マヂラブ野田の初マッチョイベントにマッチョ芸人大集結! 予想の5倍盛り上がって「目指せ武道館!」

どうも。芸人ライターのデニス・松下宣夫です。
今回は、吉本興業のマッチョ芸人が大集結したイベント「クリスタルジム ファン感謝デー 〜笑って鍛えて、みんなでPump it up!〜Supported by SAVAS」が、2月21日(火)に新宿・歌舞伎町のWARP新宿で開催されたので、その様子をお送りします。このイベントは、マヂカルラブリー・野田クリスタルさんの発案で立ち上げたトレーニングジム「クリスタルジム」のオープン1年半を記念して行われました。私も、こちらのイベントに参加してきたので、楽屋風景やイベントのウラ側などもお伝えできたらと思います。

出典: FANY マガジン
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クリスタルジムでパーソナルトレーナーを務めるマッチョ芸人たちが一堂に会するこのイベント。実は私、デニス・松下も「20年間、ジムに通っているのにガリガリ」というイジられエピソードの「20年間ジムに通っている」という部分だけが評価され、クリスタルジムで日本一ガリガリのパーソナルトレーナーとして活動しています。

初開催のマッチョイベントの全貌

新宿WARPで行われた今回のイベントの企画は3つ。

①マッチョファッションショー
②クリスタルボディコンテスト
③デッドリフトコンテスト

ひとつずつ会場の様子を含めてお伝えします。

出典: FANY マガジン
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【マッチョファッションショー】

マッチョファッションショーでは、提供いただいたお洒落なトレーニングウェアと芸人持ち込みの私服を披露します。芸人兼プロレスラーの渡瀬瑞基が、黒ブリーフにニーパット、チャンピオンベルトを巻いたプロレスラー姿で現れると、会場は大盛り上がり。

各芸人が思い思いの私服を披露するなか、会場がいちばん盛り上がったのは、提供されたジャケットのセットアップスタイル姿で登場したインポッシブル(えいじ、ひるちゃん)のおふたりでした。

会場の盛り上がりとは裏腹に、楽屋に戻って来たインポッシブルのおふたりは「なんにもボケずにカッコつけて出ただけなのに……」と、不満げな様子でした。

出典: FANY マガジン
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【クリスタルボディコンテスト】

一般的なボディビルやフィジークでは、身体の仕上がりやポージングの上手さが評価されますが、クリスタルボディコンテストの評価基準は「身体のキレ×笑い」。

笑い、と言われたら、なにかやるのが芸人。予選はブロックごとに全員が登壇し、一斉に10秒間アピール! なので、言葉ではなく、見た目でわかるボケを仕込むのに芸人は必死でした。

実はこの日、芸人たちはみんな大荷物で楽屋入りしていました。

Aブロックの歩子(ぽこ)さんがストッキング芸でスターウォーズのC3PO姿で登場すると、会場からはどよめきが。Bブロックのいぬ・太田隆司は背中に、参議院議員で格闘家の須藤元気と同じナスカ絵のタトゥーを貼ってアピール。

出典: FANY マガジン
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なかでも大掛かりな仕込みをしていたのが、同じくBブロックの西村ヒロチョ。身体を布に包んで登場すると、内側からハープを取り出して演奏します――が、あえなく予選敗退。楽屋に戻ると「バックミュージックが大きくて演奏が聴こえなかった……」と、落ち込んだ様子でした。完全なる凡ミスです。

そして、Cブロックには私、デニス・松下が登場。

Cブロックは予選出場者が全員芸人だったので、事前にみんなで打ち合わせを。待ち時間の10秒以内に服が脱ぎきれず、ふくらはぎだけ見せるという団体芸を披露しました。

2回目は足だけ見せる、3回目は腕だけ見せる、という打ち合わせをしていたのですが、3回目でスカイサーキット・松本勇馬がいきなり全裸で筋肉をアピール。松本は爆笑をさらってCブロックを通過、そしてそのままの勢いで優勝してしまいました。

出典: FANY マガジン
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「身体だけなら負けてたけど、笑いが加味されたおかげで勝てました。そして、Cブロックの皆さんには申し訳ないことをしました」と笑顔で謝罪します。

