吉本新喜劇に初のファンクラブ発足! 小学生対象にオンライン交流や保護者サロンも「新たな魅力伝えたい!」

吉本新喜劇に5月5日(水・祝)、62年の歴史で初のファンクラブが発足します! その名も、こどもファンクラブ『すんの会!(仮)』。小学生を対象に、保護者とともに触れ合い、体験できる、“笑ってコケる新喜劇”の新たな魅力を伝える場となります。それに先立つ4月2日(金)に開かれたオンライン発表会見では、座長のすっちー、酒井藍、リーダーの吉田裕、諸見里大介が出席し、ファンクラブの概要や特典の数々、楽しみ方などを賑やかに紹介しました。

出典: FANY マガジン
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「小学校で何が流行ってるか教えて」

「吉本新喜劇は特にお子さまからの人気が高く、新たな魅力を伝えたいという思いから、62年の歴史で初めてのファンクラブを立ち上げることになりました」

会見ではまず、進行役を務める吉田がファンクラブ発足の経緯を話します。新喜劇のこの新しい取り組みは、子どもたちの未来を明るく照らし、楽しく、笑顔になれる“あたたかいファンクラブ”を目指しています。

出典: FANY マガジン
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小学1~6年生が対象のこのファンクラブには、2つのコースが設けられ、それぞれ盛りだくさんの特典が用意されています。

Aコースでは毎週末、オンラインファンミーティングで座員たちと交流できるほか、公演の先行予約や会員限定ブログなどの特典付き。酒井は、ファンミーティングは一方通行のコミュニケーションではなく、「小学校で何が流行っているのかを教えてもらい、それを新喜劇に取り入れたい」と、早くも子どもたちとの“情報交換”を楽しみにしている様子です。

出典: FANY マガジン
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Bコースはそれらに加え、座員たちがそれぞれの特技をレクチャーするオリジナル動画の配信や、保護者たちが座員と「子どもたちを楽しませるためにどうすればいいか?」といった話題で意見交換できる「こどもファンクラブ親サロン」が開設されます。さらに吉本新喜劇無料観賞券プレゼントや、抽選で参加できるバックステージツアーなど豪華特典もスタンバイ。

「親サロン」は、子どもや保護者が抱える悩みや問題を解決するきっかけになれば、という思いから立ち上げられる特別企画です。自身も父親であるすっちーは、「(子どもが)言うことをまったく聞かない。おもちゃを出したら出しっぱなし。ごはんをパッパと食べない。こういうのって、同じ悩みを持ってる親御さんも多いと思う」と指摘したうえで、「こうやったら早く片づけるんちゃうの?とか、笑いを交えてゲームっぽくしたら食べるんちゃうの?とか、意見交換できると思う」とサロンの活用に期待を寄せました。

出典: FANY マガジン
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一方で「すんの会」という、吉田のギャグ「乳首ドリル」のセリフ「ドリルすんのかいせんのかい」そのままのネーミングには、一同から大ブーイングが。すっちーがアクリル板越しに乳首ドリルをお見舞いするなど大騒ぎになりましたが、吉田によると、これはまだ仮の名称とのこと。今後、改めて会員からの公募で正式名称を決める予定だそうです。

出典: FANY マガジン
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すっちー「みんなで家電を分解したい」

会見では、ファンクラブ企画のヒントになればと、4人が子ども時代の思い出をトークする場面も。

すっちーは、「(子どものころ)水の中で花火をしたらどうなるんやろうとか、実験的なことが好きやった。何かが起こるのもいいが、何も起こらない実験もいい」と、子どもたちの好奇心を刺激する企画をプレゼン。小学時代、後ろ向きに走るのが苦手で、転んで脳震とうを起こしたことがあるという酒井は、「ぜひ、みんなと一緒に後ろ走りを」とリベンジ企画を出します。

