「Warai Mirai Fes 2023～Road to EXPO 2025～」が8月25日(金)～8月27日(日)の3日間、COOL JAPAN PARK OSAKAを含む大阪城公園内で開催されています。本イベントは一般社団法人チーム関西の主催のもと、お笑い・スポーツ・音楽遊んで学べるワークショップ、シンポジウムなど多彩なプログラムを実施します。さらに会場では未来を変える17の目標SDGs（読み：エスディージーズ）を様々な形で発信しています。
こころおねえさんやノンタンたちとピクニックへ！
8月26日(土)には、COOL JAPAN PARK WWホールにてノンタンのハッピーコンサート『ノンタンのわくわくピクニック』が行われました。シリーズ累計発行部数3460万部のロングセラーの絵本「ノンタン」（キヨノサチコ作・絵／偕成社刊）の世界を、NON STYLE・石田明が「いしだあきら」として脚本化、演出を手掛けた舞台で、コンセプトは「うたって、おどって、あそんで、わらっちゃう」。ノンタンをはじめ、ぶたさんやたぬきさんなど「ノンタン」の人気キャラクターと歌のおねえさんののだこころ、そして石田らが、歌や踊りで子供たちと宝探しの旅へと出かけました。
会場ロビーには、ノンタンらキャラクターのパネルがずらりと並んだ撮影コーナーやキッズスペースなどがあり、子供たちも遊びまわっています。ベビーカー置き場や授乳室、子供用クッションなども用意されと、鑑賞環境はばっちり。開演前から子供たちの楽しそうな声が響き渡っていました。
ミュージカル「ノンタンのわくわくピクニック」が始まると、こころおねえさんが両手を振りながらステージに現れて「大阪のみんな、こんにちは～！」とご挨拶。子供たちも元気いっぱいにお返事します。ノンタンやタータンたちが登場すると、「わ～！」という大きな歓声が上がり、子供たちの視線がさらにステージへ注ぎ込まれました。
歌が始まると、手を振ったり、体を動かしたり、中には椅子に立ち上がって楽しんでいる姿もありと、子供たちは思い思いに楽しんでいます。宝の地図を手掛かりに、宝さがしに出ることになったノンタンたち。ぶたさんたちのお弁当を当てる場面では、手持ちのうちわを掲げてみんなでクイズに参加。当たるたびに嬉しそうな声が上がりました。「みんなと仲良くすること」、「協力しあうこと」、「お片づけをすること」など、「ノンタンのわくわくピクニック」には大切な教えもいっぱい。歌と踊りで楽しく学べるのも、このステージの特徴です。
終盤、ノンタンを呼ぶ場面では、こころおねえさんが腹式呼吸をレクチャー。物覚えの早い子供たちはすぐに習得、ノンタンを呼ぶ声が一気に大きくなりました。ノンタンたちと一緒に踊るダンスでも、子供たちは客席通路に飛び出して楽しそう。
作・演出を手掛けた石田はハチさん役でも登場、ハチさんを探す場面では客席に降り、子供たちを沸かせました。
図らずもSDGsのメッセージを込めた作品に
公演を終えた石田明、のだこころ、ノンタンが囲み取材に応じました。
まずは2025年の「大阪・関西万博」に向けて開催している『Warai Mirai Fes2023』に参加してみての感想を尋ねると、石田は次のように話しました。「『ノンタンのわくわくピクニック』は『Warai Mirai Fes』に向けて作ったわけではないのですが、ごみを片付けようとか、お野菜を残さず食べようと伝えることも心がけていて、それが偶然、SDGsにパチッとはまりました。大阪で公演したいとノンタンたちとずっと言っていて、やっとの思いで来れたので、すごく嬉しかったです」。
初めて『Warai Mirai Fes2023』に参加したのだは、会場の熱気に圧倒されたと話します。「昨日から会場周辺の熱気が凄くて、本当に子どもたちがお笑いや『ノンタン』を楽しみに来てくれて、笑顔がいっぱいでした。まさに『Warai Mirai Fes2023』という名にピッタリだなと思います」。
