カベポスターは「リベンジ」、さや香は「くじ運」…M-1ファイナリスト9組が意気込み語る

年末の風物詩となっている漫才頂上決戦『M-1グランプリ2023』(ABCテレビ・テレビ朝日系)のファイナリスト9組が決定! 12月8日(木)の準決勝直後に決勝進出者発表会見が開催。マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)がMCを務めるなか、初決勝進出者5組を含めた精鋭たちが決勝戦への意気込みを語りました。

出典: FANY マガジン
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昨年を上回る史上最多の8540組がエントリーした今大会。選ばれし31組がしのぎを削った準決勝から、決勝進出を果たしたのは以下の9組です。

・ダンビラムーチョ(大原優一、原田フニャオ)
・カベポスター(永見大吾、浜田順平)
・くらげ(杉昇、渡辺翔太)
・マユリカ(阪本、中谷)
・モグライダー(芝大輔、ともしげ)
・令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)
・さや香(新山、石井)
・真空ジェシカ(ガク、川北茂澄)
・ヤーレンズ(楢原真樹、出井隼之介)

決勝のせり上がりで初の死者が!?

初めての決勝進出となったのは、ダンビラムーチョ、くらげ、マユリカ、令和ロマン、ヤーレンズ。

ダンビラムーチョ・大原は「めちゃくちゃ嬉しいです! 昨年の準決勝がスベりすぎてやばくて。トラウマ級だったんですけど、今日はウケてよかったです」と安堵の表情。相方の原田は「嬉しすぎてフニャフニャになっちゃいました」と顔をほころばせます。

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くらげ・渡辺は「とにかく一生懸命、悔いなくやるだけでございます」と真面目に意気込みを。「みんな、そうなんじゃないですか?」(村上)「一般的な考え方」(野田)とマヂカルラブリーの2人からやんわりと指摘されると、渡辺は「そうです! 一般的な考え方です!」と開き直ります。

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マユリカ・中谷は「いやぁ、よかったです!」と喜びつつ、「21時ごろに結果を聞いて、親にまず報告しようと思って電話をかけたんです。けど、息子の(晴れ舞台の)発表の日に、母親は20時に寝てました」と報告。

一方の阪本は「もちろん嬉しいんですけど、僕、ネタのときはいつもマイクまで走っているんですが、決勝はせりあがりがあるということで、初の転落死かもしれない」と不吉なコメントを。村上が「阪本だけ横から出てくるとかできないのかな?」と応じると、「ぜひ(できるように)おっしゃっていただいていいですか?」と頼み込んでいました。

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前の組が“変な人”にならないことを祈る

決勝進出した9組のなかで、いちばん若手の令和ロマン。髙比良は、勝因をこう分析します。

「ウケ量とかでは(決勝に行けたのか)わからなかったですけど、僅差だったと思う。先週くらいに野田さんと筋トレする仕事をして、(相方の)ケムリにベンチプレスを教えてもらったんんですけど、マジでその差だと。そのぶん、ぐっとパワーが増したんだと思います」

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2回目の決勝進出となったカベポスター。昨年の決勝では、トップバッターで得点がなかなか伸びなかったこともあって、野田から「今年はリベンジ?」と聞かれると、永見は「本当にリベンジっていう気持ちが強い」と言い切りました。

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3回目の決勝となるのは、さや香、真空ジェシカ、モグライダー。さや香・石井は「真空ジェシカとかマヂラブさんとか、(自分たちの出番の)前の人が変なヤツにならへんことだけを。ほんまにくじ運だけを願ってます」と切実に語ります。

くじ運をつけるために何かゲン担ぎをしているかと訊ねられた新山は、空気を読み違えたのか、「あるかーーー!」と絶叫。全員にたしなめられていました。

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緊張対策は阪神タイガースの…

質疑応答では、決勝進出後コンビで交わした言葉についての質問が。

ダンビラムーチョ・原田が「よっしゃーっていうのは喋ってない。みんなで喜んでいたので」と話すと、大原は「心が通じてるので、言わなくてもわかりますよ! あえて喋らない!」と言い切ります。

くらげは決勝が決まって、双子漫才師のダイタクが真っ先に抱きしめてくれたと報告。そのうえで、渡辺は「最初に抱きしめてくれたのは、大さんだったのか拓さんだったのか。そこの答え合わせをしました」と話しました。

令和ロマン・髙比良は「今年は、ヤーレンズさんと毎月ツーマンライブをやってたので、僕らが先で呼ばれて、マジで(ヤーレンズも決勝へ)来い! って祈っていた」と語ると、相方・松井も「マジでそう。来い!と思っていた」と語り、2人で祈るように両手を組むポーズを見せました。

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一方、決勝で極度の緊張状態とどう向き合っているのか、という問いかけに、カベポスター・浜田は「うまくやろうとせんことじゃないですかね? 試してみてください」と呼びかけ。マユリカ・阪本が「とりあえず(舞台に)出てみて、スベったら顔を変えて田舎に住めばいい」と答えると、大きな笑いが起こります。

また、大のプロ野球・阪神タイガースファンのさや香・新山は、「お守りというかゲン担ぎというか、阪神タイガースの大山悠輔内野手の……」と首元からネックレスをのぞかせました。

注目の敗者復活戦が大幅にルール変更!

ライバル視している芸人を聞かれたダンビラムーチョ・大原は「自分自身、じゃダメですか?」と答えつつも、東京・ヨシモト∞ホールでともに切磋琢磨するくらげ、そして同期のマユリカを挙げます。

カベポスター・永見は「さや香さん。準々決勝の大阪予選で一緒だったりするんですけど、さや香さんの表現の良さがエゴサーチしたら出てくるので、もううんざり。決勝はまくりたい」と息巻くと、新山も「ライバルはカベポスター」と応戦します。

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さらに、決勝で観てほしいポイントについて、令和ロマン・髙比良は「僕らはZ世代に刺さるバズワードです!」とアピール。続いてマユリカ・阪本が「肉体関係がないとおかしいくらいのコンビネーション」と胸を張ると、中谷は「肉体関係はないですよ? 幼馴染っていうだけです」と慌てて否定していました。

ちなみに今年は、敗者復活戦の審査方法が大幅に変更に。準決勝の順位をもとにA~Cまでブロック分けされた各7組ずつがサバイバル形式で対戦。観客からランダムに選ばれた審査員の投票によって各ブロックの勝者3組が決まり、そこから芸人審査員の投票によって決勝進出者1組が決定することになりました。

出典: FANY マガジン
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『M-1グランプリ2023』決勝戦は、12月24日(日)18:30から22:10までABCテレビ・テレ朝系で生放送。敗者復活戦は同日15:00から放送されます。

7時間ぶっ通しとなる『M-1グランプリ』。19代王者に輝くのは誰かなのか? クリスマスイブの熱き決戦が始まります。

『M-1グランプリ2023』公式サイトはこちらから。

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