小籔千豊主宰による“音楽と笑いとゲームの融合”をテーマにしたフェスティバル、『KOYABU SONIC 2026』。数多くのアーティスト、芸人が登場した2日目のメインステージの最後に登場したのが、2019年以来の復活となった吉本新喜劇ィズ。囲み取材とともに、ライブの様子をレポートします。

亡くなったベテランを弔う気持ちで演奏したい
吉本新喜劇ィズのメンバーは、宇都宮まき(Vo.、Gt.)、松浦真也(Gt)、福岡晃子(Ba)金原早苗(Key)に小籔(Dr)を加えた5人。囲み取材にはバックダンサー的存在の爆乳三姉妹(森田まりこ、服部ひで子、岡田直子)、アンバサダーの紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)も参加しました。

まずは全員の意気込みから。小籔は、時間は限られてますが、亡くなったベテランさんを弔う気持ちで演奏したい、と発言。福岡は「ラストライブ?」と周りに尋ねつつ、「悲しいです、でも最後のライブがんばります」と気合十分の様子。
宇都宮は6年ぶりの復活ながら今日で終わりというのが本当に寂しいと話しつつ、小籔が「ミュージックコヤーブジャパン」をやるといったので、そこに出られるようにがんばりたいと新たな目標をぶち上げます。「6年ぶりでトリをさせていただくので、帰らないように最後まで見ていただきたい」とお願いしたのは金原。
松浦は「最後の曲で弦がブチブチと切れる熱い演出をやりたい」と話しますが、「無理やろ!」と小籔からツッコまれます。爆乳三姉妹は森田が代表して「悲しみでいっぱいぱいぱいぱいですけど、目一ぱいがんばりたいです」と話したあと、おなじみの「爆乳!」の声を響かせました。
稲田は楽屋で宇都宮が「異常に緊張して、見たことのない大きさのノートを開いていた」と暴露。熊元が「いま最高潮に上がってるタイミングなので、楽しみにしてます」と話すと、宇都宮は「あ〜緊張してきた!」とよりテンションが上っていました。
足を揉んで3日目のライブに挑む!?

もう一回やりたいと言ってるメンバーはいるか? という質問に小籔は「みんな言ってると思います、僕はもう二度とやらない」と笑わせます。福岡は小籔のドラムについて「久々に聞いたら、生音がすごく大きかった」と成長を認め、「やめないでほしい」とお願い。小籔も最初に合わせたのが福岡だったことを明かし「0歳から成長を見守っていただいた」と話すと、現在は何歳くらい? と質問が。福岡は少し悩んで「高校生くらい?」とコメント。それを聞いた宇都宮も「この間練習してミスったとき、むちゃくちゃしゃべりだした、やっぱり思春期」と同意していました。
コヤソニで印象的だったことは? という質問には松浦が回答。コロナ禍前にコヤソニの打ち上げで司会を担当することになったとき、大観衆の前で演奏しながら「司会どうしよう」と、そっちの方が気になっていたことを明かしました。
最後に3日目の意気込みを聞かれた小籔は、さらに盛り上がるとは言いたくない、と初日と同様に話し、3日目だろうがラストだろうが、今までどおり、素晴らしい皆さんに支えていただいて同じクオリティのライブをお届けできたら、と回答。そして最終日にジェニーハイのライブがあることに触れ、「足が棒になってたらヤバいので家に帰ったら足、揉もかな?」と体調を気遣っていました。
フリーズドライ期間から復活、そしてまたフリーズドライへ
2日目のトリとしてメンバーがステージに登場すると会場からは拍手が起こります。宇都宮は「こんばんは、吉本新喜劇ィズです」と挨拶すると、6年間のフリーズドライ期間を経て、ここに戻ってきたことを宣言します。そして、「私たち吉本新喜劇ィズ、今日を持ちましてフリーズドライに入ります」と改めて宣言すると、会場は笑いに包まれます。

そして、やなぎ浩二のことを尊敬しているので歌詞に「やなぎ」を入れると話すと、1曲目の10-FEETの「第ゼロ感」が始まりますが、途中で小籔がストップ。宇都宮のミスを指摘しますが、悪びれない宇都宮に「もうちょっと反省せい」とダメ出し。しかし「スマホ見てええぞ」と助け舟も。気を取り直してもう一度プレイすると、途中でやなぎ浩二と川畑泰史がステージに登場し、曲が終わると「スラムダンク」のパロディコントを披露します。続いてのフジファブリックの「若者のすべて」、3曲目のSUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」も同じく、歌詞に「やなぎ」を入れて披露。曲の間にはやなぎの飄々とした姿が爆笑を誘いました。

4曲目は全国の「たつじいさんに捧げます」とオリジナルの「TATSU-G」。そして最後の5曲目もオリジナル「Bicycle Beach」です。失恋した女の子の気持ちを歌っているこの曲は、悲しげなピアノに泣きのギターが響く静かなバラード。これまでのお笑いの雰囲気を一変、全く違った世界観を見せたかと思うと、そこは新喜劇ィズ。後半の怒涛の展開でしっかりと盛り上げました。最後には宇都宮の息子がステージに登場。最後まで新喜劇ィズらしさたっぷりのステージでした。
開催概要
『KOYABU SONIC 2026』
日程:2026年9月21日(月・祝)、22日(火・休)、23日(水・祝)
時間:9:30 open/10:30 start
会場:インテックス大阪 4号館・5号館
(大阪市住之江区南港北1-5-102)
公式サイト:https://www.koyabusonic.com/
公式X:https://www.koyabusonic.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/koyasoni/
