『Warai Mirai Fes 2024~Road to EXPO 2025~』が 5月31日(金)~6月2日(日)の3日間、なんば周辺で開催されております。 本イベントは一般社団法人チーム関西の主催のもと、お笑い・スポーツ・音楽 遊んで学べるワークショップ、シンポジウムなど多彩なプログラムを実施します。 さらに会場では未来を変える17の目標SDGs(読み:エスディージーズ)を様々な形で発信しています。
6月1日(土)18時30分からは、よしもと漫才劇場にて、バッテリィズ(エース、寺家)、カベポスター(永見大吾、浜田順平)、丸亀じゃんご(北村敏輝、安場泰介)の同期3組による『バカ丸ライブ』が開催されました。このイベントは、5年前から続く恒例のユニットライブで、今回で46回目を迎えます。漫才に定評のある3組のネタはもちろん、Warai Mirai Fesの一環として、SDGsの目標をわかりやすく紹介するクイズコーナーで盛り上げました。
オープニングトークでは、「Warai Mirai Fesは何に取り組んでいるんですか?」とエースが進行役の北村に質問。「あんまりそういう質問はしないで…」とたじろぐ北村に反し、ネタに「SDGsを取り入れている」というバッテリィズは、SDGsについて少し知識があるようす。「エースはネタをやるほどに賢くなっていってる」と相方の寺家が明かします。
リサイクルの意義や大切さをクイズで学ぼう
各コンビが漫才を2本ずつ披露し、それぞれが爆笑ネタで会場を沸かせたあとは、『バカ丸ライブ』恒例のクイズコーナーへ。舞台には、学習机のようなカラフルな台が用意されています。「なんばキング」「賃貸キング」など過去に実施したクイズキングの称号が書かれたタスキをつけて挑むメンバー。一度もキングになっていない浜田は「今日こそ!」と気合が入っています。
Warai Mirai Fes 2024では、SDGsの17の目標の12番目、「つくる責任・つかう責任」に基づいて、最小限で必要とされる印刷物は、リサイクル資源を使用しています。イベントでは、MCが持つカンペはiPad、クイズに使用するスケッチブックはホワイトボードを使用するなど環境に配慮。「これをきっかけにみなさんに少しでもSDGsに興味を持ってもらえたら」と北村が呼びかけると、「毎日こうしたらええのに!」とエースも同意します。
今回は、リサイクルに関するさまざまなクイズに挑戦して「リサイクル」キングを決めることに。
第一問は、「資源有効促進利用法」に関する問題です。「資源有効促進利用法」とは、循環型社会を形成していくために必要な「3R」の取り組みを総合的に推進するための法律。「3Rとは、リサイクルとあと2つはなんでしょう?」という少し難しいクイズが出題されました。「リサイ・リサイク・リサイクル」と三段活用のようにしてしまう浜田、「ロコ・ロコモコ・リサイクル」と語感だけで答える永見、「3Rやから…あとふたつは馬単、馬連!」と競馬と勘違いする寺家など、苦戦するメンバーがボケまくる中、「リデュース(ゴミを減らす)・リユース(ものを繰り返し使う)!」と安場が見事正解。1環境(1ポイント)が与えられました。
見事「リサイクル」キングに輝いたのは…?
その後も「気候変動に言及したアーノルド・シュワルツェネッガー氏の名言」に関するクイズや「リサイクル率に大きな影響を与える食品ロスの発生率(日本人一人当たりの年間の食品ロスは約64㎏)」についてのクイズなど、地球環境について考えさせられる問題に大喜利形式で答えていくメンバー。安場とエースが同点で並んだので、最終問題は早押し対決で勝者を決めることに。
最終問題は、一問目にも出てきた「リサイクル」と「リユース」の違いは何でしょう?というクイズ。先に回答したエースは、「リサイクルはみんなが使っていいもの、リユースは自分だけが使うもの」と答え、不正解となりましたが、続く安場は、「リサイクルは、製品の素材を生まれ変わらせて使用すること。リユースは使用済みの製品を繰り返し使用すること!」と答え、またしても大正解!「自転車(サイクル)のことやったらわかったのに!」とごねるエースでしたが、見事安場がリサイクルキングに輝きました。
2054年の未来で活躍している芸人は…?
