン”という団体である、とのことです。

底知れない男、それが“どぅいっちメン”です。

ポケビをメイクまで完コピ!? そしてあの少年隊が帰ってきた!

お笑い抜きで本当に歌が上手い芸人は誰なのか決めよう、という企画が『歌うま芸人No.1決定戦』でした。
ちなみに、僕はこの企画に参加希望をしたのですが敢えなく落選となりました。

巧みなラップや思わぬ高音が響き渡る中、会場を一際大きく盛り上げたのは世間知らズ・西田と椎木、スーパーサイズ・ミー・岡田による“ポケットビスケッツ”の『YELLOW YELLOW HAPPY』でした。

出典: FANY マガジン

それぞれがメイクをして本家に似せるほどの気合の入りよう。
スーパーサイズ・ミーの岡田はこの日のためにわざわざブリーチをして金髪というのです!
しかも1日で黒髪に戻すというのに。少し引きますね。

その中でも「やりすぎ」、「怒られるぞ」と物議を醸したのは世間知らズ・西田のメイク。

出典: FANY マガジン

メイクのポイントを西田に聞いてみると「配信だから目立つように濃くしました。ちなみに、目の周りを黒くするのとキリッとした眉毛がポイント!」と誰もが気になっている鼻のテープには触れず。
どうやらこだわりのポイントはそこではなかったそうです。

7組の披露を終え、見事歌うま芸人No.1に輝いたのは少年隊の仮面舞踏会を歌い上げた“オフローズ”の3人でした!
昨年のわちゃフェスでも披露し大いに盛り上げた仮面舞踏会でしたが、クオリティは全く落ちておらず「待ってました!」の声が多く上がるほどでした。

出典: FANY マガジン

No.1に輝いた感想を聞いてみると「100%が出せなかった、正直悔しいです」となんともストイックな答えが返ってきました。

次はどんなパフォーマンスが飛び出してくるのか。これからの“オフローズ”に期待してしまいますね。

出典: FANY マガジン

最後に、ネイチャーバーガー・笹本に今日1日の総評をしてもらったところ「3時間ずっと気持ちがファンタスティックマジックアンドディープディープディープラブでした」と、やはり神保町芸人にまともな感想を求めても返ってはきませんでした。

気を取り直して今度はぼる塾・あんりに聞いてみると「劇場1年目はコロナもあって芸人同士の仲がなかなか深めれなかったのが残念でした。なので、2年目からは世の中が平和になって芸人もお客さんももっと距離が近くなればいいな、と思います」と締まる答え。
流石、これが神保町の顔、お茶の間の人気者でございます。ありがとう、あんり。

出典: FANY マガジン

神保町よしもと漫才劇場も早くも2年目に突入いたしました。
芸人同士で切磋琢磨をする中で劇場をもっともっと盛り上げていきたいと思いますので、これからも神保町よしもと漫才劇場をよろしくお願いいたします!

イベント概要

1周年記念ライブ~花鳥風月~

日時:1月29日(金)18:30~
出演者:
素敵じゃないか/ぼる塾/9番街レトロ/ネイチャーバーガー/ナイチンゲールダンス/ナミダバシ/令和ロマン/スーパーサイズ・ミー・岡田/世間知らズ/放課後ハートビート/あっしーa.k.aワンス/ブラゴーリ・塚田/オフローズ/衝撃デリバリー・和田/ザ・シーツ瀬尾/そいそ~す・ナベ/どぅいっちメン/金魚番長 古市/ゲルマニウム・齋藤/たまゆら学園・わたあめりな/ナナヒトニ・石垣/ヒゲヅラマンボウ/ポセイドンズ・シュージ

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