毎年恒例、秋の風物詩的イベント「KOYABU SONIC」が、今年も9月13日(土)から15日(月・祝)までの3日間、インテックス大阪で開催されています。初日のステージから数多くのミュージシャン、芸人たちが登場。大いに会場を沸かせました。トリを飾ったのは、小籔がドラムで参加しているジェニーハイ。ライブ後にメンバー全員で囲み取材に応じました。

イベント前に、今後の活動継続が未定というニュースが飛び込んできたジェニーハイ。小籔、野性爆弾・くっきー!、tricotでボーカルを務める中嶋イッキュウ、ゲスの極み乙女など数多くのバンドで活躍している川谷絵音、そしてピアニストの新垣隆というメンバーで、これまで数多くの楽曲をリリースしてきました。しかし、このライブがラストになる可能性があるというオフィシャルサイトの情報もあり、メンバーの発言に注目が集まりました。
ジェニーハイ「解散」にはクエスチョンマークを!

まずライブを終えた感想としてくっきー!は、幸せな時間を過ごさせてもらったと話すと、もうここ(ステージを)なかなか踏まれへんのかなと足の裏の神経を一番研ぎ澄まさせたと笑わせます。川谷、中嶋、新垣が「楽しかった」と口を揃えると、小籔は「お客さんがたくさん喜んでくれてたのがよかった、この風景を二度と見られへんのかなと思ったら……」と少し寂しげ。今後については「レーベルが見つかればやるんですけど、解散とか強めに言うてる方がレーベルの人もワ〜ッとなるかな、と」と本音もポロリ。そしてその理由も、ライブでも話していた「食事の方向性の違い」ということにしようかな思っている、と話すと、「焼肉屋に連れて行かれたあのときから……」と明かしますが、くっきーから「相当初期やな!」とツッコミが入ります。
川谷が「そもそもあんまり活動しているわけではなかったので、変わらないといえば変わらない」と話すと、小籔も休止中と言われた今までも休止がちだったと同意しつつ、「無期限休止」はネットニュース的に弱いとコメント。「解散でいいですか?」の声に、川谷は「クエスチョンマークをつけてくださいね」と、今後の活動に含みをもたせました。

打ち上げは焼き肉と寿司以外で!
新しいレーベルから話があったときに障害になることは?という質問にメンバーが口々に問題なし、と話す中、くっきーは「ちょっと考えさせてもらいます」とひとボケ。小籔は「バンドをやること自体に問題はない」と話すと、打ち上げは焼き肉と寿司以外でと念押し。くっきーもサラダバーがいいですね、と同意です。さらに新しいレーベルに条件はあるかと聞かれると、年1回ライブ、2年に1回CDを出してくれたら、と小籔。これには川谷も「めちゃくちゃいいと思います」と完全同意。さらに小籔は改めて「打ち上げの場所は確認してほしい、みんなが食べられるものがあるところで」と笑わせました。最後に初日の総括として「たくさん来ていただいて、至らないところもあったと思うのですが、明日も明後日も平和にいけたら」と話すと、ジェニーハイの活動は音楽業界の偉いさんにかかってます、と改めてアピールしました。

開催概要
『KOYABU SONIC 2025』
日程:2025年9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)
時間:9:30 open/10:30 start
会場:インテックス大阪 4号館・5号館
(大阪市住之江区南港北1-5-102)
公式ホームページ:https://www.koyabusonic.com/
公式X:https://www.koyabusonic.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/koyasoni/