東京から大阪へ人気芸人が殴り込み! 今年の『森ノ宮一日占拠』も東西芸人が大暴走

令和喜多みな実・河野良祐とザ・プラン9の爆ノ介が主催する人気公演『森ノ宮一日占拠2024～年に一度のヤツらが居座る日～』が、12月10日（火）に大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場で開催されました。東京からは囲碁将棋、GAG、トット、すゑひろがりず、ななまがりをはじめとする“大宮界隈”の荒くれ者たちが、そして大阪からはツートライブ、黒帯、金属バット、デルマバンゲ、セルライトスパらが参戦！　劇場を1日ジャックした4公演のうち、東西芸人たちが、まさに血で血を洗う戦いを繰り広げた「本部vs支部〜大阪城の血戦」をレポートします。

1年越しの因縁の対決！

定刻を迎え、舞台に姿を現したのはトット・多田智佑。「本部vs支部〜大阪城の血戦」のナビゲーターを務めます。

まずは、東京で勢力拡大中の本部軍団が登場。

それを迎え討つ大阪支部軍団も姿をみせました。

1年越しの因縁の対決を前に、お互いわちゃわちゃとするメンバーを尻目に、多田によって血戦の火ぶたは容赦なく切って落とされました！

「しりとり床ドンリレー」はレベルの低さで争う？

今回の血戦に用意された企画は「変顔100連発」「アドリブ喧嘩漫才」「『アメとムチ』ラップ」「しりとり床ドンリレー」「フリー音源熱唱バトル」「無限ダンス」など全9つ。各チームのリーダー（本部：GAG・福井＆タモンズ・大波　支部：河野＆爆ノ介）が企画を選び、チームから1〜5人のメンバーを選出します。

最初の戦い「しりとり床ドンリレー」は各チーム3人体制。それぞれが舞台床に設置されたカメラに向かってカメラ目線で床ドンし、会場をキュンとさせる一言を多く放ったチームが勝利、というルールです。

支部からはセルライトスパ・大須賀、パーティーパーティー・ひらかわ、デルマパンゲ・迫田を選出する一方で、本部はリーダーらが「（ななまがり）初瀬1人で十分」「初瀬かける3で行く」と宣言。

企画趣旨がまったく理解できずに床ドンできない迫田や、キメ顔が映し出されるたびに会場をキュンとさせるどころか爆笑させてしまう大須賀を擁する支部チームに不利な展開でしたが、唾が粉雪のように舞う様子がモニターに映し出され、これまた会場を失笑させる初瀬の登場で、優劣つけ難いバトルを繰り広げました。

「変顔100連発」はなぜか仲睦まじい戦いに

2戦目は、「変顔100連発」。本部は、うるとらブギーズ・八木を、支部はツートライブ・たかのりを指名。いずれも変顔に自信のある2人です。舞台カメラに向かって、リズムに合わせて交互に変顔を100回作り、より多く会場の笑いを誘ったほうが勝者となります。

最初はルール通りに変顔を作っていた2人ですが、テンションが上がってくると、ペアで変顔を作り、挙げ句の果てには会場をうろつき、配信カメラにまでちょっかいを出す騒ぎに。仲睦まじく変顔を競う2人を、会場も拍手喝采で応援しました。

セルライトスパ・肥後の熱唱にあえなく白旗

本部vs支部の熱いバトルはまだまだ続きます。

ランダムに流されるフリー音源に合わせて各チーム代表者がアドリブで歌って、踊り、どちらがより会場を沸かせられるかを競う「フリー音源熱唱バトル」は、支部のセルライトスパ・肥後の独壇場に。本部も潔く白旗をあげざるを得ませんでした。

続く「アドリブ喧嘩漫才」では、囲碁将棋・文田と鬼としみちゃむ・しみちゃむが即興とは思えない喧嘩漫才を繰り広げ、会場もメンバーも沸かせます。「『アメとムチ』ラップ」では、GAG・安田が金属バット・友保から“言葉のムチ”を打たれまくって、舞台上も舞台袖も大爆笑。ついには「かわいそう」とリーダーに保護される安田の姿がさらに会場の笑いを誘いました。

パンツ一丁の“危険人物”に照明暗転！

何やら雲行きが怪しくなったのは「無限ダンス」バトルから。ヒートアップしたメンバーがパンツ一丁になって踊り出し、あわやの場面にリーダーが“危険人物”を取り押さえて、照明が暗転する一幕も。

最後の血戦では「QRコードランキング」が行われる予定でしたが、多田の進行を無視して芸人たちが大暴走！　最終バトルも、地上波では絶対に見ることのできない戦いが繰り広げられました。

河野&爆ノ介presents『森ノ宮一日占拠2024～年に一度のヤツらが居座る日～』の4公演の模様は12月17日（火）23:59までオンラインで見逃し視聴ができます（チケット販売は同日正午まで）。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間／プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。

FANYオンラインチケット（配信）はこちらから。