明石家さんまがプロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が、モロッコで5月6日~11日にかけて開催されたメクネス国際アニメーション映画祭の長編アニメーション国際コンペティション部門にて《観客賞》《ジュニア審査員賞》のW受賞の快挙を達成しました。
肉子ちゃんの活躍は世界中へ
明石家さんまが直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』。
『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務め、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃が手がけた漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディです。
今回の受賞を受けて、映画祭に出席した渡辺歩監督から喜びのコメントが届いています。
渡辺歩監督 コメント
「モロッコの皆さんに映画をみていただけた事に感動しております。更には賞までいただけるなんて!(しかもふたつも!)驚きと感激の気持ちで心が一杯です! スクリーンを見つめる皆さんの瞳の輝きはモロッコの太陽のように眩しく、笑い声は風戦ぐ木々の葉音のように爽やかで。アニメーションへの情熱に溢れた映画祭の熱気に、この映画を作ることができた喜びを改めて感じました! メクネス映画祭の歴史の一部になれてとても嬉しいです! ありがとうございました!」
本作品は現在、台湾国内にて、さらに6月2日からは北米、6月8日からはフランスでも劇場公開が決定しており、肉子ちゃんの活躍は世界中に拡がっています。
あらすじ
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされます。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れます……!
作品概要
映画『漁港の肉子ちゃん』
企画・プロデュース:明石家さんま
出演:大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、中村育二、石井いづみ、山西惇、八十田勇一、下野紘、マツコ・デラックス、吉岡里帆
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
美術監督:木村真二
脚本: 大島里美
音楽:村松崇継
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」 作詞・作曲:吉田拓郎 編曲:武部聡志 サウンドプロデュース:GReeeeN (よしもとミュージック)
エンディングテーマ:GReeeeN「たけてん」(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社
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