SDGsに関してエンタメを通じてどのように取り組んでいるのか、石田に聞きました。「子どもができてから考え方が変わるもので、親として子どもたちにいろんなものを伝えていきたいなと思っていまして。食べ残しなし！とか、飲み物も持参しましょう！とか、いろいろやっていて。裏方でそういうふうにやっていることが表舞台につながっていくのかなと思います。そういう動きをしていると、おのずと即した発想が生まれてくるので、今後、自分がどういう作品を作るのか楽しみです」。
絵本はもとより「ノンタン」の歌があることを知った石田の、「これは絶対ショーにしないともったいない！」という思いから始まったこのミュージカル。石田の子供たちも大好きで、初めて観て以降、ずっと「ノンタン」の歌を歌い、踊っていると続けます。「今日はノンタンの役をする、今日は誰々がこころおねえさん、今日はハチさんと、三姉妹が交代交代に演じて、家で遊んでいます」。この『Warai Mirai Fes 2023』でも、２公演とも家族で観に来たそうで、「スタッフの人に止められんちゃうかっていうぐらい、真ん中で踊っていました(笑)。振付の先生が後ろで見ていたのですが、“あの完璧に踊っている子たちは何だ？”って見ているぐらいでした」。
子供たちの歓声も泣き声もオールＯＫの『ノンタンのわくわくピクニック』。なんばグランド花月などの劇場では、泣くお子さんを連れて出ていく親御さんもいることについての所感を尋ねると、NON STYLEとしての取り組みも披露しました。「僕たちは漫才中でも“出ていかなくていいですよ～”って言うんですけど、やっぱり申し訳なさがあるじゃないですか、親としてね。そういうことをなしにしていこうとなると、お笑いというよりも、子供向けのコンテンツから慣らしていって。だから、最近はNON STYLEのツアーでも幼児席とか子供席のエリアを作っていて。そういうことがどんどん広がっていけばいいなと思っています。こういう活動をしていたら、NGKにも託児所ができたりとか、そういうことに繋がっていくと思うので、これからもそんな動きをしていきたいと思います」。 9月16日（土）・17日（日）に埼玉公演も控えているノンタンのハッピーコンサート『ノンタンのわくわくピクニック』。最後に今後の展望を尋ねました。「ノンタンとも話していたのですが、会場におむつとかも置いていますので、荷物とかも気にせず、家族みんなで気軽に、サクッと観に来て、楽しんで帰る公演にしていけたらなと思っています」。そんな石田の意見に「うん！」と大きく相槌を打つノンタン。のだも「この間、石田さんもおっしゃっていたのですが、ぜひノンタンと一緒に47都道府県に行きたいです！」と意気込みました。
開催概要
「Warai Mirai Fes 2023～Road to EXPO 2025～」
日程：2023年8月25日（金）〜8月27日（日）
会場：大阪城公園内 (〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城）
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール・TTホール、大阪城音楽堂 、太陽の広場 ほか
主催：一般社団法人チーム関西
・「Warai Mirai Fes 2023～Road to EXPO 2025～」ホームページはこちら
【チケット情報】
チケット販売：FANYチケット・チケットぴあ（Pコード：521-007）・ローソンチケット（Lコード：55361）
※詳しくはWarai Mirai Fes 2023公式ホームページをご確認ください。
・FANYチケットはこちら
・チケットぴあはこちら
・ローソンチケットはこちら
・イープラス（ノンタンのハッピーコンサート「ノンタンのわくわくピクニック」）はこちら
一般社団法人チーム関西とは
大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し、参画メンバーが持つリソースを掛け合わせ、さまざまなイベント、プロジェクトを継続的に実施していきます。
また、2025年大阪・関西万博のテーマでもあり、2030年を目標達成年次とするSDGsの推進にも積極的に取り組んで参ります。
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