人気芸人たちが川崎市の親子スポーツイベントで奮闘! 「ダンソン」ブーム再燃のバンビーノが200人を“ニーブラ”!?

子どもたちが楽しく参加できるイベント「川崎市スポーツフェスタ2024 ～お笑い芸人と一緒にスポーツを楽しもう！～」が、10月14日（月・祝）に開催されました。会場となった川崎市の等々力緑地には、“スポーツ大好き芸人”として、ガリットチュウ（熊谷茶、福島善成）、大西ライオン、バンビーノ（藤田ユウキ、石山タオル）、ZAZY、しんや、キャベツ確認中（しまぞうZ、キャプテン★ザコ）らが登場。 “おじさん芸人”であることをついつい忘れ、青い空とまだまだ強い日差しの下、子どもたちと全力でスポーツを楽しみました。

プロチームが子どもたちに指導

オープニングでは、MCのキクチウソツカナイ。が芸人たちと登場。ガリットチュウ・福島が大リーガーの大谷翔平、キャベツ確認中・しまぞうZがテニスプレイヤーの錦織圭のものまねを披露すると、バンビーノは持ちギャクの“ダンソン”で子どもたちを盛り上げ、大西ライオンが全力で「心配ないさ～」を披露して会場を大いに沸かせます。

会場内では、野球やサッカーなど12競技の「スポーツ体験教室」が開かれました。

緑地内の等々力球場で開催された野球教室では、プロ野球・横浜DeNAベイスターズのOB講師陣指導のもと、ピッチングやバッティングの練習、親子でのキャッチボールなど、さまざまな練習法で楽しく野球を学びました。

サッカー教室で指導したのは、Jリーグ・川崎フロンターレのコーチ陣。練習試合には、バンビーノ、ZAZY、しんやも飛び入り参加しました。お約束のピンクの舞台衣装で臨んだZAZYは、超厚底ブーツが仇となってゴールチャンスを何度も逃します。最終的に子どもたちのチームが芸人チームに勝利しました。

とどろきアリーナで行われたバスケットボール教室には、Bリーグ・川崎ブレイブサンダーズが協力。ドリブルや親子でのパス練習など、優しく丁寧に指導しました。

パラスポーツ体験教室も実施

体を動かすことの楽しさを知ることができる「スポーツ体験ブース」では、“チャレンジラグビー”や“ダブルダッチ”などの種目が用意されていました。

「跳ぶ、走る、渡る、くぐる」といったさまざまな運動要素の入ったコースを走り、タイムを競う“忍者タイムアタック”には、ガリットチュウと大西ライオンが参戦。子どもたちの俊敏な動きのなかで、おじさん芸人の鈍さが目立ちましたが、最後は互いにタイムをたたえ合う微笑ましい姿が見られました。

また、“芸人とPK対決！”では、サッカー芸人のゲルマニウム・齊藤達也がゴールキーパーを務め、ゴールを狙うたくさんの子どもたちと対決しました。

“パラスポーツ体験”では、車いすバスケットボールやブラインドサッカーなど6種目を実施。車いすバスケには、齋藤祐介選手、佐藤太一選手に加え、バンビーノ、ZAZY、しんやも参加しました。競技用車いすを駆使し、鬼ごっこも楽しみながら、参加者たちとパラスポーツの世界を体験。競技用車いすを鹿（バンビーノ・藤田）が巧みに操るというシュールな光景が見られたのも、このイベントならでは（？）です。

年齢や性別を問わない「だれもが楽しめるスポーツ体験ブース」は5種目が用意されました。

「笑ぅスポーツ」は、その名の通り“笑って楽しめる”スポーツプロジェクトで、専修大学の学生を中心に、ラグビー芸人のしんやも協力して考案された新しいスポーツです。

今回は「バスビー」と「ターゲットスロー」の2種目を実施。「バスビー」は、バスケットボールとラグビーを合体させたスポーツで、ドリブルでボールを運び、規定のラインから先はボールを持ってゴールを目指します。ユニフォーム姿の学生たちもルールなどをレクチャーしながら参加し、いっしょに試合を楽しみました。

チーム全員がボールに触れてから相手コートに返さなくてはいけない「ふうせんバレーボール」では、子どもたちがピンクと白のたくさんの風船をポンポンと跳ね上げて楽しみます。

また、「スポーツステージ」では、チアリーディングやダブルダッチ、BMX、ブレイキンのスペシャリストたちが、鮮やかな技を次々と披露。客席からは大きな拍手と歓声が沸きました。

ラグビーが盛り上がって「うれしんや！」

イベントでは、体を動かすスポーツ体験のほかにも、地震体験ブースやオリジナルスポーツポスターづくりなどの「体験ワークショップ」も実施。

バルーンアートを得意とするキャベツ確認中・キャプテン★ザコが講師となって開催したワークショップでは、ハロウィンに先駆けて風船で“かぼちゃのリュック”を作りました。相方のしまぞうZがサポートするなか、参加者たちは親子で協力してバルーンアートに挑戦。かぼちゃの部分にマジックで好きな顔を書き、バラエティに富んだ作品が完成しました。