笑い+スポーツ+音楽+αの祭典「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」が閉幕!

「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」が8月25日(金)~8月27日(日)の3日間、COOL JAPAN PARK OSAKAを含む大阪城公園内で開催されました。本イベントは一般社団法人チーム関西の主催のもと、お笑い・スポーツ・音楽・遊んで学べるワークショップ・シンポジウムなど多彩なプログラムを実施します。さらに会場では未来を変える17の目標SDGs(読み:エスディージーズ)を様々な形で発信しました。最終日の27日、すべてのプログラムが終了した後、クロージング記者会見が行われました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

会見には、福田麻貴・かなで(3時のヒロイン)、田津原理音、もりやすバンバンビガロ、佐久間一行、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、コットン(西村真二、きょん)、西代洋(ミサイルマン)、西川忠志(吉本新喜劇)のほか、イベントに出場した高校生らも出席しました。

芸人たちがイベントを振り返ってコメント

会見ではまずMCの福本愛菜が、主催の一般社団法人 チーム関西や本イベントの趣旨などを説明した後、イベントの出演者たちを呼び込み、それぞれに感想を聞きました。
26日(土)の「SDGsウォーク2023 in Warai MiraiFes」に参加した田津原は、まず「日本一、日本一を疑われた男」と自虐の自己紹介。ウォークについて、「めちゃく大変だった」と話しつつ、約500人の方が参加していたことで「こんなにSDGsに前向きな人がいるんだと実感できた、すごくいい体験だった」と振り返りました。自身がデザインしたノベルティグッズのナップサックとイベントで配布したカードは「今みなさんの神棚に飾られていることでしょう」と自画自賛。実際に参加した子どもたちの反応がよかったとのことで、「頑張って描いたかいがあった」と笑顔を見せました。

出典: FANY マガジン
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25日(金)の「Warai Mirai ナイト&ライト~未来へ繋ぐエンターテイメントショー~」、26日(土)の「YOSHIMOTO presents TATSUJIN -Fantastic Comedy SHOW-」に出演したもりやすバンバンビガロは「ナイト&ライト」について、お客さんがすごい熱気で盛り上がったと話しつつ、天候が急変したことに言及。「僕もネタをしたけど、スタッフはそれを見ずに雨雲レーダーばかり見ていた」と笑わせました。「TATSUJIN」は、たくさんの子どもたちも公演の趣旨がわかった上で盛り上がってくれた、と振り返りました。

続いて、25日(金)の「SDGsウォーク2023 in Warai Mirai Fes」に出演した佐久間一行は、チャンピオンになった3年前はコロナ禍で無観客開催だったものの、「今回のイベントで優勝ネタをたくさんのお客さんの前でやれたこと、お子さんが楽しんでくれたことがすごくうれしかった」と笑顔。
西川忠志は26日(土)の「吉本新喜劇&ずっこけ体験 in Warai Mirai Fes 2023」に出演。忠志は、2017年から毎年SDGs新喜劇を上演していることに触れ、今年は「海の豊かさを守る」をテーマに上演したところ、偶然にも万博のパビリオンのひとつに「ブルーオーシャンドーム」というものが出展されることがニュースになったと指摘。新喜劇のメンバーもびっくりしていたとのことで、「今回見てくださったお客さんにも万博に興味を持っていただいて、足を向けていただけたらうれしい」とアピール。ずっこけ体験についても「いい思い出になったと思います」と笑顔を見せました。

子どもたちが喜んだ催しもいろいろ

26日(土)、27日(日)の両日行われたスポーツ教室に出演した西代は「体を動かすことが一番やりやすいSDGsでは」と話しました。また、スポーツ教室では人見知りしている子どもたちは芸人がほぐし、スポーツの面はレジェンドのアスリートがスイッチを押すとのこと。それを見ているお母さんたちがまたいい表情をしていると話し、よしもとスポーツは大小いろんなところで体験会をやっているので芸人とアスリートも仕上がりまくってる、とアピールしていました。

次は27日(日)に行われた「体感してみよう!子供から大人までみんなで楽しむピアノの先祖【フォルテピアノ】
×【北欧から幸せを運ぶヴァイオリン】の世界」に出演したコットン。西村は2つの楽器について改めて説明すると、この楽器を後世に伝えていくこと、学ぶことがSDGsだと力説。きょんはカベポスターと4人で歌を披露したたものの、歌唱力がついていかず「すごい空気になった」と明かしました。

ツアーガイドとなり、26日(土)に「よしもと芸人と一緒に夏の思い出を作ろう!Warai Mirai Fes2023のプログラムもお楽しみ頂けるバスツアーsupported by YOSHIMOTO SUNバスツアー」を行ったのがビスケットブラザーズ。きんは劇場以外でお客さんと触れ合い、SDGsなコーナーなども一緒に行ったことを報告。原田は参加芸人がほぼ太っちょだったことを明かすと、ソフトクリームを注文したとき、カップじゃなくコーンにしたところがSDGs的に一番カッコよかったと胸を張りました。

終わったばかりの「ガチ探究 in Warai Mirai Fes 2023」に出演していた3時のヒロインの2人、出場した高校生もそれぞれコメント。福田はクオリティがすごかった、審査員もガチ、実際に実現に向けて動けるイベントだった、と脱帽の表情。かなでも審査基準に大阪らしさというものがあったこと、そして本当に実現しそうな企画もあったことなどを伝えました。

プレゼンを終えた高校生たちの生の声も!

