Warai Mirai Fes 2024~Road to EXPO 2025~「LAUGH & PEACE ART GALLERY」で、SDGs関連のワークショップを開催!

『Warai Mirai Fes 2024~Road to EXPO 2025~』が 5月31日(金)~6月2日(日)の3日間、なんば周辺で開催されております。 本イベントは一般社団法人チーム関西の主催のもと、お笑い・スポーツ・音楽 遊んで学べるワークショップ、シンポジウムなど多彩なプログラムを実施します。さらに会場では未来を変える17の目標SDGs(読み:エスディージーズ)を様々な形で発信しています。

6月1日(土)、2日(日)は、「LAUGH & PEACE ART GALLERY」(大阪市中央区)で、さまざまなワークショップが行われました(事前申し込み、参加無料)。また、同時進行で、1階のアートギャラリーでは、アートプランナー・おかけんた主導によるリユース・アート展を開催。チーム関西に関わる企業や大学によるリユース素材を使った作品を制作するワークショップで制作された作品を展示しました(観覧無料)。

出典: FANY マガジン
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漫才師のまるむし商店・磯部と一緒にねんどアニメを体験!

「LAUGH & PEACE ART GALLERY」4階会議室で、「ねんどで遊ぼう!~ねんどでどうがを作るクレイアニメ教室~」が行われました。

まるむし商店・磯部公彦が講師として、粘土を使うアニメーション「クレイアニメ」をレクチャー。粘土でミニチュアの世界を作り、キャラクターをパラパラ漫画のように1コマずつ動かした画像をつなげて動画にしていきます。

今回は簡単にアニメが作れる「ストップモーション」というアプリを使用。まずはアニメ動画について説明すると、参加者は「なるほどー」とうなずき、絵コンテを描いていきます。「アプリの使い方が分かると楽しくできますよ」と磯部。

出典: FANY マガジン
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素材は子供でも安心して使える、お米ねんどなどを使います。磯部は「粘土をよく丸めると、空気が抜け表面がスベスベになります」とポイントを伝えます。参加者は気に入った色の粘土をこね、丸めていきます。粘土が固い場合は水を加えて柔らかくします。磯部は一人ひとりに、アプリの使い方や素材の使い方をサポートし、スマホのアングルなどをアドバイス。作品も、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」を粘土で作りそれを動画にする男性や、猫をモチーフに作成する女性など、様々。

参加者に今回のワークショップの感想を聞くと、「面白かったです。家でもやってみようと思います」や「作るのが好きなので楽しかったです。子供より親が集中しましたが…、新しい分野が開拓されました!」と大満足のようでした。

さてワークショップも終了し、磯部に今回の「Warai Mirai Fes 2024」参加の感想を聞きました。「いろんな方にこのアニメを通じて、ものづくりの面白さを分かってもらいたいです。やったらとても楽しいものですから、機会があればあっちこっちで、ねんどのワークショップをやっていきたいですね。ねんどとスマホがあればどこでも出来るものですからね」。

また、SDGsへの取り組みや心掛けていることについて聞くと、「アニメでは17の作品を作りましたが、できるだけムダなことをしない。ゴミを出さないとか、ごはんを残さず食べる、食べる分だけ持ってくるとかを心掛けています。ムダなことをしないということじゃないですかね」と話してくれました。

出典: FANY マガジン
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ストップ温暖化! 風力発電工作にチャレンジ!

「Panasonic GREEN IMPACTストップ温暖化! カーボンニュートラルで地球を守ろう~風力発電工作に挑戦してみよう!!~」は、吉本新喜劇座員と一緒に温暖化とその解決策カーボンニュートラルについてクイズを交えて楽しく学び、クリーンエネルギーの一種であるオリジナル風力発電機を作るワークショップです。

パナソニックの寺岡宏恵さんが講師を務め、岡田直子(吉本新喜劇)と伊丹祐貴(吉本新喜劇)がサポート役として参加。

まずは、地球温暖化のテーマに2枚の絵の違いを見つける間違い探し(クイズ)に挑戦です。続いて、地球温暖化が進むことによる問題をレクチャー。カーボンニュートラルの取り組みが温暖化を止める鍵になるとのことです。パナソニックグループは2050年に向け、世界の総排出量の1%である3億トン以上のCO2排出量削減を目指しています。そこで、太陽光、風力、水力といった再生可能エネルギーに注目。今回は風力発電にチャレンジします。

出典: FANY マガジン
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参加者全員に風力発電組み立てキットが配られ、台を組み立て、モーターやコネクター、羽根を付けていきます。それを岡田と伊丹が手助け。モーター部に羽根を付け、LED電球をセット。配布された小さい3枚羽根、小さい5枚羽根、大きい3枚羽根の中で、どれが一番よくLED電球が点灯するか実験します。風力発電は羽根が少ない方が安定し、かつ円周が小さい方が速く回るとのこと。したがって今回は、小さい3枚羽根が一番よく回り電気が明るく付きました。みんなが作った風力発電に岡田と伊丹がサインをし、ワークショップは終了しました。

