きゃりーが小籔と“子育てトーク”!? 2日目もゲス極、石崎ひゅーい、ホフディランらのパフォーマンスで熱気ムンムン【KOYABU SONIC2025 2日目レポート】

小籔千豊が主宰するフェス「KOYABU SONIC 2025」が、9月13日(土)から15日(月・祝)までインテックス大阪で開催されました。“音楽×笑い×ゲーム”をテーマに小籔がプロデュースするこの恒例イベントも今年で13回目。2日目も豪華アーティストと人気芸人が集結し、会場はますますヒートアップ! 特設エリアで開催されたバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のイベントの模様と合わせて詳報します。

出典: FANY マガジン
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現役大学生の「えげつないおしゃれなバンド」

前説を担当するのは吉本新喜劇の今別府直之。定番ギャグのあと、Tシャツを脱いで新ギャグを披露すると、「いっぱい拍手をください!」と要求します。さらに鼻に10円玉を入れるギャグをみせると、矢野・兵動の兵動大樹のモノマネで「“アイドル”をヒットさせたあの2人がやってきます」と呼び込み!?

YOASOBIが登場するかと思いきや、登場したのは新喜劇座員の辰己智之と谷川友梨です。2人はYOASOBIの「UNDEAD」、Vaundyの「怪獣の花唄」を熱唱しました。

続いて会場に“心音”が響くと、小籔と蛙亭によるオープニング映像が映し出されます。そしてステージに小籔が登場! 2日目のトップバッターである5人組のluvを「えげつないおしゃれなバンドです」と呼び込みました。

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8月にリリースされた「脳におまじないなme」からスタートさせたluvは、現役大学生バンド。MCでは、バンドの練習中にたまたま小籔に出会ったことを明かし、「めちゃくちゃ運がいい」と自己紹介しました。

その後もおしゃれなナンバーを披露すると、小籔とトークでも現役大学生とは思えない風格でした。

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カジヒデキは「スウェーデン過ぎるぞ。気ぃつけろ!」

“コヤソニの常連”ホフディランは、ベースにサニーデイ・サービスの田中貴、 ドラムにオータコージを加えた“ホフディランカルテット”での参戦です。

歪んだギターのイントロが響いて「サガラミドリさん」からライブがスタートします。そして「何年も呼んでいただいてありがとうございます!」と感謝を伝えたあとは、2曲目の「恋はいつも幻のように」へ。そして、デビュー曲「スマイル」や「遠距離恋愛は続く」で会場を盛り上げました。

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小籔が「スウェーデン過ぎるぞ。気ぃつけろ!」と紹介して登場したのは、こちらもコヤソニに欠かせないミュージシャンの1人カジヒデキ。1曲目は「君のハートのナチュラル」を披露。「甘い恋人」ではオーディエンスと「甘い、甘い、甘い」の合唱で盛り上げると、小籔が好きな曲と紹介した「シヴィラはある日突然に」など上質なポップチューンを聴かせました。

MCで「大阪が好きやねん!」とアピールしたカジは、2010年からコヤソニに出演。小籔とのトークでは、来年のコヤソニのアイデアを出し合い、まさかの“白塗り”プランも飛び出して盛り上がりました。

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ピックが折れて「もう1回、最初からやっていいですか?」

小籔が「かわいらしい3人。でもめちゃくちゃパワフル!」とあおって呼び込んだのは、なち(Vo.Gt)、ごうけ(Dr)、るみなす(Gt)からなる次世代ガールズバンドのサバシスターです。

なちが「今年も呼んでもらいました~!」と弾ける声で挨拶したあとは、瞬く間にフロアをパンクな世界に染め上げます。さらに10月15日(木)にリリースされる2ndアルバム「たかがパンクロック!」から、新曲の「才能」を披露。

ライブ後のトークでは、小籔にやりたいことを聞かれて「みんなで温泉旅行に行きたい」となち。どこの温泉に行きたいかを相談していました。

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昨年はバンド「kanekoayano」として出演したカネコアヤノが、今年はソロで弾き語りを披露。1曲目の「さびしくない」で、力強くかき鳴らすアコースティックギターの音とソウルフルな歌声が会場を包みます。

「わたしたちへ」では、アコギを激しくかき鳴らす最中にピックが折れるハプニングもありましたが、カネコは「もう1回、最初からやっていいですか?」と、素晴らしいパフォーマンスを見せました。

ライブ後のトークでは、小籔に「ゲームとかやるんですか」と聞かれて「やります!」と意外な素顔を明かしました。

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「こっからはクラブに変えていいですかー?」

2日目も終盤に差し掛かり、会場のボルテージが上がったところで登場したのはきゃりーぱみゅぱみゅです。カラフルな照明や映像で彩られたマジカルなステージは、「にんじゃりばんばん」から幕開け。

「去年出産をしまして、今年戻ってこられてとてもうれしいです!」

きゃりーの報告に会場から温かい拍手が送られます。「もんだいガール」のパフォーマンス中には、観客のダンスでフロア全体が波のようにうねり、きゃりーも「よくできましたー!」と嬉しそうでした。

