子どもの笑顔が弾ける! K-POPダンス、新喜劇、漫才のワークショップで子どもたちがエンタメを体験

9月17日(土)、18日(日)の2日間にわたって行われた『LIVE STAND 22-23 OSAKA』の会場の一つ、COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールでは、ラフ&ピース マザー、CANVAS、よしもと放課後クラブより、芸人と一緒に楽しく学べる子どものための様々なワークショップが実施されました。こどもの“好き! ”がきっと見つかる、遊んで学べる企画が盛りだくさん。

ラフ&ピース マザーは「遊びと学び」をコンセプトに様々なコンテンツを制作し、ムービー知育アプリ、オンライン教室などを展開する教育プラットフォームで、CANVASはワークショップを中心にプロダクト開発・まちづくり・教材政策・ミュージアムプロデュースなど「こどもたちの活動の場」を提供しています。そして「よしもと放課後クラブ」は10月に開設される小学生~高校生を対象に、放課後の時間を利用してお笑いやダンスなどのエンタメを楽しく学ぶことができるクラブ活動です。エンターテインメントの世界で活躍したいという子どもたちの“夢”の実現を応援していく今回の取り組みでは、「K-POPダンス」「漫才」「新喜劇」を学ぶワークショップが開催。たくさんの子どもたちが参加しました。

本格的K-POPダンスで“魅せる” を学ぶ

9月17日(土)11時からは「K-POPダンス教室」 が行われました。プロダンサーを輩出し続けるダンススタジオ「gpSTUDIO」のharukaが講師を務め、3歳から中学生まで13人がレッスンに参加。女性コンビ、紫式部(廣瀬琴美・山下ほまり)も参加者と一緒にレッスンに挑戦します。

まずは、簡単なストレッチをしてしっかりと身体をほぐしていきます。しなやかな動きを表現するK-POPダンスには、身体の柔軟性が大事。全身をしっかりのばすことでケガのないように準備をします。

次はK-POPの課題曲にあわせて、振り付けを覚えていきます。ステージ上の先生を鏡のように正面から見て、真似をしながら動きをチェック。パートごとに細かく何度も振りを確認しながら、むずかしいターンやステップも難なく習得していく子どもたち。見守る親御さんからも拍手が起こります。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最後に1曲を通して、1時間のレッスンを終えると、MCのspan! が登場し、覚えたばかりのダンスを披露する発表会が行われました。緊張のあまり、振りを忘れてしまう子どももいましたが、保護者が見守る中、最後まで踊りきった子どもたちに大きな拍手が送られました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

1時間で覚えたとは思えない素晴らしいダンスにMCのspan! も「すごい! 」とビックリ! 「みんな振りを覚えるのが早くて、わたしのほうが焦ってしまいました(笑)」とharuka先生は、ダンスの魅力について「身体ひとつで表現できるところ。ひとりひとりの個性をのばすことができます」と語ってくれました。参加した子どもたちは、ダンス経験者も初心者もそれぞれに「楽しかった! 」と笑顔をみせていました。

現役の新喜劇座員と一緒におなじみのギャグに挑戦!

9月18日(日)12時30分からは「吉本新喜劇教室」が行われました。事前に決められた配役に沿ってみんなで新喜劇を仕上げていくというワークショップに、小学生~高校生まで17人の子どもたちが参加しました。

講師は長年にわたってNSC(吉本総合芸能学院)で若手芸人を育ててきた構成作家の大工富明。新喜劇の現役座員、大島和久、重谷ほたるも講師をサポートします。新喜劇の題目は「うどん屋は変な客ばかりで大騒ぎ2022」。保護者が見守る中、まずは舞台上で立ち稽古を。大島和久がリードしながら、台本片手に立ち位置や動き、セリフを確認していきます。

稽古中も椅子からコケる動きが気に入った子どもたちは、楽しそうに何度もコケまくります。大島は「青タンできてへん?ようこけてくれるねえ! (笑)」と元気な子どもたちの姿に思わず笑顔。