続いて、20時30分からは、同じくよしもと漫才劇場にて、『DETH~未来で評価されるネタと未来企画の章~』が開催。吉本屈指の企画力を持つピン芸人、シゲカズですが企画する『DETH』は、毎回1つのテーマに絞ったネタとコーナーを行う人気ライブ。シゲカズです、フースーヤ、ツートライブ(たかのり、周平魂)、隣人(中村遊直、橋本市民球場)、ななまがり(森下直人、初瀬悠太)、アイロンヘッド(ナポリ、辻井亮平) 令和喜多みな実・河野、20世紀・しげが出演し、未来の賞レースなら無双すること間違いなしの最強ネタと、「未来」をテーマにしたストーリー性のある企画を届けました。
開場中の薄暗いステージには、令和喜多みな実・河野が板付きでスタンバイしています。劇場に入ってきたお客さんは、手術台のような台に白い衣装で寝ている河野を見て、「何が始まるのだろう」という期待感でザワザワ。
オープニングコント「コールドスリーパー河野~2054年6月1日」は、2024年にコールドスリープで仮死状態となった河野が30年後の2054年に目覚めるところから始まります。目覚めると未来研究所のシゲカズに30年後のお笑い界について質問する河野。シゲカズに「アイロンヘッドはキングオブコント2024年の王者になった」「フースーヤはM-1グランプリ2024年から6連覇した」と聞かされ、驚きを隠せません。
コント中に“未来の人気芸人”として話題となったフースーヤ、ツートライブ、隣人、ななまがり、アイロンヘッドの5組がコントや漫才で爆笑を巻き起こしたあとは、ユニットコント「コールドスリーパー河野~クイズの日」に出演者全員が登場。言ってはいけない事ややってはいけない事が多すぎる2054年には、ストレスをためないように設けられた政府公認のクイズの日なら「何を言ってもいい何をやってもいい」というシゲカズ。そこで、みんなでクイズ大会をやることに。
ツートライブがリユース素材で作った帽子をアピール
出演者全員がステージに登場すると、何やらツートライブのふたりだけ衣装がいつもと違います。「僕らSDGsを推奨しているんで!」と豪語するふたりが被っているカラフルな帽子は、5月18日(土)に大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]で行われたワークショップ「リユース素材でアタマの上にチョーコクしよう!」にて、小学生たちがつくったものだそう。ふたりは、「ごみを再利用して作ったんですよ!」と小学生たちの頑張りをアピール。作品は6月2日(日)18時までNGK横の「LAUGH&PEACE ART GALLERY」にて展示されています。「コーナー中に壊れたらあかんから…」と紹介が終わると帽子を脱いで、袖に片付けるふたりでした。
未来クイズでななまがりが大暴れ!
最初のクイズは、赤いハチマキを巻いたななまがり・初瀬による「言い切る男」クイズ。世の中の正解がないものの答えを言い切るという話題の男です。「男女の友情は成立するか」「未来のななまがりのYouTubeチャンネルの登録数は100万人いっているか」「未来の令和喜多みな実・河野は漫才をできているか」などの問いにキッパリ言い切る様に爆笑が止まらず、なかなか本題のクイズに入りません。
気をとりなおして、2択のお題に対して「言い切る男」の答えを予想するクイズへ。「マイナンバーカードはいるorいらない」では、田中ショータイムが「未来は、マイナンバーカードを普及させるために、国がマイナンバーカードでできることをさらに増やしてると思うからいる!」と熱弁。正解は「いる」とのことでしたが、「何でいるんですか?」とみんなからの質問に、「聞くな!言い切ってるだけだ!」と多くを語らない初瀬が笑わせます。
続いては、ななまがり・森下によるパラレルワールドクイズ。森下によるパラレルワールドの有名人のモノマネを当てるというもの。「松浦亜弥」「ラモス瑠偉」など未来?のパラレルワールドに存在する独自のキャラが暴走し、出演者もお客さんも抱腹絶倒の時間となりました。
最後のショートコントは、「クイズの日が楽しすぎた反動で笑えなくなったアイロンヘッド・辻井を笑わせよう」という内容。シゲカズがパラレルワールドから来た人を呼んで笑わせようという作戦に出て、森下扮する「パラレルワールドから来たいがわゆり蚊」が登場すると一発で崩れ落ちた辻井。独自の世界観と各コンビの爆笑ネタが融合したイベントは終幕となりました。
一般社団法人チーム関西とは、大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し、 参画メンバーが持つリソースを掛け合わせ、さまざまなイベント、プロジェクトを継続的に実施していきます。 また、2025年大阪・関西万博がめざす、2030年を目標達成年次とするSDGsの推進にも積極的に取り組んで参ります。
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