“勘違い”がきっかけに…アキラ・コンチネンタル、元JKT48ディアスタとの結婚秘話を激白

“住みますアジア芸人”としてインドネシアに住み、人気テレビ番組『Asia’s Got Talent(アジアズ・ゴット・タレント)』の『ゴールデンブザー』を受賞した経歴を持つアキラ・コンチネンタル・フィーバー。そんなアキラは2019年7月、かつてJKT48に所属し、アイドルグループ・少女コンプレックスの元リーダーでもあるディアスタ・プリスワリニとの結婚を発表しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

今回ファニマガでは、インドネシアにいるアキラ夫婦にリモートインタビューを実施。それぞれ芸人とアイドルである2人がどのようにして交際に至ったのか、なれそめやお互いの活動についてたっぷりと聞いてきました。

勘違いから始まった恋?

――2人のなれそめを教えてください。

アキラ「共通の仕事がバリでありまして、空いた時間に少女コンプレックスのみんなが“ビーチに行きたい”って言ったんです。マネージャー陣は忙しいということで、芸人5人が彼女たちのセキュリティーとしてついて行くことになりました。移動のタクシーが別々だったので、はぐれた時のことを考えてメンバーにLINEを聞いたんですけど、その子がディアスタのLINEを教えてきたんです。そこで少し勘違いしまして……(笑)。

他にも海でたまたま2人きりになった時に、彼女が転んで僕が起こしたことがきっかけで話すようになったり、僕が次の日別の仕事でいなくなった時に、彼女が“アキラさん今日いないの?”って聞いていたって後で教えてもらったり……。そんなことが重なって、さらに勘違いして(笑)。バリの仕事のあと、LINEのやりとりをして食事に行った感じです。ディアスタは、その時は何も思っていなかったらしいんですけどね」

――ディアスタさんは、恋心みたいなものはなかったんですね。

ディアスタ「そうですね。(海で起こしてもらったときに)“キュン”とはきたけど、付き合うつもりはなかったですね(笑)」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――“付き合いたい”と思うようになったのはどのタイミングなんですか?

ディアスタ「LINEのやりとりをたくさんして、食事をして、そこからだんだん……」

――惹かれた部分はどんなところですか?

ディアスタ「優しくて面白くて、毎日いても飽きないところです」

アキラ「すごくおだやかで優しくてピュアで、その反面リーダーシップもあるところです。バリで話していたときも、明るくポジティブで、“居心地の良い子だな”って思いました。3回くらいデートをした後、なけなしのお金でブローチを買って、真剣に告白したら“あぁそうですか”で終わっちゃったんですよ。帰り際にもう1回確かめたら“いいと思いますよ”って(笑)」

――印象的なデート場所は?

アキラ「付き合うきかっけとなったバリ島ですね。付き合ってからも何度か行きましたし、新婚旅行もバリ島にしました」

――プロポーズはどんな言葉ですか? 

アキラ「2018年にディアスタが吉本坂46のオーディションで最終選考まで残って日本に行ったんですよ。これで、もし合格すれば僕はインドネシアにいる、ディアスタは日本で活動する……ということで、意識していた結婚は遠のくだろうなって思ったんです。

でも結局落ちて、インドネシアに帰ってきたんです。その翌日に、ディアスタのおばあさまが亡くなって……前々からディアスタのお母さんから“結婚はいつするんだ?”と言われていたのもあって、お葬式でおばあさまを埋葬中に、“結婚しようか”という雰囲気になりました。タイミング的にはそのあたりです」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――2019年7月に結婚されましたが、夫婦生活を続ける中でお互いに感じた魅力は?

アキラ「料理が上手なところです。インドネシア料理に飽きてしまっていたんですけど、ディアスタが料理アプリや本を駆使して日本食を作ってくれるんですよ。僕のために栄養管理もしてくれて、病気もほとんどしなくなりました。あと、僕がスベって帰ってきたときに“大丈夫だよ~”って励ましてくれます」

ディアスタ「私が疲れているとき、掃除を手伝ってくれるし、水道が壊れたときも直せるし……家の管理が上手です。あと、毎日笑わせてくれて楽しいです」

アキラを立ち直らせたディアスタの言葉

――続いてアキラさんにお聞きします。そもそも、“住みますアジア芸人”になったきっかけは?

アキラ「2011年にデビューしまして、日本で4年間活動していく中で、テレビに出られることもあったんですけど、このまま日本で活動していても“売れないな”って感じたんですよ。そこで募集していた“住みますアジア芸人”にエントリーしました」

――滞在場所のインドネシアはどのようにして決められたんですか?

アキラ「インドネシアはバドミントンが国技なのですが、僕もバドミントンで都大会への出場経験があって、シャトルを使ったマジックを披露したら“決まり!”といった感じで決定しました」

――インドネシアに降り立ってみて、驚いたことは?

