吉本新喜劇の小西武蔵が主宰し、小西と同期のNSC（吉本総合芸能学院）大阪33期生だけが出演する公演『33喜劇EAST』が、1月24日（金）に東京・ルミネtheよしもとで開催されました。初の東京開催となった今回は、コロコロチキチキペッパーズ（西野創人、ナダル）、男性ブランコ（浦井のりひろ、平井まさあき）、マユリカ（阪本、中谷）、ビスケットブラザーズ（原田泰雅、きん）ら豪華メンバーが集結。いつもの新喜劇とは一味違った“小西武蔵流”のステージになりました。
新喜劇で“ナダル・リバース・エボリューション”！？
この公演はこれまで、『33喜劇WEST』として大阪で開催されてきたもの。今回は小西、コロチキ、男ブラ、マユリカ、ビスブラのほか、紅しょうが・稲田美紀やZAZY、ニッポンの社長・ケツ、滝音・秋定遼太郎、今井らいぱち、蟹々々エミ、kento fukaya、スーズ・高見、らぶおじさんが出演しました。
舞台は、花月旅館の前でビスブラ・きんが営む海鮮丼屋台。紅しょうが・稲田が扮する旅館の高校生の娘・美紀を中心にストーリーが展開します。小西は、きんが雇った派遣アルバイトとして登場。この人物のクセが強くて……。
マユリカ・中谷は美樹の同級生・中谷ユリカとして現れると、得意のギャグ「V、I、O！」をお見舞いします！ 続いて、美紀に思いを寄せる同級生役の滝音・秋定、さらにマユリカ・阪本がとんでもない姿で飛び出して客席は爆笑の渦に。
その後、ビスブラ・原田が美紀の父親役で登場すると、あることをきっかけに美紀と体が入れ替わってしまうまさかの展開。
不良役の今井とkentoが登場したシーンでは、いじめられっ子のナダルがなんでも進化させるギャグ「ナダル・リバース・エボリューション」や、音響を使ったボケを連発します。これが小西やビスブラ・きんにも飛び火し、それぞれ“エボリューション”や音ボケに挑戦。最後は舞台袖にいた秋定、蟹々々らも引っ張り出され、ボケの応酬に巻き込まれました。
紅しょうが・稲田「こんなに言い訳が多い新喜劇イヤ！」
男ブラの2人が配達人役で登場すると、モノボケ合戦がスタート。出演者たちが脳をフル回転して笑いを生み出そうとするなか、浦井と平井が強さを見せつけます。
このほか、ケツやZAZYが登場するだけで会場は爆笑に包まれ、主役以外の33期生も次々とインパクトを与えていきます。最後にはホロリとさせるシーンもあり、33期生の絆も垣間見えるファンにはたまらないステージになりました。
終了後、出演者たちが今回のステージを振り返ります。ビスブラ・きんやスーズ・高見が口々に気になったところや、慌てたシーンについてトーク。あまりに多い反省点に、主役を演じきった稲田が「こんなに言い訳が多い新喜劇イヤ！」とバッサリ切る一幕も。
さらに、ZAZYのあるシーンが槍玉に上がったり、男ブラ・浦井が生配信中のチャット欄に書き込まれたコメントを報告したり、最後にはらぶおじさんの渾身のギャグも飛び出すなど、最後まで笑いに包まれた公演となりました。
NSC大阪33期生のここでしか見られないステージ『33喜劇EAST』は、1月31日（金）23:59まで見逃し配信実施中です（チケット販売は同日正午まで）。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間／プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。
FANYオンラインチケット（配信）はこちらから。
