もも・まもる。「面白すぎてメモとってた」『UNDER5 AWARD』2回戦大阪会場 3日目・最終日

今年から新たに始まった芸歴5年目以下の芸人による新たな賞レース『UNDER5 AWARD』。その2回戦が5月22日（月）から始まり、道頓堀ZAZA HOUSEで行われた大阪会場の4日間が終了。総勢144組の芸人が初代王者の称号と優勝賞金100万円を目指してしのぎを削りました。

今回はそんな大阪会場の3日目と最終日の様子を紹介します。

初日、2日目の様子はこちらの記事をチェック！

審査員じゃないのに…

2回戦3日目のMCを務めたのは、M-1グランプリ2021ファイナリストのもも。3時間の熱戦を見守った二人は、3日目の戦いを「飽きずにずっと見れたよ。面白すぎてメモとってたもん」（まもる。）と興奮気味に語り、せめる。も「すごいメモとってるやん！　審査（員）でもないのに」と驚いた様子。せめる。は続けて「（大会は）まだまだ続きますのでみなさん見に来てください！」と、呼びかけました。

まもる。が思わずメモを取るほどの混戦となった2回戦 3日目、最初のブロックに登場した宛先プレーンは出番を振り返り「良かったんじゃない？」（荒木）と手応えを感じた様子。たかまんは「（良かったとは）あんま自分では言わんか」と冷静さを保ちつつ「ミスはなくいけたかな」と3分間の持ち時間をやり切った表情で語りました。荒木は「（宛先プレーンは）NSC44期の首席なんですけど、同期がどんどん劇場に入って行って抜かされている感があるので、ここで一発ぶちのめしてやりたいと思います」と思いを語り「受かってますように」と願いを込めました。

現役大学生のアマチュアや社会人芸人も登場！

3日目には、関西大学のお笑いサークル“関大ストラット”からエントリーした木琴アラートや、松竹芸能所属でBARの経営者と現役公務員という異色のコンビ、骨付きバナナが登場。

Bブロックで英語教師のネタで漫才を披露した、関西大学・お笑いサークル“関大ストラット”の木琴アラートの後藤は「お客様が満員で、明るくてありがたかったです」と話し「5年目以下の大会がないのでありがたい」と、時折英語教師の役が抜けないまま感謝の言葉を口にしました。

Fブロックでネタを行った骨付きバナナは、自身の出番を振り返り「ちゃんと感情があるお客さんで良かった」（こうだい）「日々、AIに仕事を取られたりで」（うえし）と、芸人活動と並行して社会人をしている二人“らしい”コメントを残し「3回戦も感情があるお客さんが来ることを願って頑張りたいと思います」（うえし）と次戦以降に向けて意気込みを語りました。

実の親子コンビが登場した大阪最終日

大阪会場4日目となった24日の2回戦には、テレビ出演経験のあるキャツミや、実の親子で松竹芸能に所属して活動するおれとオカンらが登場。

2020年の『さんまのまんまSP』で今田耕司のおすすめ芸人として紹介されたキャツミはラストイヤーとなった大会を振り返って「最高でした！　最高でした！……」と何度も口にし「声ガラガラですけど、これは頑張った証拠です」とやり切った様子でコメントを残しました。

親子でコントを披露したおれとオカンは「楽しく、元気にやれたと思います」（オカン）と語り、息子のかつまさも同じく「僕も楽しく、元気にやれました」とコメント。オカンは最後に「2回戦に来れたのも奇跡なので、3回戦でも奇跡を起こしたいと思います」と語りましたが、惜しくも2回戦で敗退。次回大会でのリベンジに期待が懸かります。

『UNDER5 AWARD』は5月26日（金）から東京会場の2回戦が開催中。6月18日（日）に行われる決勝での優勝に向け、プロ、アマさまざまな若手芸人がまずは2回戦突破を目指します。大会の公式FANYコミュ『UNDER5 AWARDの楽屋』では毎日、その日の公演の様子を全組、写真付きで掲載しているほか、コミュ内でしか見られない動画なども随時アップされているので、本大会と併せてお楽しみください！