オダウエダ植田「2メートルのナメクジを見た」はホントの話!? 人気芸人7人のダマし合いバトル『ウソカマジカ』配信開始

円卓を囲んでエピソードトークをしている7人の芸人たち。しかしそのうち1人は、ウソのエピソードを話している……。そのウソをついている芸人を話し合いによって探り、選ばれた人が脱落していく“心理戦トークバラエティ”、それが1月23日（火）からNTTドコモの映像配信メディア「Lemino」で独占配信がスタートするオリジナル番組『ウソカマジカ』です。今回は、ゲームに参戦したオダウエダ・植田紫帆、しずる・KAƵMA、みなみかわに戦いの感想と、番組にちなんで、それぞれがいままでついた「ウソ」について語ってもらいました。

『ウソカマジカ』は、プレイヤーである芸人7人がテーマに沿って奇想天外なエピソードトークを繰り広げるなかで、“ウソエピソード”を話している1人は誰か――を探り合うトーク×心理戦の大型トークバラエティです。

MCとして、プレイヤーのトークを引き出すのはケンドーコバヤシ。今回、プレイヤーとして参加した和牛・水田信二、とろサーモン・久保田かずのぶ、しずる・KAƵMA、ビスケットブラザーズ・原田泰雅、オダウエダ・植田紫帆、みなみかわ、ランジャタイ・国崎和也という一筋縄ではいかない7人が、ダマし合いのトークバトルを繰り広げました。

【オダウエダ・植田】
「相方がいちばん騙しやすい！」

──『ウソカマジカ』の収録を終えて、どうでしたか？

（プレイヤーが）「ウソ」「マジ」のカードを引いた瞬間にウソとマジ、どっちの話をするかが決まるので、要は直前までネタが決まってないのと同じなんですよね。だから、カードを引く瞬間は独特な緊張感がありました。いつもならふざけているような先輩たち、ふだんから面白いウソばっかり話している先輩たちがみんなマジな顔をしていて。その表情が見応えありました。

──いままで植田さんがついた大きなウソと小さなウソを教えてください。

大きなウソは、相方の小田（結希）に、大学卒業してないのに卒業したと言ってたことですかね。最初は「卒業したん？」と聞かれて「した」と言っただけの小さなウソだったんですけど、引くに引けなくなって。小田が卒業祝いまでしてくれちゃって、大きなウソになってしまいました。
小さなウソは、出番直前に小田に「トイレ行ってくる」と言って、実際にはトイレに行かずレイザーラモンRGさんとしゃべっちゃったことですかね。

──大きなウソも、小さなウソも、小田さんが相手？

やっぱり相方がいちばんダマしやすいんで。

──今回の収録に臨むにあたって、戦略は考えていましたか？

私は自分の体験した話が「ホンマかそれ？」と信じてもらえないことが多いんですよ。だから、そのウソみたいな真実の話をすることで惑わせる、という戦略に出ました。でも、ふつうの話をすると、「お前がふつうの話をするはずがない」とかもあって。そういうふだんの人間性とかキャラクター含めて見られるのが面白かったですね。

──番組で話していない、ウソだと思われた真実の話をひとつ教えてください。

大学のとき、2メートルのナメクジを見ました。これ、本当なんです。でも、いままで誰も信じてくれないんです！

【みなみかわ】
「ゼロからウソのゴシップをつくった」

──収録を終えて、どうでしたか？

自分のことをしゃべるのと、相手の話を聞くのと、この両方を同じゲームのなかでしないといけないのが大変で、けっこう深みのあるゲームだなと思いました。「勝ちたい」と「芸人としてウケたい」を両立したかったですけど、そうとう難しかったです。メンバーには、KAƵMAや国ちゃんのように仲のいい友だちもいたので楽しかったですね。水田がうまかったですねえ。

──これまでについた「小さなウソ」と「大きなウソ」を教えてください。

小さなウソでいうと、番組なんかで先輩の悪口エピソードを話すときに、少し話を盛っちゃうことがそれになるのかも。安田大サーカスのクロちゃんにちょっと言われたことを「めちゃめちゃ怒られた」とか。
大きなウソはあんまりついたことないですけど、僕はゴシップが好きで。いろんなゴシップを話してきましたけど、一度、さらば青春の光・森田（哲也）とゼロからゴシップをつくったんですよ。森田も僕も、お酒を飲まないんです。だからテンションを上げるために、お酒の代わりにウソを楽しむ感じで。

──どんなゴシップですか？

TKOの木本（武宏）さんと森口博子さんが付き合ってるという、まったくのウソゴシップ。もちろん木本さんにもめちゃくちゃ怒られましたし、森口さんにも申し訳ないことしたんですけど、それをみんながけっこう信じちゃって。大阪の芸人に話したら東京まで届いちゃって。ウソって広まるんですね。

──では、これまでついた「意味のないウソ」は？

親に「芸人になる」とは言わず、ずっと「放送作家になる」と言ってました。別に正直に芸人になると言ってもそんなに反対しなかったと思うんですけど、なんとなく。番組に出たらバレるじゃないですか。それでもしばらくは「作家への足がかりとしてやってるだけ」と言い張ってましたね（笑）。

【しずる・KAƵMA】
「結末は予測できないと思う」

──収録を終えた感想を聞かせてください。

僕、（映画の）『ユージュアル・サスペクツ』とか『セブン』とかが大好きなんですよ。大どんでん返しとか大きい裏切りのある映画が。そんな映画のなかの世界に参加できた感じがあって、光栄でしたね。撮影現場も『男たちの挽歌』みたいな雰囲気があって、観る方にも楽しんでいただけるんじゃないかと思います。

──収録に臨むにあたって、戦略は立てていましたか？

これ、観ていただいた方はびっくりすると思うんですけど、オレなりに戦略があったんですよ、これが（笑）。だから結末は予測できないと思いますね。勝負なんで、たぶんあんまり笑わないほうがいいんですよ。でも、とにかくほかの人の話にずっと笑ってました。「オレも笑ったんだから、オレの話のときも笑えよ」っていうよこしまな気持ちもちょっとあったんですけど、結局、みんなの話が面白くて本気で笑っちゃってましたね。

──KAƵMAさんがこれまでついた「大きなウソ」と「小さなウソ」を教えてください。

小さなウソは、家の電球とかが切れたとき、気づいているのに気づいてないフリをしちゃうことですかね。奥さんに押しつけちゃうっていう。
大きなウソは……。僕、しずる・KAƵMAと名乗らずにやってるYouTubeチャンネルが5個あるんですよ。その5個は公表してるんですけど、実は全部で7個あって。YouTubeチャンネルを、公表せずにあと2個持ってます。ひとつが知恵の輪を解くチャンネルで、もうひとつは宝くじに挑戦するチャンネルです。

──では、本当のことなのにウソだと思われて信じてもらえないことは？

僕、すごい服好きなんですよ。でも、ぜんぜん信じてもらえないです（笑）。