笑いの火は点け、火事は消す
間寛平率いる“地域を守る消防団”が若い力の入団を熱く呼びかける!

4月15日(土)、16日(日)の2日間にわたって開催された「島ぜんぶでお~きな祭 第15回沖縄国際映画祭」。4月16日(日)、その関連イベントとして、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで「爆笑!爆消!よしもとネタステージ@総務省消防庁」が開催されました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

このイベントは、全国的に減少している消防団員の入団促進を図るため、吉本芸人のネタや、現役消防団員の方々とのトークセッションを通じて、消防団の活動や魅力について多くの方に知ってもらうことが目的です。

まずは、Everybody(タクトOK!!、かわなみchoy?)、スリムクラブ(真栄田賢、内間政成)の2組がネタを披露。
司会のトータルテンボス(藤田憲右、大村朋宏)から“消防ネタを”とのオーダーが出されると、Everybodyはステージで困惑しつつも、お決まりの“クリティカルヒット”ネタを消防ネタにアレンジして対応し、会場に集まった観客も巻き込んでの「クリティカルヒット!」で大いに盛り上げました。

女性団員は出産が入団のきっかけに

ネタの後は、総務省消防庁の消防団入団促進サポーターを務め、「和牛消防団」メンバーの一員でもある間寛平が登場。中城北中城消防団員の方々と“地域を守る消防団”として活動を紹介しました。
中城北中城消防団からは代表として、副団長・伊集さん、分団長・外間さん、黒島さん、北川さん、宮里さん、安和さんの6名が登壇。入団25年の安和さんは、自己紹介で寛平から早口だと突っ込まれると、今度は極端にゆっくり話し出し、笑いを起こします。

会場に家族が来場していた女性団員の宮里さんは、出産が入団のきっかけだったと話し、「この“ちっちゃい生き物”をどう守っていこう?と思って」と、当時の心境を語ったのに対し、寛平が「自分の息子に“生きもん”って!」とツッコみます。宮里さんは続けて「何かあった時に自分で対応できる知識をつけたいことと、学び続ける場を探していた」と、入団に至った理由を説明しました。

身長が縮む!?エピソード

消防団で大変だったことを聞かれた伊集さんは、台風時に倒れた街路樹や道路の冠水を片付けたエピソードを披露。安和さんは、テロで役場が崩壊した想定の訓練で、重いがれきを実際に運んだことを挙げ、「身長が縮みました」とボケて会場を沸かせました。

特別企画では会場のお客様に「中城北中城自慢クイズ」を実施。「中城北中城の施設から見える、ある素晴らしいものは何か?」という問題に、女子中学生が「中城城址」と1発で正解。芸人のサインが寄せられた色紙がプレゼントされました。

最後に分団長の外間さんが「実際にみなさんの地域にも同じような消防団は存在しています。もし興味があればお近くの消防署に連絡していただいて、活動の見学をして欲しい」と話し、寛平は「みんなで地域とか国を守っていくには消防団です。みなさんよかったら消防団に入ってください!」と入団を呼びかけました。

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