ミキ&おばたのお兄さんと一緒に“水引づくり”体験!京都の伝統工芸デジタルワークショップが盛況

京都府内のイオンモール4店舗でイベント目白押し

10月16日(土)・17日(日)の2日間、京都内のイオンモール(KYOTO、京都桂川、京都五条、久御山、高の原)では「京都国際映画祭2021」とイオンモールのコラボ企画として、さまざまなイベントが開催されています。

出典: FANY マガジン

イオンモールKYOTOではFSC(森林認証制度)承認を受けた和紙に「森を守るためにできること」を書き、もう中学生のイラストがプリントされた京提灯に貼っていくという「みんなでつくる京提灯」や、問題に登場するよしもと芸人のナビゲートで京都の伝統文化を学べるなぞときラリーなど、大人も子どもも一緒になって楽しめる催しがズラリ。

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中でも人気を集めたのが、スクリーンに登場するよしもと芸人と手づくり体験ができる「京都の伝統工芸デジタルワークショップ」。ここでは、16日(土)に行われた「水引で本のしおりを作ろう」の模様をレポートします。

職人さんの手ほどきであの水引が自分で作れる!?

会場となったSakura館1階センターコートでは、参加者がひとつのテーブルに1家族というキープディスタンスに配慮した座席で“水引づくり”を体験。今回のワークショップでは、事前に収録したVTRを見ながら作業を進めていきます。

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スクリーンに登場したのは、MCを務めるおばたのお兄さん。おなじみ「ま〜きのっ」を交えて笑わせつつ、まずは概要を説明します。続いてゲストとして京都出身のミキを紹介。さらに「平井水引工芸」の平井さんとリモートでつなぎます。

平井さんによると、水引職人は趣味でやっている方を入れても10人弱だそうで、本職としているのはそのうち3人ほど。水引がよく使われるようになったのは平安時代で、遣唐使や遣隋使の時代に水引の元ができたとのことです。

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あわじ結びに挑戦!

中でもお祝いごとに書かせないのが“あわじ結び”。結婚式のご祝儀袋などでよく目にする結び方で、「お祝いなど、ほどけてはいけないものに用いられる」と平井さん。既に結んである見本品を見たミキのふたりは「あーっ!」と叫んで納得の表情。ほかにも“あわじ結び”を用いた美しいクジャクの細工も披露され、その繊細な技に3人は目を丸くしていました。

出典: FANY マガジン

いよいよレクチャーがスタート。ここからは、参加者もミキと一緒に作業を進めていきます。テーブルの上には、5色の紐が既に用意されており、最初は下から青、赤、黄、白、紫の順番に並べるところから。それを半分にカットすると、次は左手で紐を持ち、右手でカーブをつけていきます。色の並びが変わらないよう注意し、紐が平坦になるよう注意しながら輪を作っていく工程では、昴生が「むずいね、これ」とひと言。亜生はなかなか輪が作れず四苦八苦です。

同時に、参加者も会場スタッフのサポートを受けながらゆっくりと紐に形をつけていきます。VTRでは、昴生は何とかクリアしたものの、亜生は一つ目の工程で行き詰まってしまうという残念な結果に……。その後、おばたのお兄さんも平井さんの指導を受けて“あわじ結び”に挑戦。必死の表情ながら、時折「まーきのっ」の動きを取り入れるおばたのお兄さんに、ミキは大爆笑。会場も、通りかかってVTRに見入っていた方が急きょ途中参加されるなど、にぎわいを増していきます。

出典: FANY マガジン

おばたのお兄さんも出来上がりは今一つとなりましたが、完成できてホッとした表情。3人は「これをキレイに作る平井さんはマジですごい」としみじみ。昴生は「さすが匠の技やなあ」と感心しきりで、亜生は「今度はキレイに作りたい」とリベンジを誓っていました。

参加者も、完成した“あわじ結び”を手に笑顔。京都の伝統に触れられる貴重なひとときとなりました。

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