三ツ星「かんだ」神田氏が「面白い革命が起きている」とうなったイタリアンとは!? CHEF-1グランプリ準決勝

次世代のスター料理人を発掘するシェフNo.1決定戦『ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2023』の準決勝が、10月20日(金)にABCテレビ・テレビ朝日系列(一部地域を除く)で放送されました。MCを南海キャンディーズ・山里亮太が務め、さや香(新山、石井)がスペシャルサポーターとして出演。8人の料理人が激しい戦いを繰り広げ、4人が10月22日(日)に放送される決勝戦に進みました。

出典: FANY マガジン
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8つのジャンルから勝ち残った料理人が激突!

この大会は、ABCテレビと吉本興業がタッグを組み、「食」を通じて地域を盛り上げることを目的として開催されています。プロ・アマ問わず40歳未満の料理人たちが、次世代のスター料理人を目指して料理バトルで激突! 今年は461人がエントリーし、フレンチ、日本料理、イタリアンなど8つのジャンルの各予選を勝ち抜いた代表8人が、この日の準決勝に進みました。

3回目となった今年の統一テーマは「料理に革命を起こせ」です。己の創造力と発想力によって生み出された「いままでの常識を覆す料理」で、食べる人の感動を巻き起こすことが求められます。

準決勝の審査員は、16年連続ミシュラン三つ星の神田裕行さん(和食「日本料理 かんだ」)、同じく16年連続ミシュラン三つ星の関谷健一朗さん(フレンチ「ガストロノミー “ジョエル・ロブション”」総料理長)、ミシュラン一つ星の田村亮介さん(中国料理「慈華」)、イタリア版ミシュランで日本人初の星を獲得した堀江純一郎さん(イタリアン「リストランテ・イ・ルンガ」)の4人です。

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“新感覚そば飯”はイニエスタ!?

準決勝は4人ずつのブロックに分かれて2試合行い、各ブロックから2人が決勝に進出します。準決勝第1試合のテーマは「和牛料理に革命を起こせ!」。

「フードクリエイター」ジャンル代表の丸山千里さん(神奈川県、TETOTETO)は、予選でも披露した口中調味(こうちゅうちょうみ)で勝負に挑みます。バニラを使った斬新な手法に、堀江審査員は「牛肉の脂身とバニラの香り。これはなかなか思いつかない」とコメントしました。

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ミンチにした肉を和牛で巻くという手法で勝負したのは、「韓国&アジア料理」ジャンル代表の十文字淳さん(神奈川県、イスラエル大使館)。神田審査員は「このビジュアルが、すでに革命ですね」と称賛しましたが、味については「お肉が痩せてしまった」と評しました。

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「スパニッシュ&中南米料理」ジャンル代表の清水和博さん(兵庫県、エチョラ)は、地元である神戸のご当地グルメ・そば飯を、スペイン料理に落とし込んだ1品を提供。試食したスペシャルサポーターのさや香・新山は「美味しい! スペインと神戸のコラボ。やってることイニエスタ」と“ウマい”コメント。

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過去2大会連続で準優勝に輝いた「ジャンルレス」ジャンル代表の山下泰史さん(福岡県、TTOAHISU)は、丁寧にじっくり焼いた肉をドライアイスで冷製仕立てにしました。関谷審査員は、使用したよもぎソースについて、それだけで味わうと「エグかった」と話しますが、「一緒に食べたらすごく美味しくて、まさにマジック」と驚きます。

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接戦の末、1位がジャンルレスの山下さん、そして2位でフードクリエイター代表の丸山さんが決勝に駒を進めました。

料理が“吉本の宝”を救う!?

準決勝第2試合のテーマは「卵とご飯の料理に革命を起こせ!」です。

「イタリアン」ジャンル代表の久保貴さん(愛媛県、松山モノリス)は、おこげの入った卵スープを、お米のペーストと卵白を合わせたメレンゲで閉じ込めた1品。神田審査員は“カプチーノ”と表現しつつ、「面白い革命が起きている」と評価しました。

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「中国料理」ジャンル代表の當山翔太さん(沖縄県、ロワジールホテル那覇)は、たまごのカラを炒める斬新な調理を見せて審査員を驚かせます。見た目も美しいものができあがったものの、ミスが発覚。なんとかリカバリーしましたが、田村審査員は「逆にそれ(ミス)がよかった」と言いつつ、厳しい指摘も出ました。

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「フレンチ」ジャンル代表の根本郁哉さん(東京都、ガストロノミー“ジョエル・ロブション”)は、ツナマヨネーズを使った“タイ風おにぎり”を作りました。「握ってはいないですけど、1皿の中でおにぎりになる」という不思議な料理。根本さんが働く店の総料理長でもある関谷審査員は、一定の評価をしつつ、「もうちょっと頑張るか!」と声をかけました。

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月明かりに照らされた白牡丹をイメージした料理を作ったのは、「日本料理」ジャンル代表の猪口真弥さん(愛知県、料亭か茂免)。試食したさや香・石井は「めっちゃ繊細! たぶん、オレの舌では取りこぼしてる味いっぱいあるわ」と驚きの表情を浮かべました。

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第2試合は、審査の結果、イタリアンの久保さんが1位、フレンチの根本さんが2位で決勝に進みました。

準決勝を終えて、さや香・新山は「美味しい料理を(相方と)2人で食べたら、えらいもんでちょっと仲良くなりました」と話します。さや香の2人はコンビ仲が悪いことで有名だけに、MCの山里は、料理人たちに「吉本の宝をひとつ、救っていただきありがとうございます!」と冗談交じりに感謝しました。

出典: FANY マガジン
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いよいよ今年のNo.1シェフが決まる『ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2023』の決勝戦は、10月22日(日)18:00からABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネットで放送されます。

番組公式サイトはこちらから。

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