その後、「こっからはクラブに変えていいですかー?」と呼びかけると「どどんぱ」を披露。小籔とのトークでは、子どもの話も飛び出して会場を和ませました。

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次に登場した、ゲスの極み乙女はヒットナンバー「ロマンスがありあまる」からスタート。「デジタルモグラ」で重厚なサウンドでフロアを包むと、新曲「シックマン」をお披露目します。ちゃんMARIがソロで横笛を披露する場面もありました。

ラストの「ラスカ」の前に川谷絵音は、「コヤブソニックはお客さんがものすごく温かい。大好きなイベントで、ずっと続けばいい。また会えたらいいなと思います」と語りかけ、フロアから大きな拍手が沸き上がりました。

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2日目のトリを飾ったのは、石崎ひゅーい。「コヤブソニック2025、トリを務めさせていただきます」と呼びかけると会場は歓声に包まれました。

「HERO」をソウルフルに歌い上げたあとは、「夜間飛行」のコール&レスポンスで会場と一体化。アコギに持ち替えて7月にリリースした新曲「しょうが焼き」を披露すると、ほんのり切ないバラードに観客が惹きつけられます。そしてラストは「さよならエレジー」のサビを全員で大合唱!

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「僕お笑いがめっちゃ好きで、コヤソニに出るのはとってもありがたいことなんです」という石崎は、曲作りに煮詰まったときにお笑いを見るそうで、「芸人さんと会えるのはありがたい気持ちでいっぱい」とのこと。

とは言いながら、「トリは……重いです」ともらした石崎は、ライブ後のトークで小籔と来年の出番時間について綿密に打ち合わせを始め、観客の笑いを誘いました。

ぼんちおさむの“ウラの顔”を暴露!?

“ネタブロック”では、3つのパートにわかれて人気芸人たちが続々登場! パート1には金属バット、カベポスター、吉田たち、ミルクボーイ、スーパーマラドーナ、笑い飯、中川家が登場して大爆笑をさらいました。

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パート2にはエバース、バッテリィズ、見取り図、佐久間一行、かまいたち、NON STYLE、フットボールアワーが珠玉のネタで盛り上げます。

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そしてパート3には、キンタロー。、ロバート・秋山竜次、蛙亭、タイムマシーン3号、矢野・兵動、ザ・ぼんちが登場。若手からベテランまで、東西、事務所の垣根も越えて集まった人気芸人たちのネタで、会場は爆笑に包まれました。

ザ・ぼんちは、ネタ中に1980年代の漫才ブームで大ヒットした「恋のぼんちシート」を歌唱するサプライズも。今年73歳を迎えるぼんちおさむと、里見まさとの2人に小籔は「お元気で若々しくされている。本当にすごい」と脱帽です。

まさとが「今年も学園祭にいっぱい行かせていただいて、われわれがどこまでできるか楽しみにしてます」とコメントすると、おさむも「チャレンジせんとあかん!」とエネルギッシュに宣言。いつもパワフルにギャグを繰り出すおさむですが、小籔に「実はNGK(なんばグランド花月)の楽屋ではおとなしい」と“ウラの顔”を暴露される場面もありました。

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フォートナイトエリアでは吉本新喜劇座員が大活躍

「フォートナイトエリア」は2日目も大盛況! ほぼ満席の熱気に包まれるなか、第1部には吉本新喜劇の川畑泰史、すっちー、太田芳伸、辰巳智之、酒井藍、諸見里大介が登場し、参加者のプレイを楽しい実況で盛り上げました。

芸人参加のチームで対戦したあと、最後のゲームでは観客のみのチームで対戦することに。同じマッチのランキング形式で激しい戦いが繰り広げられ、会場は全員大興奮! 酒井は「みなさん、すばらしいチームワーク!」と絶賛しました。

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第2部の開始前には、ルネサンス高校eスポーツコースから8人の生徒が登場し、エキシビジョンマッチを開催。このセッティング中に小籔が登場し、「フォートナイト好きやからこのエリアやろうとなって。おカネがかかるけど……この方々に協賛してもろてます!」と感謝します。

鮮やかなプレイの連続に諸見里は「速くてわからない! いつ終わったの?」とビックリ。ルネサンス高校の生徒に、敵と味方の見分け方やキーボードの角度などを教わった宇都宮は「勉強になります!」と目を輝かせました。

川畑がKinki Kidsの「ジェットコースターロマンス」をご機嫌に歌い上げて盛り上げたあとは、いよいよ第2部がスタート! トッププレイヤーのwickesyとくららが参戦し、劇場から駆けつけた吉田裕も実況に参加しました。

第3部も、人気プレイヤーのらいふがーどが優里「ドライフラワー」を熱唱するなど見どころ満載。最後まで大盛り上がりとなりました。

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開催概要

『KOYABU SONIC 2025』
日程:2025年9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)
時間:9:30 open/10:30 start
会場:インテックス大阪 4号館・5号館
(大阪市住之江区南港北1-5-102)

公式ホームページ:https://www.koyabusonic.com/
公式X:https://www.koyabusonic.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/koyasoni/

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