コヤソニ最終日のトップバッターを飾ったのは初参戦のFRUITS ZIPPER！ “親戚の子”のような存在に「“安定アイドル”になってくれたら僕は安心」

小籔千豊が主宰するフェスティバル『KOYABU SONIC2024』が、9月14日（土）～9月16日（月・祝）の3日間、インテックス大阪で開催されています。

最終日の16日（月・祝）にはFRUITS ZIPPERが初参戦！　トップバッターを務め、ステージを元気いっぱいに盛り上げました。ライブを終えたあと、FRUITS ZIPPERのメンバーと小籔が囲み取材に応じました。

念願のコヤソニ出演にメンバー全員大喜び

ライブの感想を聞かれた鎮西寿々歌は、「グループを始めたときから『いつか出たいな』と思っていたので、まさかこのタイミングで、しかも最終日のトップバッター。すごい大事なポジションをいただけて、めっちゃ楽しかったです」と笑顔で語ります。真中まなは、去年のコヤソニを回想。「去年、きゃりー（ぱみゅぱみゅ）さんが出演されていた際に、社長にお願いして、皆のサインを書いたファーストシングルを小籔さんにお渡ししたことがあって、そのときからずっと『コヤブソニックに出たいね』と皆で話していたので、出演できてうれしかったです」と、念願の出演を喜んでいました。

松本かれんは「記者会見のときに、『声が小さい』って怒られたので、今日はがんばりました」とアピール。月足天音は「記者会見のときから小籔さんとお話をして楽しくなりそうな予感がしていたんですけど、本当にライブもすごい楽しかったですし、その後のトークも楽しくて、来年も出演できたらなと思います」、櫻井優衣も「ずっと笑いに溢れていて、すごく楽しかったです」と、コヤソニのステージを心から楽しめた様子です。

改めて小籔は「言うても武道館を経験されている皆さんですので、すばらしい盛り上げをしていただけると思っていましたが、それ以上でした。コヤブソニック3日目の勢いが付きました」と感謝しました。

小籔と鎮西が初めて顔を合わせたのが11年前のコヤソニ

鎮西は、大阪で俳優やタレント活動をしていた中学生のころに小籔の番組に出演していたことから、小籔にとってはまるで“親戚の子”のような存在だといいます。

今から11年前、まさにコヤブソニック開催中のインテックス大阪で、鎮西が小籔のもとに挨拶にやってきたのがふたりの初顔合わせ。「番組は鎮西寿々歌ちゃんという子とやります、関西の子やからコヤソニに挨拶に来ます、と。それで、ここで初めて会ったんです。時を経て、寿々歌ちゃんがアイドルになって、またここで会えるというのは感慨深いですね」としみじみ。これを受けて鎮西は「いつか、トリをできるくらいビッグになりたいです」と力強いコメントを。

「アイドルの方々はほかにもたくさんいらっしゃるし、群雄割拠。正直、そんな争いの激しい世界の中に親戚の子が行く、みたいな感じで『勝てるんかな』とか『どれだけ長いこと続けられるのかな』と心配でした」と小籔。「寿々歌ちゃんが普通にごはんを食べられるようになってたらいいな、と思っていましたが、今はメンバーにも恵まれて、素晴らしい方たちに囲まれていてよかったです」と心から安心したようです。

「みなさんがどれくらいの期間、やるのか分かれへんけど、皆さんが思うその期間までは仲よく、満足する目標の仕事ができるようになっていたらいいなと思います」とFRUITS ZIPPERの将来にまで思いを馳せます。「順風満帆に、安全に。仲良く長く、お仕事をいっぱいやってもらえたら。ギャーンと人気が出るのもいいけど、ギャーンと行ったらギャーンと落ちますので、徐々に上がっていって、“安定アイドル”になってくれたら僕は安心です」と、最後まで慈愛にあふれる小籔でした。