女と男・市川が市川町の市川ハウスでまつりを開催! トークからワークショップ、グルメも楽しい「市川ハウスまつり」

11月19日（土）、兵庫県市川町で開催されたのが「市川ハウスまつり」。女と男（ワダちゃん、市川）を始め、吉本芸人が参加し、特設ステージでのイベント、そしてワークショップなどを実施。つめかけた町内外の人たちで大いに盛り上がりました。

女と男の2人は2017年にコンビとして市川町のふるさとPR大使に就任。それをきっかけに、2021年には市川が町内の空き家だった民家を購入。さらに2022年1月には吉本興業と市川町が地域活性化に向けた連携協定も締結しました。今回のイベントは、市川が購入した民家「市川ハウス」で初めて開催されるもの。クラウドファンディングで改装などを進めてきた「市川ハウス」の敷地内で、マコト（span!）、TKデリバリー、ガオ〜ちゃん、井尻貫太郎（ジュリエッタ）らが参加し、ワークショップなどを行ったほか、キッチンカーなどの飲食コーナー、物販ブースも出展されました。

なお、吉本興業グループでは、47都道府県の住みます芸人を中心に、全国の自治体、企業・団体など、地域の人たちと力を合わせて、地域活性化や地域課題の解決に取り組んでいます。2022年3月に開局したBSよしもとは地方創生をコンセプトに地域の活性化や課題解決、さらには番組からの起業を目指すプログラムを発信していて、このプロジェクトもBSよしもと「チーキーズ a GoGo！」番組内のコーナー「住みます！やります！がんばります！」でもご紹介しております。

快晴の下、市川ハウスの初イベントがスタート

会場となった「市川ハウス」までは、駐車場が設けられた「リフレッシュパーク市川」から15分おきにシャトルバスが運行します。午前10時のオープニング前に、ワークショップの受付が始まると、子どもたちが次々と来場。イベントが始まる前には、午前10時30分からスタートするワダちゃんの「消しゴムはんこ教室」が定員になるなど、賑わいを見せます。

イベントがスタートし、市川、ワダちゃんがステージに現れると、会場からは拍手が。2人は会場に挨拶したあと、「天気がよくてよかった！」と安堵の表情。市川はステージ裏の山もすべて市川ハウスの敷地であることを明かしますが、「頂上がどこかわらかないので遭難しないでください」と笑いを誘います。

そして、参加する芸人たちを呼び込むと、各自が自己紹介。続いてスペシャルゲストとして紹介されたのが「昨年吉本興業をやめた（市川談）」、ガゼル西口。持ちギャグ「すっういー」を披露して盛り上げます。マコトからは折り紙教室を行うこと、ガオ〜ちゃんからは縁日を出していることなども伝えられました。

それから、3種類あるワダちゃんデザインの市川ハウスまつりステッカーをイベント中にプレゼントすることも告知。さらに2月5日（日）に市川町ライブを行うこと、そのチケットも販売していることを伝えると、購入してくれた人には井上小公造のスクープを耳打ちすることも約束しました。

続いて市川町の藤原茂副町長の挨拶へ。市川ハウスについて、「お笑いの拠点を作って市川町を盛り上げてやろうということで取り組んでもらっている、市川町としては非常にありがたい」と感謝。そして町と女と男の関わりについても説明。2017年に町の祭りのMCをたまたま担当した2人に、PR大使を急遽打診したところ快諾、現在に至ること、そしてまちづくり共同プロジェクトの提携を吉本興業と行ったことにも触れると、今日1日楽しんでもらいたいとアピールしました。

ワダちゃん、マコトのワークショップも実施

市川による「市川ハウスまつりスタートンッ！」でイベントがスタート。ガオ〜ちゃんの縁日で、スーパーボウルすくいやわなげなどに加えて行われていたのがギャグくじびき。来場者がくじ引きをし、そこに書かれたお題のギャグをガオ〜ちゃんが披露していきます。次々と繰り出されるギャグに周りからは笑いや拍手が起こっていました。

