吉本興業所属の芸人を対象とした日本一早い賞レース『100×100』が1月1日(水)に、YouTube「吉本興業チャンネル」にて生配信。
関西で活動する芸歴15年目、コンビ歴6年の牛ぺぺ（おねえちゃん、ゆたか）が優勝し、賞金100万円を手にしました。
豪華審査員が登場！
1回戦100秒・準決勝200秒・決勝戦300秒と、100秒刻みにネタ時間が変わる本賞レース。初開催された昨年は、イチゴの優勝で幕を閉じました。
今年、予選を勝ち上がったのは、『UNDER5 AWARD 2024』王者の清川雄司、『R-1グランプリ2024』ファイナリストの真輝志、『キングオブコント』2年連続ファイナリストの隣人など、実力派芸人40組。1回戦は、予選順位のもとにブロック分けし、5組1ブロックの計8ブロックで戦います(審査員投票で勝者を決定)。
そんな芸人たちを審査するのは、お～い！久馬（ザ･プラン9）、椿鬼奴、田村裕（麒麟）、『R-1ぐらんぷり2009』王者の中山功太、『THE SECOND』初代王者の林健（ギャロップ）の5名。MCは徳井健太（平成ノブシコブシ）と日下怜奈、中継MCはバイク川崎バイク（東京会場）と、爆ノ介（ザ･プラン9／大阪会場）が務めました。
もうちょっとハマると思ってた…！
大激戦となった1回戦を勝ち上がったのは、ツートライブ、隣人、牛ペペ、ライムギ、小森園ひろし、シマッシュレコード、今井らいぱち、三戸キャップの8組です。さらにディフェンディングチャンピオンのイチゴが、敗者復活（視聴者投票）によって準決勝進出を決めました。
準決勝からは、100点満点での点数によるジャッジに。ネタ披露後の審査の結果、1位・牛ペペ（460点）、2位・今井らいぱち（456点）、3位・イチゴ（455点）が決勝へとコマを進めました。
林が惜しくも敗退したライムギに厳しい審査をしつつも「面白くない人には絶対に出ないボケもあって、ベース“面白い人や”というのは皆さんに伝わっていると思う」と称賛したり、ネタの点数が伸びなかった際、隣人の2人が「もうちょっとハマると思っていました〜！」と本音を述べて笑いを誘ったりと、ネタ以外も大盛り上がりに。
また、準決勝進出者の中から1組に贈られる「FANY賞」には、イチゴが選ばれ、2人には「stand.fm冠番組実施権」が贈呈されました。
視聴者投票によって選ばれたため、徳井から「前に会ったとき『僕ら人気ないですよ』と言っていたけど、人気あるじゃん」と声をかけられたイクトは「……もう僕らがEXITさんです！」と返答。木原が「そんなわけねーよ」とツッコミを入れ、笑いを誘っていました。
冠番組ゲットも「コンプラチェックだけ…」
決勝は、今井がギャンブル性の高いネタで3位（449点）、イチゴが『M-1グランプリ』の予選動画で話題を集めた漫才で2位（456点）に。
そして、472点を獲得した牛ペペの決勝ネタを見た中山が「(決勝3組は)みなさんが自分たちのルールの中で面白いことをやろうとしたと思うんですけど、その中でもお客さんや審査員に完璧に伝わっていたのが牛ペペじゃないかなと思うんですよ。意味が分からへんルールですけど、きっちり伝わっていました。むちゃくちゃ面白かったです」とコメントしたように、牛ペペは1回戦、準決勝、決勝ともにオリジナリティーあふれるネタと切り口の漫才で審査員を唸らせ、見事王者となりました。
牛ペペには、番組から優勝賞金100万円と「BSよしもと冠番組実施権」が贈呈されました。
しかし、これまでのトークの中で“危ない発言をしがちだ”ということが発覚した彼ら。徳井たちから番組実施について懸念の声があると「始まる前にコンプラチェックだけお願いします」とゆたか。おねえちゃんも「まだ良し悪しが分からないんですよ」と述べて笑いを起こします。
また、賞金の使い道については、ゆたかが「相方が洗剤を買うお金がなくて、いつも柔軟剤だけで洗濯をしているんですよ。生臭いんですけど、風が吹いたときだけフローラルな香りがする状態なので、相方に賞金で洗剤と柔軟剤を買ってあげたいです」と語り、笑いを誘っていました。
芸人たちの珠玉のネタが見られる『100×100』の模様は、Youtube「吉本興業チャンネル」にてアーカイブ配信中です。
「日本一早い賞レース『100×100』」公式サイトはこちらから。
