黒帯・てらうちがプロデュースするおじさん芸人6人組アイドルユニット「漫烈」のイベントが、2月13日(金)に大阪・YES THEATERで開催されました。「漫烈」は、よしもと漫才劇場(マンゲキ)に所属するムダにイケメンのおじさん芸人を召集したユニットで、アイドルグループとしてお客さんを呼んで劇場に貢献することを目指しています。昨年大晦日にデビューシングル「Aー11」を発表し、いよいよ盛り上がりをみせる彼らのイベントの模様を、芸人ライターのわたくし、ポチ・茜チーフがお伝えします!

“推しうちわ”を持ったファンも!
メンバーとメンバーカラーは、以下の通り。
・てち(黒帯・てらうち)・黄色
・のりのん(ツートライブ・たかのり)・緑
・ヒガシティー(ダブルヒガシ・東良介)・ピンク
・さっくん(祇園・櫻井健一朗)・青
・ハマー(カベポスター・浜田順平)・紫
・HERO(デルマパンゲ・広木英介)・赤
年季の入った男前ベテラン芸人がそろっています。
開場時間になると、漫才ステージでセンターに立つマイク「サンパチマイク」型のペンライトを持ったお客さんが続々と入って来ました。なかにはメッセージを書いた自作のうちわを2枚、3枚と持っている方もいて、客席はアイドルのコンサートさながらです。
客席の照明が消え、暗くなるとペンライトが6色に光ってとても綺麗です。

「竹内涼真さんをイメージしました」
MCのアイラブ地球、コウノ・オブ・ザ・イヤーが登場し、「ふだん、お笑いライブでガマンしてるでしょ? 今日はペンライトをガンガン振って、キャーキャー言うて楽しんでください! 内なる感情を解放してください!」と客席を盛り上げます。
「今日はプロのヘアメイクさんがついてます!」と発表すると、客席からは「キャー」と歓声が上がりました。
コウノの「せーの!」の呼びかけで客席からあだ名で呼ばれると、見た目がバシッと決まったメンバーが格好をつけながら1人ずつ登場します。
ふだんのストレートヘアーとは違い、ウエーブヘアーでのりのんが登場したときには、その仕上がりっぷりに「ギャーー!!」と悲鳴に近い歓声が上がっていました。

ハマーは「竹内涼真さんをイメージしました」と顔にほくろを書き足し、いつもの前髪重めのヘアスタイルから“おでこ出し”スタイルに変身したさっくんが登場した際には、歓声に応えるかのように「お待たせしました、さっくんです」と、相方・木﨑太郎のつかみをもじって披露。ハマーが冷たく「みんな、待ってますよ」と反応し、笑いもしっかり忘れません。
6人そろって「俺たち漫烈」と言いながらポーズを取りますが、新人アイドルですし、おじさんなので、あまりそろっていません。

「アーティスト写真を撮ってきました」ということで、漫烈で活動するときのための、漫烈メンバーもまだ見ていないという写真をお披露目することに。ハマーは「もし、言い訳をさせていただけるなら、いろいろ仕事をしたあとのおじさんが24時に撮りました!」と“保険”をかけますが、見事な仕上がりに「おおー」「うわー」と声が上がります。
ここでも、のりのんの段違いの仕上がりっぷりが話題に。ヒガシティーから明かされた、「個人撮影でのりのんを撮っていたときに『うおー!』と言っていたカメラマンさんが、次の俺のときは無言で撮っててショックでした」という撮影エピソードに、会場は爆笑でした。
息はバッチリ、難関ゲームをクリア!
「カブらずに歌いましょう」のコーナーでは、SMAPのSHAKEを6パートに分け、相談なしで1人1パートずつ歌えたら成功で、「漫烈」のデビューシングル「Aー11」が披露できます。全員がうしろを向いた状態から、歌うと決めたパートで振り向いて歌い始めますが……。

挑戦1回目は、1パート目の「プル〜ハッ!」でHERO、のりのん、ハマーの3人がカブって失敗。
2回目は同じく1パート目で、てち、ハマーがカブって失敗。
3回目は1パート目を誰も歌わず失敗。
4回目は1パート目をHEROが歌い、「きょう会わない?ってキミの電話〜」から始まる2パート目でさっくん、てちがカブって失敗。
のりのんから「漫烈での自分のキャラクターやポジションを考えよう!」と整理が入った5回目は、1パート目をHERO、2パート目をさっくんと、ここまではうまくいったものの、「明日は休みだ〜」から始まる3パート目で、てち、ヒガシティーがカブって失敗。まったく歌いきることができません。

9回目にして、
1パート目「プル〜ハッ!」をHERO
2パート目「きょう会わないって〜」をハマー
3パート目「明日は休みだ〜」をのりのん
4パート目「Oh 渋滞のタクシーも〜」をさっくん
5パート目「シェイクシェイク ブギーな〜」をヒガシティー
6パート目「シューシュー星が流れてく〜」をてち
とカブらずに歌いきり、客席は大盛り上がりです。6人は肩を組んで大喜びでした。

