コヤソニ2023の3日目はバレンシアガ&新しい学校のリーダーズでスタート!

小籔千豊が主宰するフェス「KOYABU SONIC 2023」が9月16日(土)~18日(月・祝)の3日間、インテックス大阪で開催されています。4年ぶりとなる同フェスは、歌あり、笑いありの豪華パフォーマンスに加え、コヤソニ史上初のゲームエリア「フォートナイトエリア」も開設しました。

出典: FANY マガジン
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9月18日(月・祝)、3日目となるこの日のオープニングアクトを務めたのはバレンシアガ。小籔、千原兄弟・千原ジュニア、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)の4人によるYouTubeチャンネル「ざっくりYouTube」から生まれたバンドです。これまでのライブは、約200人の観客の前での「結成&解散ライブ」一度だけという超レアバンド。なので今回は再結成のライブとなります。

ライブのあとは漫才のツカミも披露!?

後藤の「どーもバレンシアガです! ざっくりYouTubeからやってきました、見てくれてるかな〜!」の声に、会場は大歓声。そしていきなりジュニアのギターから「PUNKY BAD HIP」へ突入します。演奏が終わると会場から拍手と歓声が。そして「最後の曲です」の声に笑いが起こるなか、小籔のバスドラが響くと、岩尾のベース、ジュニアのギターが重なり「シャングリラ」。歌い終えた後藤は「サンキュー!バレンシアガは解散します、今まで本当にありがとうございました!」と挨拶。小籔が「奇跡の復活を遂げましたが2回めの解散ですみません」と話すと、岩尾が「どっかの神社にまんじゅうがあったら……」と最終回を迎えたばかりの人気ドラマにかけて、復活の可能性を示唆します。しかし、ジュニアから「マジでまだ見てないから言ってほしくなかったわ!」とクレームが。

出典: FANY マガジン
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そのジュニアが「すげえ緊張する」と感想を明かすと、岩尾も大きなステージは全然違うと話しつつ「今日が一番グズグズやった」とポツリ。後藤からも「途中おらへんようになってたよな」とツッコミが入ります。岩尾がもう一回やりたいと悔しがると、小籔もミスをしてしまったことを明かしました。一方、後藤はめちゃくちゃ気持ちよかったと笑顔を見せながら、でも観客の何人かは目を伏せていたと笑わせます。それからもバレンシアガ結成のいきさつなどをトークしますが、このあとネタの出番もあるというフットボールアワーに「つかみだけ」とジュニアが無茶ぶり。2人がネタを少しだけ見せると会場は大盛り上がり。すると「岩尾のギャグも漫才中に出てくるかも」と小籔からも無茶ぶりが。これには後藤が「絶対に入れさせます」と約束していました。

観客も巻き込んで盛り上げる激しいライブ

バレンシアガのあと、ステージに登場したのが「新しい学校のリーダーズ」です。チャイムの音が響くと、空気を震わせる太鼓の音が。そして「オオサカー!」の声とともにメンバーがステージへ登場、「青春を切り裂く波動」からライブがスタートします。「やすめ、気をつけ、礼」のあとキメポーズ、「コヤソニのみんなー、おっはよーござます!」でコール&レスポンスすると「おはよう」の最初の「お」を2回にして、再びコール&レスポンスし、「お呼びいただきまして誠に誠にありがとうございます!」と改めて挨拶。

出典: FANY マガジン
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「我々と楽しむ準備できてますか!」と会場を煽り、新曲の「マ人間」、続いてセーラー服から学ランにチェンジして「Pineapple Kryptonite (Yohji Igarashi Remix)」、そしてアダルトなムードのなかSUZUKAの「首がウズウズしてきちゃった……」から「オトナブルー」へと続けます。

次はSUZUKAがメンバーの心臓を「バキュン」としたかと思うと客席へ。観客の心臓も次々と「バキュン」していくと、ステージに戻り「コヤソニのみんなの心臓を狙い撃ち!」と煽り、「狙いうち」です。そして「残り2曲になりました」と会場に伝え「NAINAINAI」へ。メンバーがステージを走り回ると、観客も腕を挙げ、レスポンスします。SUZUKAはここでも客席に乱入、会場を煽りまくり、ラストは「迷えば尊し」。ステージではヘッドバンキング、会場はそれに応えてジャンプ、大歓声のなかライブは終了しました。

出典: FANY マガジン
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ライブ後もメンバーはノリノリ。大阪出身のSUZUKAの新喜劇についての話や、RINの父親と小籔が似ていること、ほかにも好きな映画についてなど、小籔とのトークが盛り上がります。小籔からは別のフェスのバックステージで出会ったSUZUKAのエピソードが明かされるシーンも。最後にメンバーは「それでは下校させていただきます、下校!」とステージを降りました。

二度目の即解散のあとの三度目の再結成は……

出典: FANY マガジン
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ライブ終了後に、バレンシアガと新しい学校のリーダーズが取材に応じました。再結成ライブを終えた小籔は、まさか再結成すると思ってなかったと言いつつ、できてよかったと話しますが、「方向性の違いでまた解散することになって悲しい」と笑わせます。今日の出来についてジュニアが「リハをお見せしたかった」と話すと、後藤も「リハはミスなし」と同意。ジュニアは自己採点すると「低いですねぇ、20点くらい」と悔しそう。後藤は気持ちよく歌わせてもらいました、と言いつつ、ところどころ伴奏の音が聞こえないシーンもあったと振り返ります。岩尾はリハでは手応えを感じてた部分もあった、と明かしますが、入りが早くてリハも早くやりすぎた、テンションが下がってしまうから、そこは運営ともう一回話をしたい、とクレーム。三度目の再結成については全員が「ないと思う」「もう十分」とやりきった様子でした。

大阪のお客さんはビッグエナジー&ラブ!

出典: FANY マガジン
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初参戦となったコヤソニについて、SUZUKAは「大阪のお客さんはビッグエナジー」と答えると「そのビッグエナジーとビッグラブに興奮させてもらいました」と感謝のコメント。先にライブを行ったバレンシアガについては「ずっとテレビで見させていただいた方々なので、目の前にいると親近感がある感じでうれしい」と笑顔を見せます。そして「ジュニアさんのギターを持ってる姿が美しく、パンクだった」と話しました。さらにSUZUKAは「じいじとばあばが見に来てた」と話すと、ライブ中に目の前を通ったとLINEが来ていたことも明かし、大阪はライブを理由に会えると嬉しそう。その大阪の印象についてRINは、あたたかくて、早い時間でもエナジーがすごい、と驚いた様子。そして「皆さん本当に元気で私たちも元気をもらえるライブでした」と話しました。

開催概要
「KOYABU SONIC 2023」
日程:2023年9月16日(土)〜9月18日(月・祝)
会場:インテックス大阪4号館、5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)

KOYABUSONIC2023ホームページはこちら

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