稽古中から完全に間寛平になりきっている強者もいます。稽古中から、島田珠代の「パンティーテックス」のギャグを全力で披露した少女には、大きな拍手が送られました。すっちー&吉田裕の「乳首ドリル」も本番さながらのテンションで大盛り上がりとなりました。最初はステージ上で緊張していた子どもたちも、次第に慣れてきて堂々と演技ができるようになっていきます。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最後に通し稽古でおさらいをしたら本番です。「台本がなくてもできるよっていう人! 」と聞くと「はーい! 」とみんなから元気いっぱいの返事が。吉本新喜劇のテーマ曲が「ほんわかぱっぱ~」とながれ、いよいよ開演! 本番中は稽古にはないアドリブもたくさんとびだし、末成映薫、酒井藍、森田まりこなどのおなじみのギャグ満載の新喜劇は大爆笑となりました。 終演後、大工氏は「みんなが楽しそうにやってくれてとても良かったです。おうちでも新喜劇の真似をしてくれているのかな? うれしいですね」とコメント。「楽しくてステージから降りたくない」という様子の子どもたちの姿が印象的でした。

参加者が即興のコンビを結成して漫才を披露! 

9月18日(日)14時30分からは「漫才体験教室」が行われました。構成作家の藤田曜が講師を務め、即興のコンビで穴埋め台本をもとに、ボケ、ツッコミを考えて漫才をつくる・演じる体験ができるワークショップです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

MCは例えば炎(タキノ ルイ・田上)。ヘンダーソン(子安裕樹・中村フー)もサポートにかけつけました。まずはボケの部分が空白になった漫才台本が配られ、藤田氏がネタの流れや「相手の意見を否定しない」などネタつくりのポイントを解説します。ボケのヒントを出す藤田氏に「そんなに言ったらボケなくならないですか」と子安が心配し、笑いを誘っていました。

次に例えば炎のふたりが台本にそった漫才を披露。イメージをふくらませます。事前に組んで参加したコンビや近くのお友達に声をかけた即興コンビなど、全7組のコンビがそれぞれネタづくりを開始。1組につき1人の若手芸人がサポートします。ネタ作りの途中から「楽しみになってきたー! 」とボケがどんどん浮かぶ子、ネタつくりに苦戦する子などさまざま。若手芸人がジェスチャーを交えながら上手に誘導し、子どもたちの主体的なアイデアを導いていきます。

「お客さんに聞こえるように、大きな声でハッキリと喋ることが一番大事」と中村がアドバイス。立ち稽古をしながらネタあわせをする姿は本物の漫才師のようです。 そして、舞台にサンパチマイクがセットされ、前半、後半ブロックにわかれてネタを披露。堂々としたトップバッターをつとめた男女コンビ、お姉ちゃんが弟にセリフのタイミングを合図した仲良し姉弟コンビなどが熱演しました。

本番後、「ネタをつくるのが楽しかった」「最初は恥ずかしかったけど、やっているうちに楽しくなってきた」「本番は大きな声がでてよかった」など子どもたちからさまざまな感想がとびだしました。ボロボロになった台本を見て、「練習量が見える漫才でした」とヘンダーソンのふたりも感動した様子。プロも驚く漫才を披露した子どもたちに大きな拍手が送られました。

いよいよ『LIVE STAND 22-23』のラストを飾る福岡公演は2023年1月14日(土)、15日(月)、マリンメッセ福岡A館で開催されます。ぜひお楽しみに。

『LIVE STAND 22-23』公式HPはこちら

よしもと放課後クラブは、吉本興業が運営する子供たちが放課後の時間を利用して楽しめるイベントやエンタメスクールのクラブ活動。放課後の小中高生の皆さんに安心して身を置けるスペースや仲間との交流、さらにエンターテインメントでの夢の実現を応援します。
2022年10月から「K-POPダンスクラブ」と「よしもとお笑いクラブ」の2つのクラブ活動が本格スタート。
エンターテイメントに興味がある方やダンスやお笑いが好きな小中高生の皆さん!ぜひご参加ください!

よしもと放課後クラブの入会方法
●会員登録:無料
※各種イベントやクラブ活動によって、別途参加費が発生します。

● 登録方法:
よしもと放課後クラブ公式㏋より入会
https://www.yoshimoto-houkago-club.com/

● 対象年齢 / 性別:
小学1年生~高校3年生 / 性別不問

●よしもとアカデミー 
【MAIL】 yoshimoto.houkagoclub@yoshimoto.co.jp
大阪(難波):よしもとアカデミー大阪校(難波千日前)
※東京(池袋)・沖縄(那覇):2023年4月開校予定


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