M-1グランプリ2023×日食なつこ「ログマロープ」恒例となった4分間のオリジナルプロモーションビデオ完成!

漫才頂上決戦『M-1グランプリ2023』決勝は、いよいよ12月24日（日）クリスマスイブに迫ってきました。
12月19日（火）、M-1グランプリ公式YouTubeにて、恒例となった4分間のオリジナルプロモーションビデオがプレミア公開されました（その後、各SNSにて順次公開）。

“4分間” で戦うM-1戦士たち

今年も目の前の誰かを、日本中を笑わせたいと、過去最多の8,540組の漫才師の方々がエントリーしました。もがき苦しみながらも、自分が信じる笑いに研鑽を積み重ね、作り上げた “4分間” で戦うM-1戦士たち。そんな姿を投影し、かつ、背中を少しでも押すことができるような楽曲を探し、日食なつこさんの「ログマロープ」に辿り着きました。

「ただ誰よりも日本中を笑わせたい」

年々レベルが上がり、ただ面白いだけでは勝てないーーー。
爆笑の、さらに先にある「爆笑が、爆発する。」その瞬間を目指し、全身全霊をかけて4分間の漫才を仕上げてくる漫才師たちのストイックな姿が目に浮かぶ歌詞です。
日食さんは半年もの間、曲が書けず、もがき苦しみ、地獄のような景色を見た末に生みだしたというこの曲は、まさに今回のテーマにぴったりの1曲でした。
特徴的なピアノのリフも、爆発の瞬間までの緊張感を表すかのようです。

人生を変えるためでもない、感動させるためでもない、ただ誰よりも日本中を笑わせたい。
3回戦、準々決勝、準決勝と、舞台裏や舞台袖から漫才師たちの姿を真摯にカメラでとらえた映像を、決勝進出者はもちろん、惜しくも決勝の舞台へ届かなかった漫才師たち、全てのM-1戦士たちに感謝の気持ちを込めて、ネタ時間と同じ「4分間」に収め、公開します。

鬼気迫る楽曲と、漫才師たちのリアルな姿のコラボレーション。
毎年恒例となりつつある4分間のプロモーションビデオ『M-1グランプリ2023×日食なつこ「ログマロープ」』、ぜひご覧ください！

日食なつこ　コメント

断崖絶壁に追い詰められてなお、逆転の可能性を見ている。
背水の陣に立たされてなお、口元には笑みが浮かぶ。
そんなふうに生まれてしまった生き物たちのテーマとしてこの曲を長らく歌い続けてきました。
M-1というフィールドにそれが届く日が来るとは……とても光栄です。
お笑いも歌唱も、目の前の人間を己の技術と感性で揺さぶることができるか否かの挑戦であるという点では本質的に極めて似通ったところで隣り合っているのだと思います。
だからこそのエールを。
奮わせてください。観客を。ライバルを。何より、己の心そのものを。

【プロフィール】
1991年5月8日岩手県花巻市生まれ、ピアノ弾き語りソロアーティスト。9歳からピアノを、12歳から作詞作曲を始める。17歳から”日食なつこ”として盛岡を拠点に本格的な音楽活動を開始。心の琴線を揺らす、緻密に練り込まれた詞世界や作曲技術が注目を集め、大型フェスにも多数出演。2021年にリリースされた「アンチ・フリーズ」は第14回CDショップ大賞2022・入賞作品に選出され、近年では映画主題歌やCM音楽など書き下ろしも多く手がける。
日食なつこが次々に生み出す濃密な音楽は創造性のとどまるところを知らず、ギターやベース、時にドラムのような打楽器のパートさえもピアノひとつで表現する独自の作曲スタイルをはじめ、その楽曲力とパフォーマンスはピアノ弾き語りアーティストへの想像や枠組みを超える。強さ、弱さ、鋭さ、儚さ、全てを内包して疾走するピアノミュージックは聴き手の胸を突き刺し、唯一無二の音楽体験を提供する。