初シングルの振り付けはまるでアイドル!
いよいよ「Aー11」の披露となりますが、「練習時間とか短かったんで」と今度は、てちが“保険”をかけ始めます。
「女の子の笑顔のために頑張りましょう。聞いてください、Aー11」と挨拶して歌が始まると、客席はペンライトの6色に光り、手拍子も完璧でノリノリです。歌詞の中の「Aー11」の部分の振り付けはアイドルっぽくてグッとくるものがありました。
無事に終わったところで、ハマーから「のりのんが自分のパートじゃないところもうっすら歌ってた!」と指摘が入ると、のりのんは「自分じゃないところも歌っておかないと、パートを覚えていない」と白状して失笑を買っていました。

推しメン投票最下位のメンバーからクレームが!
事前にSNSでアンケートを取った「推しメン投票結果発表」では、メンバーから「なんでこんなことすんねん!」と声が上がるなか、プロデューサーのてちから「誰が1番人気かわかっておかないと、グッズの制作量とかも変わってくる」と本気の理由が明かされます。
気になる結果は、以下の通り。
1位 ヒガシティー 189票
2位 ハマー 158票
3位 さっくん 81票
4位 てち 74票
5位 のりのん 73票
6位 HERO 36票
6位のHEROは「票が少なすぎる! 最下位イヤやから、花谷さんとかメンバーに入れてくれ!」と、自分より“おじさん”なマイスイートメモリーズ・花谷豊の名前を出していました。

ファンの愛称は「漫烈応援団」、略して「漫団」に
「漫烈のファンネームを決めてほしい」というリクエストコーナーでは、ファンの愛称を決めることに。
「歌詞から取って、スペシャルレディーは?」「烈子ちゃん」「ファイバー」と、ほかのアイドルグループからヒントを得た名前が上がりますが、難航。最終的に「漫烈応援団」、略して「漫団」に決まりました。
最後にもう1回、「Aー11」を披露しますが、「誰か(イベント中の写真から大ブレイクした)橋本環奈みたいになるかもしれない」とのことで撮影可能となり、ペンライトとスマートフォンを両手に持った応援に客席は大忙し! さらにメンバーが客席に下りてファンサービスをし、大歓声のままエンディングへ。

と、ここでプロデュ―サーのてちから重大報告が!
「残念なお知らせがあります。メンバーの半分が東京に行ってしまいます」
のりのん、ハマー、ヒガシティーの3人が4月から東京進出しますが、続けて「漫烈としては引き続き頑張ってもらいます!」と発表されると、客席から拍手と歓声が上がり、大盛り上がりのままイベントは終了しました。
その後、行われたサイン会には、ほぼすべてのお客さまが参加し、メンバーは1時間半にわたってファン対応をし、疲労の色を浮かべつつも喜びのあふれる顔をしていました。

漫烈は、3月20日(金)に行われるダブルアートの動画配信のファンクラブ「12才協会」のイベント「ダブルアートの12才協会企画『全開の日』」にも出演予定! 漫団の皆さんはペンライトを持って応援に行ってください! マンゲキ発のイケメンおじさん芸人アイドル、引き続き要チェックです!
ちなみに、いまのところ私は“箱推し”(全員応援)ですが、ダンスがいちばん上手に見えたハマー寄りかもしれません。
公演概要
■ダブルアートの12才協会企画『全開の日』第一部「真剣音楽祭」
日時:2026年3月20日(金・祝)11:15 開場/12:00 開演/15:00 終演
会場:GORILLA HALL OSAKA
(大阪市住之江区泉1丁目1-82 SPORTS VILLAGE SUMINOE 内)
出演:WART、Runny Noize、ZiDol、ジュースごくごく倶楽部、漫烈、紅しょうが・熊元プロレス、ダブルヒガシ、フースーヤ、蛙亭
■ダブルアートの12才協会企画『全開の日』第二部「過激大祭典」
日時:2026年3月20日(金・祝)17:45 開場/18:30 開演/21:00 終演
会場:GORILLA HALL OSAKA
(大阪市住之江区泉1丁目1-82 SPORTS VILLAGE SUMINOE 内)
出演:ダブルアート、アインシュタイン、ツートライブ、金属バット、ロングコートダディ、ニッポンの社長、セルライトスパ、黒帯、ビスケットブラザーズ、マユリカ、濱田祐太郎、蛙亭 ほか
<チケット情報>
第一部「真剣音楽祭」:スタンディング(整理番号付)前売 8,000円/当日 9,000円
第二部「過激大祭典」 ※18歳未満入場禁止:スタンディング(整理番号付)前売 6,000円/当日 7,000円
第一部/第二部 ※18歳未満入場禁止 通し券:スタンディング(整理番号付)前売 12,000円