アキラ「飛行機から見る景色は、高層ビルもあって都会的だと思ったんですけど、いざ降りてみるとそれは一部分だけで、貧富の差にびっくりしました。渋滞大国で、スモッグで空が曇っていて、街並みも明かりが少なく、“どうなっちゃうんだろう?”って思ったのが最初の感想です」

――『Asia’s Got Talent』の『ゴールデンブザー』受賞をきっかけに、お仕事が増えたとお聞きしました。

アキラ「ディアスタと付き合って3か月くらいのときに、まだ仕事もなくて、なかなかうまくいかなくて落ち込んでいたんですよ。僕が“もう無理かも”ってこぼしたら、ディアスタが泣きながら“お前日本に帰れ!”って怒鳴ってきまして……。

そこから心を入れ替えて頑張ろうって思ったんです。その次の日に『Asia’s Got Talent』の存在を知って、エントリー漏れをしていたんですけど、当日受付やオーディションをやらせてもらいました。そこで、大爆笑をとって合格できました」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――ディアスタさんの支えも大きいんですね。

アキラ「そうですね。『Asia’s Got Talent』の本戦に出たときも英語用のパフォーマンスのアドバイスをしてくれたり、セミファイナルでは人が入る大きなボックスを使ってパフォーマンスしたんですけど、建築士の免許を持っている彼女がボックスの図面案を書いてくれて、それをイギリスにいる番組ディレクターに送ってくれたりしました」

――ちなみにディアスタさんは社長令嬢だそうですね。アキラさんから見ても驚かれる感じですか?

アキラ「なぜかお父さまの会社に社会科見学へ行きまして、東京ドーム4、5個分の土地をカートで回ったことがあります。結婚式の費用も100万円ほど貯めたんですけど、ご両親が一人娘だからと1,000万円ほど準備してくださって、高級ホテルで結婚できました」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――立ち会い出産をしたとのことですが、その感動を教えてください。

アキラ「ご両親のすすめで良い病院には入院できたんですけど、健康に生まれてきてくれるかとても不安でした。僕らが慌てふためく中、ディアスタが一番どっしりしていて“根性座っているな”って思いましたね。いざ生まれた時は、ディアスタと僕とで大号泣しました」

――現在、クラウドファンディングで『住みますアジア教室』プロジェクトを進行中とお聞きしました。概要や魅力を教えてください。

アキラ「簡単に言えば、日本にアジアの情報を届ける形になっています。メディアでは発信できない、リアルでディープな部分を伝えたいですね。インドネシア人と結婚する際にはいろんなハードルがあって、僕はそれを乗り越えて結婚していますので、ぜひお伝えできたらなと思います」

――今後の夢を教えてください。

アキラ「実は新型コロナウイルスがなければ、中国やヨーロッパにパフォーマンスをしに行く予定だったんですよ。日本から出るまでは、“世界にチャレンジなんて……”と思っていたんですけど、(これまで)オランダやルーマニアでパフォーマンスをしていく中で、大口を叩くようですが、世界が狭く感じるようになりました。だからもっともっと大きなチャレンジをして、“世界のアキラ”になりたいです」

2人の目標は日本での活躍!

――ディアスタさんは、かつてJKT48としても活躍されていました。アイドルを目指したきっかけは?

ディアスタ「昔からモーニング娘。とか48グループなど、日本のアイドルが大好きで、オーディションを受けました」

――JKT48時代に『NHK紅白歌合戦(以下、紅白)』(NHK)で日本にいらしたことがあるそうですね。日本の印象はいかがですか?

ディアスタ「昔から日本のアニメやアイドルが大好きで、小学生のときから日本に行きたくて……(日本に行けた時は)嬉しかったです」

――『紅白』に出られたのも嬉しかったのでは?

ディアスタ「感動しましたね。DVDで『紅白』をよく観ていたので、憧れていた番組に出られて緊張はしましたが、嬉しかったです」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――少女コンプレックスではリーダーとして活動されていました。一番の思い出は?

ディアスタ「2017年に日本の『沖縄国際映画祭』でパフォーマンスをした際に、雨が強くてテントの下で行なったんですけど、(それでも)楽しくて嬉しかったです」

――今後の目標や夢はありますか?

ディアスタ「これからもう一度、タレント活動にチャレンジしたいです」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――最後にお二人から、ファンや日本の方へ向けてメッセージをお願いします。

ディアスタ「アイドルの時代から応援してくださった方、これから応援してくださる方、私とアキラさんと子どもをこれからもよろしくお願いします!」

アキラ「最近、かまいたちの濱家さんが、僕の目を開くギャグをマネしてくれたり、日本の番組に出たらアイドルグループ・Snow Manさんがギャグをマネてくれたり、ありがたいことが起こっています。インドネシアで活躍している勇気ある吉本芸人が、いつか逆輸入で日本をあっと驚かせたいと思っています!」

アキラ・コンチネンタル・フィーバー SNS情報

Twitter:https://twitter.com/akira0092
Instagram:https://www.instagram.com/official_akira7/?hl=ja
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC89oQf1AmTkLZi3IBN9O9OA

ディアスタ・プリスワリニ SNS情報

Twitter:https://twitter.com/diastapr

『住みますアジア教室』

詳細はコチラから!