たぶん、なんにも反省していませんが、まわりを蹴落としてでも前に出る芸人の姿勢は、クリスタルボディ優勝にふさわしいのかも知れません。

【デッドリフトコンテスト】

こちらは呼んで字の如く、誰がいちばん重いバーベルを上げられるかを競うものです。ただ、体重がバラバラなので自分の体重との比率で勝者を決めます。たとえば、体重50キロで100キロのバーベルを上げた場合は100÷50=2ポイントとなります。

予選が始まると観客席は熱気と歓声に包まれました。そして、満を持して発案者の野田クリスタルさんが登場します。全員が見守るなか、デッドリフトに成功すると観客席からは、この日いちばんの大きな拍手が巻き起こりました。

出典: FANY マガジン
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決勝に進んだのは、野田クリスタルさん、にしだっくす、かけおち・青木マッチョの3人。

白熱した接戦を制したのは、重量250キロ(体重87キロ)を挙げた青木マッチョでした。ザバスのプロテイン1年分が贈られると、「本当におカネがないので、商品のプロテインが本当に嬉しい!」と喜びを爆発させます。そして、大盛況のままイベントは幕を閉じました。

出典: FANY マガジン
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お笑いはスベるけど筋肉は裏切らない

イベント終了後に、出演者たちの囲み取材がありました。

――イベントを終えて、どうでしたか?

野田クリスタル デッドリフトコンテストが予想の5倍ぐらいら盛り上がったので、またやりたいです。

――またやりたいと?

野田クリスタル 年に1回と言わず、2~3回はやっていきたいです。

――次はどこでやりたいですか?

レイザーラモンHG 夢は大きく武道や!

野田クリスタル 武道館でやれたら最高です。

出典: FANY マガジン
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――皆さんがマッチョでよかったことはありますか?

ペナルティ・ワッキー 僕の場合、元マッチョ芸人。いまはぜんぜん鍛えてないのに、こういうイベントに呼ばれてます。なので一度、鍛えたらずっと恩恵に預かれることですね。

野田クリスタル 筋肉は裏切らないことです。やったぶん、自分に返ってくる。お笑いは違います。徹夜で作ったネタが平気でスベりますからね。なので、筋肉は裏切らないところがいいと思います。

青木マッチョ こうやって優勝させてもらって、プロテインまでもらえたことです。

野田クリスタル 青木マッチョは1回、体調崩して体重がかなり減ってしまってて。なのに、プロテインを買うおカネがなくて困ってたから、今回の優勝はかなり嬉しいはず。(なかやま)きんに君さんが吉本を去ったいま(2021年末に独立)、青木マッチョが吉本のマッチョ芸人枠を担ってってくれよ。

青木マッチョ ……はい。

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新企画「完全ニセマッチョ」って!?

改めて楽屋で、野田クリスタルさんにインタビューをさせていただきました。

――今回やったもの以外に考えている企画はありますか?

完全ニセマッチョ企画。

――「完全ニセマッチョ」ってなんですか??

身体にマジックとかで線を書いて、完全にニセのマッチョになって仕上がりを競い合う。リアルに仕上げるのもいいし、コミカルに仕上げるのも面白そうかなって。

出典: FANY マガジン
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――なるほど、マッチョとお笑いの融合ですね。

マッチョって、むかしは浮いてる存在というか、少し女性からも敬遠されてたイメージがあった。けど、いまはだいぶ受け入れられてきたと思う。お笑いを通じて、さらにいろんな人に身体を鍛える楽しさを感じてもらえたら嬉しいかな。

――受け入れられてきたのは、なかやまきんに君さんらいろんなマッチョ芸人の先輩たちのおかげですね。

そう。だから、そのありがたさを感じながら、僕たち世代で「マッチョとお笑いの融合」でできる新たな可能性を探していきたいかな。

――なるほど。目指すゴールはどこですか?

(レイザーラモン)HGさんが言ってたように、目指せ武道館! イベントが大きくなっていったら嬉しいね。

出典: FANY マガジン
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――最後に、いま記事を読んでいる皆さんにメッセージを。

クリスタルジムでは、芸人たちがパーソナルトレーナーとして楽しくトレーニングをしています。ただ鍛えたいだけじゃなく、楽しく笑いながらトレーニングしたい! という人はぜひ一度、クリスタルジムでしか味わえないトレーニングを体感しに来てください。そして、クリスタルジムでは今後もイベントを予定しているので、ぜひとも興奮を味わいに足を運んでみてください。


クリスタルジムの公式サイトはこちらから。

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