参加者からは、「勉強になりました」、「いろんなことを教えてもらえてとても楽しかった」といった声が聞けました。

今回の「Warai Mirai Fes 2024」参加の感想を聞きました。

寺岡さん「会場がすごく盛り上がっているのがとてもうれしく思いました。大阪がSDGsをテーマに盛り上がり、たくさんの人が集まっているのはうれしいですね」

岡田「吉本のお笑いとパナソニックさんの科学的なことが上手くいくのかなと思っていたんですが、寺岡さんの懐の深さで私たちがガンガン言っていてもスムーズな進行で、私たちよりも笑いもとってました。カーボンニュートラルを学べ、これからは語尾に『カーボンニュートラル』を付けていこうと思いました。お笑いだけやっていたら知ることはなかったです。子供たちと一緒に『へーぇ』となりました」。

伊丹「お笑いをきっかけに地球温暖化やカーボンニュートラル、風力発電などを知る機会になりました。勉強になりました。こういうのをきっかけに教わることは大切ですね。風力発電の羽根が2本のこととか『そうなんや!』と知れたし。うんちく入れながらネタに入れさせてもらいます」

続いて、SDGsへの取り組みや心掛けていることを聞きした。

寺岡さん「ゴミの分別はCO2排出にすごく効果があるといわれていて、カーボンニュートラルを話すようになってから、分別を意識しています。買い物はエコバッグではなくリュックに詰めこんでいます」

岡田「私はエコバッグを活用するようになりました。アニメや漫画が好きで、そのグッズのエコバッグを使っています。推し活とSDGsは繋がっていますね」

伊丹「ラーメン店では割り箸を使わず、お店の普通のお箸を使うようにしています。みんながマネできるので、良いと思います」

出典: FANY マガジン
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着なくなった服たちがミサンガやストラップに変身!

「近畿大学 L.W.W ワークショップ 古着のはぎれからミサンガ(ストラップ)を作ろう!」では、紐状にカットした古着を編み込んでミサンガやストラップを作りました。

実は着なくなった服は、68%が焼却や埋め立てで捨てられます。そんな服たちを今回のワークショップでは、再利用&新たな姿に生まれ変わらせます。

近畿大学 L.W.Wのメンバーが主導のもと、ラニーノーズ(洲崎貴郁、山田健人)もミサンガやストラップを作りにチャレンジ。

古着をカットした紐を2本選び、編んでいきます。編み方を教わり進めていくラニーノーズの2人はとても真剣な表情。山田は2色の水玉模様で1本目を仕上げ、洲崎は青とグレーで可愛く仕上がり大満足です。2人は2本目にも着手し、もうコツを覚えたようで、プロ並みの手つきでスピーディーに編んでいきます。参加者のみなさんも集中し、いい顔で編んでいます。どれもカラフルで、ビーズを使うなどとてもキュート。作品に個性やセンスがキラキラ光ります。いくつも作りたくなるほど楽しいワークショップでした。

出典: FANY マガジン
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ワークショップ終了後、今回の「Warai Mirai Fes 2024」参加の感想を聞きました。

山田が「ミサンガを作る経験はなかったので、新しい気付き、学び、みなさんと交流できる機会を作っていただけて、感謝でございます。この経験を糧に…」と言うと、洲崎が「『糧に』とかむちゃ重いね!」とツッコミを入れ、会見場は大笑い!

洲崎は「ストラップを作るって、最初は『できるかー!』、『こんな難しいもの出来るわけないだろ!』と思っていましたが、始めたらすごく楽しくて。慣れてきたら2つ目もパパパーっとできて。古着を使っているということでリユースが良い取り組みですね」とコメント。

司会進行を担当した近畿大学 L.W.Wの太田りりあさんは、「こういった機会を与えていただけたのがうれしいです。普段はファッションを楽しみながら、その裏にある社会問題、環境問題、労働環境の問題を考えいますが、実際にワークショップをし、芸人さんや小さいお子さん、幅広い年代の方に参加いただいて、とてもうれしく思っています」と語ってくれました。

続いて、SDGsへの取り組みや心掛けていることを教えてもらいました。

山田は「コンビニでも割り箸やスプーンをもらわない。身近でいつでも出来ることを心掛けています」。

洲崎は「台所のシンクのゴミのネットを変えるとき、そのまま水分が多いまま捨てると焼却炉の火力を上げることになり、環境によくないので、水分を絞って捨てるようにしています。ギューッと絞ってから捨てることを心掛けています」。

そして太田さんは、「ファッションに関係したSDGsとして、服選びの時に素材表示や洗濯表示を見て買うようにしています。ヨレないような素材を選ぶようにしています。学生でお金がないところですが、安い服をワンシーズンで捨てるのではなく、ちょっといい服を買って長く着るようにしています。値段は高いですが着心地もいいですし」としっかりとした意識を話してくれました。

出典: FANY マガジン
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一般社団法人チーム関西とは 大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し、 参画メンバーが持つリソースを掛け合わせ、さまざまなイベント、プロジェクトを継続的に実施していきます。 また、2025年大阪・関西万博がめざす、2030年を目標達成年次とするSDGsの推進にも積極的に取り組んで参ります。

【構成社員】  ※50音順 朝日放送テレビ(株)/(株)アシックス/大阪ガス(株)/関西テレビ放送(株)/関西電力(株)/学校法人近畿大学/サントリー(株)/(株)JTB/(一社)滋慶学園グループ/西日本電信電話(株)/西日本旅客鉄道(株) (株)日本経済新聞社 大阪本社/日本郵便(株) 近畿支社/パナソニックホールディングス(株)/(株)毎日放送/三井物産(株)/吉本興業(株)

【公式HP】 https://teamkansai.or.jp

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