『KOYABU SONIC2024』を締めくくる大トリはものまね界のレジェンド・コロッケ!「コロッケさんが出演されたことが今後、何年も語り継がれると思います」

小籔千豊が主宰するフェスティバル『KOYABU SONIC2024』が、9月14日（土）～9月16日（月・祝）の3日間、インテックス大阪で開催されました。

16日（月・祝）の最終日、『KOYABU SONIC2024』の最後を締めくくる大トリは、コロッケ！　出演前、コロッケと小籔、エルフ（荒川・はる）が囲み会見に応じました。

ものまねとEDMを融合させた最先端のネタも！

コロッケは、公演直前の心境を、「特別に緊張は……、今さらね！　これまでライブも営業もいろいろやってますから。ただ、お客さんが若いから、俺のネタがどこまで届くか」としながらも「ちゃんと五木ロボットひろしもやるし、今回は美川（憲一）さんの『さそり座の女』の、EDM（エレクトロニック・ダンス・ミュージック）バージョンのを作ってきたので、最後はそれでノリノリで！　ははは！」と予告し、これにはエルフも声を揃えて「えー！？」とびっくり！　小籔も「想像つかないですけども（笑）」と期待を寄せます。

するとコロッケは「最近ね、“DJ CROQUETTE（コロッケ）”ってのもやってんのよ。だからものまねの人をEDM系でやれたら、めっちゃかっこいいし」とコメント。小籔も「この年代の方の口からEDMっていう単語を聞いたことがない！　若いところにもアンテナを張っているのはすごいなと思います！」と感心しきり。

今回は大トリを務めるということで、「ありがとうございます！　紅白（歌合戦）だったら北島（三郎）さんだからね！？」と喜ぶコロッケに、小籔は「いやいや、紅白やったら、ですけどね」とすかさずツッコんでいました。

また、「コロッケさんの場合は、ウケる世代が幅広いですから」と小籔が言うと、コロッケは「新しいネタはBTSから、古いネタは淡谷のり子さんまであります」と手広さをアピールしました。

フットワークの軽いコロッケに「ありがたい！」

コロッケにオファーした経緯を「最初ははっきり言って、つながりなんてなにもないです」と小籔。『ざっくりYouTube』で、ジュニアらとコロッケの凄さを語り合ったのがきっかけで、スタッフがコロッケにオファーし、YouTubeで共演。「恐れ多くも楽しいひとときを過ごさせていただきました」。

その後、家族でごはんを食べながら「コヤソニの出演者、どうしようかな？」と話している際に、小籔の妻が「あんた、コロッケさんが好きやねんから、出てもらったらええんちゃう？」という驚きの発案で「あっ！」と気が付いたといいます。「YouTubeに出ていただいたのもおこがましかったから、まさかこんなんに……という頭がなかったんですけど、嫁はんのおかげでこういうご縁をいただきました。オファーしてよかったです」としみじみ。

一方、コロッケは、小籔からオファーがあったときも「マネージャーに『スケジュール空いてんの？』って聞いて、『大丈夫です』っていうから『じゃあ行こう』と。そんな感じです」とコメント。小籔は「このフットワークの軽さで助かりました！」と改めて感激を伝えました。「『コロッケがコヤソニに出た』というのがネットニュースになったら、まったくコヤソニに興味なかった人も『え、コロッケが出たん！？』と興味を持っていただけるので、来年以降のプロモーションにもなっています。格が上がりました！」とも。

「“コロッケで終わるフェス”ってないから…」

いよいよ最終日の大トリ直前ということで、小籔がこの3日間を振り返りました。

コヤソニに関わったすべての方々への感謝の言葉を口にするとともに、「僕は、毎年同じというか、『今年は良かった』とか、『今年はパワーアップしてる』とかあんまり言いたくないんです。去年、出演してくれた方にも、観に来てくれた方にも申し訳ないので。ですけど、ちょっといやらしい気持ち、コロッケさんにオファーさせていただいて、まさかのご快諾をいただいたときに、やっぱり“コロッケで終わるフェス”ってないから、オンリーワンの称号がほしすぎてコロッケさんを大トリにさせていただきました。僕としては光栄ですし、コロッケさんがフェスに出演されたことが今後、何年も語り継がれると思います。そのおいしい部分をいただけてラッキーです」と感謝を語りました。

コヤソニアンバサダー、エルフもこの刺激的な3日間を振り返ります。

荒川は、コロッケにすっかり心酔している様子。「小さい頃からテレビで拝見してきました。大トリは、まさに音楽とお笑いのフェスであるコヤソニでしか見られないと思います。近くでこんなにパワーがあったら、大舞台でどういう姿が見られるのか、本当に下っ端ですけど芸人としてすごくワクワクします」と熱く語ります。これを受けて小籔は「言えば、この方がまさに音楽とお笑いの塊みたいな人やからね！」と笑顔で答えていました。

はるは、「そのアンバサダーをやらせていただくとなったとき、最初は『嘘でしょ！？』という思いしかなくて、緊張もしたし、何をしたらいいのかまったく無知やったんですけど、今回、いろんなブースを回らせていただいたり、素敵なゲストに会えたり、TOKYO No.1 SOUL SETを歌わせていただいたり、人生で最高の思い出を小籔さんにいただきました。本当に最高でした」と喜びと感謝を伝えました。