沖縄出身の諸見里は子どものころ、冒険映画さながらに洞窟に入ったり、潮干狩りをしたりして遊んでいたそうで、「コロナが明けて、みんなで外に出られるようになったら、ボクが隊長になって自然の中を探検したい」と提案しました。

出典: FANY マガジン
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質疑応答タイムでは、記者から「会員にレクチャーできる特技は?」と問われたメンバーたちが、それぞれアピール。

芸人になる前に自動車整備士をしていたすっちーは、メカに自信ありとのことで「捨てられてたような家電をみんなで分解するとかやってみたい」とやる気満々。

一方、絵が得意な酒井は「一緒にみんなの顔、家族の顔を描けたら。ただ、なぜか私が描く絵は“悪意あるな”と言われて、気分を害されるので……」と笑わせます。

出典: FANY マガジン
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諸見里は趣味の釣りに加えて、インターネットに関する知識もかなりのもののようで、「年配の芸人さんのトラブルシューティングを担当していて、いまのところ、(島田)一の介師匠、大木こだまひびき師匠は僕の顧客」と胸を張ります。

最後に吉田が語ったのは、「大きい声を出すことが多いので、子どもたちと大きい声を出していきたい」という謎の抱負。「なにそれ!?」と総ツッコミを受け、笑いのなかで会見は終了しました。

ファンクラブ概要

吉本新喜劇こどもファンクラブ『すんの会!(仮)』
開設:5月5日(水・祝)
応募:5月1日(土)~
対象:小学1年生〜6年生

詳細は『吉本新喜劇こどもファンクラブ』の公式サイトから。

【Aコース(全国に向けたオンライン企画)】
月額:550円(税込)
1)ファンミーティング
毎週末に吉本新喜劇座員と会員で行うファンミーティング(約40分の予定)です。事前に募集した質問に座員が答えたり、オンライン上(チャット)で座員とコミュニケーションを取っていただきます。
2)会員限定ブログ
月1〜2回、吉本新喜劇の劇場公演情報やイベント情報、吉本新喜劇の裏話など、オモシロ情報・オフショット等を会員限定でお届けします。
3)ファンクラブオリジナル会員証
入会1年目はデジタル会員証を発行。2年目からは1年ごとにこどもファンクラブオリジナル会員証をお手元にお届けします。
4)チケット先行予約
吉本新喜劇関連の劇場やファンクラブが指定するイベントのチケット先行予約ができます。

【Bコース(関西圏在住の方に向けたオフライン+オンライン企画)】
月額:1,650円(税込)
※A コースの内容に加えて以下の特別企画がラインナップされます。
1)劇場無料招待券プレゼント
ファンクラブ入会継続特典として、大阪・なんばグランド花月、京都・よしもと祇園花月で利用できる無料招待券 (1 人分)をプレゼント。12カ月継続された方に限ります。 2年目以降も12カ月継続して会員になった方へ劇場無料招待券をプレゼント。
2)吉本新喜劇座員考案オリジナル動画配信
親子で楽しめる吉本新喜劇座員考案オリジナル動画を毎月(随時)配信します。
3)親サロン
月1〜2回、吉本新喜劇座員と会員保護者が行うファンミーティング(約1時間の予定)。保護者たちが日ごろ抱えるさまざまな悩みなどを解決に向けて、みんなで話し合う場となります。
4)オプション企画「吉本新喜劇バックステージツアーinなんばグランド花月」
Bコース会員を対象に、こどもファンクラブ公式サイトの応募フォームからお申込みいただいた方のなかから抽選で、吉本新喜劇やなんばグランド花月を身近に感じて、体験してもらうツアーを開催。 毎月1回、週末の土曜日と日曜日に実施予定となります。
<ツアー内容>
例1)1日支配人体験(お客様のお出迎え)
例2)劇場進行スタッフ体験
例3)なんばグランド花月バックステージツアー
例4)吉本新喜劇座員との記念撮影
※ツアー内容は新型コロナウイルスの状況に応じて内容が変更になる場合があります。ご了承下さい。