最優秀チームを獲得した灘高等学校の西村さんは、本来3人だけど1人は他校の文化祭、もう1人は家族旅行のため、結果1人で出場したことを明かすと、芸人からも「すごい!」と歓声が上がります。そして、「プレゼンは始めてだったので、スティーブ・ジョブズのプレゼンを見まくった。心臓バクバクながらマネをした」と話し、「夜中の3時までかけてスライドなどを作っていた」と明かしました。そのうえで、「(仲間と)一緒に立てなかったのが残念、チームのおかげで優勝できました」と笑顔を見せました。

出典: FANY マガジン
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プレゼンで寸劇を披露した追手門学院高等学校の宮原さんは「台本が一瞬飛んだものの、うまくやりきることができた」。香里ヌヴェール学院高等学校の北村さんは「高齢者役でずっこけて笑いをとれて楽しかった」。大阪星光学院高等学校の武部さんは「始まる前は緊張して手が震えていた。でも舞台に立つと楽しくなってきていろいろ話すことができた」と話すと、唯一の高校1年生であることを明かし、来年の出場もアピールしました。同じく大阪星光学院高等学校の江崎さんは「大阪らしさを出すのが本当に難しかった」、桶田さんは「準備を始めたのが1週間前で、そこだけ後悔がある」と話しつつ、「とにかく楽しかった」と笑顔。池崎さんは「灘(高等学校)さんの3時にはかなわないけど、2時半までがんばった、力は出せました」と胸を張りました。

万博では木の劇場が登場!?

続いて、記者からの質問。万博でやってみたいこと、万博にどう関わりたいかという質問には、まず西川忠志が新喜劇でワールドツアーに行ったことを振り返り、吉本興業のパビリオンで行う海外からの来場者に向けてのアイデアを披露。「新喜劇、芸人のみんなでそういうものができれば」と話しました。
コットン・西村は、SDGsを意識した小道具などを使ったコントをやって、幕間のVTRで実はこのコントの小道具は……という風に面白く学べるライブができればと発言。それに対しきょんは「木の劇場で……」と話し始めると、小道具も支配人もお客も木、と迷走。最終的には「コントに関わるSDGsができれば」とまとめました。原田はいらなくなった布などをもらって衣装を作るアイデアを明かしますが、集まらなければ裸でやっちゃうぞライブになる、とひとボケ。きんは皆さんがいらなくなった服などにお宝のようなものがあると話すと、原田は「僕らのサイズがあるかどうか……」と笑わせました。

相手の気持ちになればSDGsは身近に!

「まだSDGsに取り組んでないという人にアドバイスを」という質問には、田津原が「SDGsはおしゃれ」と断言。近い将来にはSDGsに特化した社会になっていく、今から練習だと思いながらやっていけば、おしゃれ、かっこいい! と提案しました。
ミサイルマン・西代はSDGsに関するいろんなホームページを見ていたら、日常生活に当てはまることがけっこうあると話し、一回見て、噛み砕いて、自分の中に入れて、馴染むやつをやっていってもらえればとアドバイス。佐久間もSDGs-1グランプリのネタを作る際、いろいろと調べたことを明かし、「いろんなことを自分に置き換えて、相手の気持ちになって考えられればそれが全部に通じる」と訴えました。
それを聞いていたもりやすは「佐久間さんとまったく一緒です」とボケたあと、「結構簡単にちょっと意識したらできることもある」と話しました。
直前に行われた「ガチ探究」については、3時のヒロイン・福田が未来を考えて全チームが真正面から考えてきた案であったことに触れ、高校を卒業した後にそれを実現していく行動をしてほしいと呼びかけました。かなでは芸人が登場する案が多かったことで「仕事で使ってほしい!」と懇願。そのため高校生たちに「いつもよりもっと笑顔で挨拶した」と明かし、笑いを誘いました。優勝した灘高等学校の西村さんは苦労した点について、提案するだけでなく実際にいいと思ってもらえるプランにするため、案に出した日本赤十字社にも実際にアプローチしたことを明かし、実現可能なプランを考えるところに苦労しました、と笑顔で話しました。

開催概要

「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」
日程:2023年8月25日(金)〜8月27日(日)
会場:大阪城公園内 (〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城)
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール・TTホール、大阪城音楽堂 、太陽の広場 ほか
主催:一般社団法人チーム関西

・「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」ホームページはこちら 

一般社団法人チーム関西とは

大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し、参画メンバーが持つリソースを掛け合わせ、さまざまなイベント、プロジェクトを継続的に実施していきます。

また、2025年大阪・関西万博のテーマでもあり、2030年を目標達成年次とするSDGsの推進にも積極的に取り組んで参ります。

【構成社員】  ※50音順
朝日放送テレビ株式会社/株式会社アシックス/大阪ガス株式会社/関西テレビ放送株式会社
関西電力株式会社/学校法人近畿大学/サントリー株式会社/株式会社JTB
一般社団法人滋慶学園グループ/西日本電信電話株式会社/西日本旅客鉄道株式会社
パナソニックホールディングス株式会社/株式会社毎日放送/三井物産株式会社/吉本興業株式会社

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