THE W新女王の天才ピアニスト、リベンジ優勝の次は「賞レース“全ナメ”したい」

日本でいちばん面白い女性芸人を決める『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』(日本テレビ系)は、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)が悲願の優勝を果たし、6代目女王に輝きました。12月10日(土)の大会終了直後の会見で「100点の状態でできた」と語った2人。「優勝」だけを目指して毎月、単独ライブを開催してきた努力が実を結びました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

2年間毎月の単独ライブが自信に

史上最多735組のエントリーの中から勝ち上がったファイナリスト12組での激戦を制し、昨年の準優勝から見事にリベンジを果たした天才ピアニストの2人。竹内は、現在の胸中と相方への想いについてこう述べました。

「今年1年は、ここ(THE W)に向けてやってきたんで、めちゃくちゃ嬉しいですし、優勝は気持ちいいです! (ますみについては)毎月単独ライブってそうとうしんどいことなのに、それに文句を言わず、ずっと一緒にやってきてくれてありがたいなと思います」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

一方のますみも、喜びを爆発させます。

「全国ネットで2本ネタができたのがほんまに嬉しくて……。特に最終決戦のネタは、準決勝でミスがあって消化不良の部分があったので、ぜったいベストパフォーマンスでやりたい思いがありました。それを100点の状態でできたのでよかったです。いま、優勝した気持ちと消化不良のもやもやした気持ちがスッキリ晴れて嬉しいです。相方の竹内さんは……天才です!」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

2020年大会では、決勝のリザーブ(補欠要員)として待機だけで辛酸を舐め、昨年は一歩及ばず準優勝。大阪を中心に活動している2人は、その悔しい思いから単独ライブを2年間、毎月開催してきました。

決勝でのネタ選びについて竹内は「ウケもそうですし、去年は出順がトップバッターで競り負けているので、当たり負けしない2本を選びました」と語ります。そして、「毎月やっているのに、毎回来てくださるファンの方もいるし、賞レース直前は、このネタばっかりやるんですよ。それでも毎回来てくださる……。その方たちに育てていただいたネタだと思います」と支えてくれてファンに感謝しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「教師の両親」と「看護師長」へ感謝

賞金1000万円の使いみちは、2人が所属する大阪・よしもと漫才劇場のコント衣装を買い替える費用にあてたいと口をそろえます。また、副賞として獲得した日テレ人気番組の出演権について、竹内は『踊る!さんま御殿!!』に出たいと前のめり。一方、ますみは『ぐるぐるナインティナイン』をチョイス。「ずっと見ていましたし、(ゴチ企画で)おカネを払わずに食べられる番組ってあそこくらいじゃないですか。いやらしい目で見させてもらっています!」とやる気十分です。

優勝を果たした天才ピアニストの次なる目標を聞かれると、「とにかく目標まみれ」と言うますみ。「出られる賞レースは“全ナメ”したい」と意気込みますが、すかさず竹内から「“総ナメ”ね」とツッコミが。仕切り直して、ますみがこう意気込みます。

「関西の賞レース、『M-1グランプリ』、『キングオブコント』もぜんぶ獲るつもり。“トロフィーな女性”を目指します」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

また、優勝の喜びを伝えたい相手を聞かれた竹内は、教師をしている両親を挙げました。

「真面目に育てたのに、こんな形になってしまって(笑)。ひとつ結果が出たことと、『芸人になるのを許してくれてありがとう』と伝えたいです」

一方、元看護師のますみは、当時の看護師長へ感謝の気持ちを伝えます。「主任」という役職まで手が届いていた時期に芸人になったという彼女は「(看護師長が)応援してくれたからこそ、いまがある」と語りました。


新女王の天才ピアニストとファイナリスト、そして昨年の女王オダウエダが大集合する『女芸人No.1決定戦 THE W 2022 アフターパーティー』が、12月25日(日)に東京・有楽町よみうりホールで開催されます。

FANYチケット(会場)はこちらから。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