市川ハウス内では、ワダちゃんによる「消しゴムはんこ教室」、span!マコトの「折り紙教室」が行われました。はんこ作り教室では、まずワダちゃんがはんこの作り方について説明してから作業がスタート。作業に彫刻刀を使っていることもあって、ワダちゃんは「手、気をつけてね！」と注意したり、一生懸命な子どもたちに「いい感じ！」「ゆっくりでいいよ」と声をかけていきます。

かわいい作品ができると、参加者から拍手が起こるシーンも。そしていよいよ消しゴムはんこが完成。参加者は白い台紙やポストカードに自作のはんこを押して、その出来栄えを確認、それぞれが個性的な作品を作り上げていました。ラストはワダちゃん作の「女と男」はんこを押したポストカードをプレゼント。参加者たちはワダちゃんと記念撮影を行うなど、イベントを満喫していました。

マコトの「折り紙教室」は、まずマコトが折り紙講師の資格を持っていること、そして全国でワークショップを行っていることを伝え、教室がスタート。マコトが色紙を手に、折り方を伝えつつ、まずヨットを完成させると、そこに各自が絵を描きます。そこからもマコトがわかりやすく丁寧に折り方を伝え、参加者たちが次々と折り紙を作成。子どもたちには、マコトがマンツーマンで折り方を教えるシーンも。

割り箸を組み合わせて完成させる折り紙のあとは、色紙に絵を描いて塗り絵。そしてなんとその絵を細かに破るように指示したかと思うと、それをパズルにして遊ぶなど、色紙を使った様々な楽しみ方がレクチャーされました。最後にはマコトが自身のYouTubeチャンネルを紹介したあと、参加者全員で記念撮影を行いました。

ステージではゲームやトーク、じゃんけん大会も！

ステージ上では様々なイベントを実施。ガゼル西口の「すっうぃ〜」ゲームでは、来場者がステージで対決するなど大盛り上がり。優勝者には豪華賞品も渡されていました。じゃんけん大会では「じゃんけん、トンッ！」のお約束のボケで盛り上げたほか、優勝者にサイン色紙などを贈呈。さらに参加した子どもたちにはオリジナルステッカーもプレゼントされていました。

「市川町クイズ」では、参加芸人たちに市川町を知ってもらおうと、様々なクイズを出題。しかしクイズのスタート前、市川から悲しいお知らせ、とある発表が。なんとワンマンライブのチケットが1枚も売れていないことを明かすと、「買ってくださいよ！」とお願いしていました。クイズでは「市川の本名は？」、「町長の出身大学は？」、「今日のイベントが行われているのは？」などの質問に芸人たちがフリップを使ってボケ続け、会場を笑わせました。

飲食ブースでは市川の食レポ＆ロケ風景も披露

ステージ上では飲食ブースの紹介も実施。各ブースのスタッフがおすすめ商品をアピールすると、試食した芸人たちは口々に「うまい！」「めちゃくちゃおいしい！」と絶賛です。飲食コーナーでは、市川町商工会青年部が、地元グルメの「ひね焼き」やソーセージなどを販売していたほか、地元で人気のアイスクリーム店も出店。ほかにも姫路名物のえきそばや関西シウマイ弁当、カレーやコロッケ、みたらし団子なども販売されていました。

そしてよしもとグッズコーナーではよしもとおみやげも並ぶなど、飲食、物販ブースとも大賑わい。市川は会場を周り、撮影にも気軽に応じます。さらに実際に各ブースへ足を運び、それぞれの逸品に舌鼓を打つひと幕も。テレビでお馴染みのロケ＆食レポを披露すると、会場は笑いに包まれました。

そして午後からはスペシャルゲストとして、今年からWリーグに初参戦する、姫路を本拠地に活動しているプロの女子バスケットボールチーム「姫路イーグレッツ」の選手たちがステージへ。試合のスケジュールを告知したほか、市川らとトークを展開。選手たちは名前と背番号、ポジション、意気込みをアピールしたほか、市川からふられた「好きな俳優は？」「行ってみたい国は？」「好きな食べ物は？」などの質問にも回答。会場からは拍手と笑いが起こっていました。