“ピン芸人日本一”を決める『R-1グランプリ2025』（カンテレ・フジテレビ系）が3月8日（土）に開催され、歌ネタで会場を沸かせた23歳の友田オレが、霜降り明星・粗品が保持していた最年少優勝記録を塗りかえて王座に輝きました！ 決勝直後の優勝会見では、大会のMCを務め、憧れの存在だったという粗品への思いを語る一幕も。さらに、大会前のあるハプニングも明かしました。
ファイナルステージでも圧勝の実力
今回の大会は、昨年を上回る5511人がエントリー。決勝に進んだのは、ヒロ・オクムラ、チャンス大城、田津原理音、ハギノリザードマン、ルシファー吉岡、吉住、さや香・新山、友田オレ、マツモトクラブ（ネタ順）の9人でした。
審査員7人（1人持ち点100点）のジャッジによるファーストステージでは、点数の高かった友田（662点）、ハギノ（655点）、田津原（654点）がファイナルステージへと進出。最終的に審査員票で5票を獲得した友田が栄冠を手にしました。
2019年に26歳で優勝した粗品の記録を塗り替え、芸歴3年目の23歳でチャンピオンになるという偉大な記録を打ち立てた友田は、記者の前で心境を問われると「信じられない」と感無量の様子で、こう語りました。
「R-1決勝に挑むにあたって、そこまで最年少は意識していなかったんですけど、オープニングVTRで粗品さんが優勝されたときの映像を見て、そこを上書きしたいな、という思いになりました」
優勝後、粗品が「おめでとう」と声をかけてくれた、と喜びを語りつつ、「中学生、高校生のときから、いちファンとして、粗品さん、霜降り明星さんを視聴者として見ていたので、この場で優勝できたのは信じられないですね」と振り返りました。
「一瞬、顔が曇った」！？
大会前、そんな霜降り明星やファイナリストとともに事前特番の収録も行ったという友田。じつは、こんなプチ事件があったそう。
「マネージャーさん曰く、事前特番の収録中、僕が霜降り明星さんのファンすぎて、１回、『霜降り』って言っちゃったらしくて……。それを、どうすればいいんだろうって（迷っていた）。もし、粗品さんがそれに気づいて何か思っていらっしゃったら恐縮だな、と思っていたんですけど、今日、褒めていただいたんでありがたかったです」
そして「粗品から『霜降り』呼ばわりについて追及されたのか」と問われると、「『一瞬、顔が曇った』という情報だけマネージャーさんからいただいたんですけど、真相はわからないです」と笑いを誘いました。
楽曲制作は２歳からの幼なじみ
友田は早稲田大学出身で、大学時代からお笑いの活動を開始。現在所属する事務所にスカウトされ、プロの芸人になったとのこと。彼の武器である「歌ネタ」を始めたきっかけについては、こう語りました。
「アマチュア時代、ピンでやるにあたって、最初はコントもしていたんですけど、学生お笑いのなかではなるべく目立つこと、派手なことを優先するべきなのかな、という思いと、もともと歌が好きというのもあって、替え歌ネタをたくさんつくりました。いまはオリジナル音源を使った歌ネタをしています」
ネタで使う曲を制作しているのは友田の友人。優勝後、すぐに連絡を取り合ったそうで「幼なじみで、2歳ぐらいからずっと一緒のヤツなんです。そいつに『これからビジネスパートナーになるのだけはやめような』って話しましたね」と笑顔で話しました。
カールスモーキー石井と共演したい！
今後、メディアの仕事が増えることが予想される友田。「共演してみたい人はいますか？」と聞かれると、「石井竜也（カールスモーキー石井）さんです」と即答。「（石井がメインボーカルを務める）米米CLUBが青春というか。ずっと憧れていた方で、雲の上の存在なので、いつかお会いできたら」と夢を語ります。
幼いころにJ-POPのヒットソングメドレーが流れる番組で知って、そこからファンになったそうで、「スターをやり通すところ。カリスマ的なところが好きです」と魅力を語りつつ、「一時期、石井さんの歌い方になっている時期があって……。『お前、それ米米だよ』って友だちに言われて、そこから頑張って修正したくらい本当に好きで、憧れていますね」と、あふれる愛を語りました。
配信概要
R-1グランプリ2025大反省会 23代目王者＆ファイナリスト＆歴代王者が集結！ 赤裸々ぶちまけスペシャル
配信日時：3月8日（土） 配信開始22:00／配信終了予定0:30
配信チケット料金：1,500円
出演：浅越ゴエ、濱田祐太郎、チャンス大城、さや香・新山、田津原理音、街裏ぴんく、マツモトクラブ、ハギノリザードマン、ルシファー吉岡、吉住、友田オレ、ヒロ・オクムラ
配信チケット販売：3月15日（土）12:00まで
見逃し視聴：3月15日（土） 23:59まで
FANY オンラインチケット（配信）はこちらから。
