10月13日(金)~10月15日(日)の3日間、よしもと祇園花月をはじめとした京都市内の各会場にて「京都国際映画祭2023」が開催されました。今年の京都国際映画祭では、当映画祭の名誉実行委員長を長年務められた中島貞夫監督の追悼上映をはじめ、映画上映や舞台挨拶、アート作品の展示やオンライン企画なども同時に展開し、映画もアートもその他も全部お楽しみいただける内容となっていました。
『京都国際映画祭2023』のイベントのラスト飾った京都タワーサンド×京都国際映画祭2023特別コラボイベント『京都国際映画祭打ち上げ 帰ってきたMUSIC NIGHT in KYOTO TOWER SANDO』が10月15日(日)、京都タワーサンドで行われ、ダイノジとRunny Noizeが登場。音楽と笑いの後夜祭をぶち上げました。
Runny Noizeはアコースティックライブで参加
まずはRunny Noizeのアコースティックライブからスタート。ステージと観客フロアの距離はほぼゼロに近く、「近いね~」と交互に言い合う洲崎と山田。お笑いのステージでもなかなかない距離感だけに、「こんな近くで見ることもないでしょう」と山田、フランクに話しかけます。そんな近さがステージとフロアの一体感を作り上げ、楽曲を重ねるごとに手拍子や歓声もボリュームアップ。有料ブースはもちろん、一般エリアも熱を帯びていき、ライブハウスと変わらない雰囲気に。
会場の京都タワーサンドには様々な飲食店が並び、気軽に食事やお酒を楽しめます。はたと足を止めてライブを楽しむ人の姿もあり、「お酒飲みながら楽しんでください!」と洲崎。約30分という時間を共有し、Runny Noizeの音楽を堪能しました。彼らは「Walk」や「e」、プロデューサーに亀田誠治を迎えて制作した「The Name」など全5曲を披露、アコースティックライブながらも厚めの音圧で盛り上げ、DJダイノジへとつなげました。
4年ぶりのDJダイノジ、盤石の楽曲で熱狂
そしてダイノジとパフォーマーの笑笑子からなるDJダイノジが登場。一瞬にして観客の心をつかみます。振付、ダンス、ハンドクラップなどをレクチャーする大地、会場はダンスフロアと化しました。
昭和から令和のヒット曲で盛り上げる大谷。歓声もさらに大きくなり、音楽フェスさながらの様相を見せます。「歓声がちょ~うれしい!」と大谷、思わず笑みがこぼれます。途中、大地が「痛い…!」と言ってしゃがみ込む一幕も。何事かと思いきや、それから華麗に復活するまでがセットになったパフォーマンス。そんなハプニングも交えながら、京都の夜を熱く焦がしました。
Runny Noizeもステージに登場し、エアバンドで参加。大地は「世界エアギター選手権」で2年連続1位を獲得した実力の持ち主とあって、山田とともにフロアに降り立ちエアギターのコラボをする場面もありました。最後は「京都国際映画祭、最高!」のコール&レスポンスで大団円。『京都国際映画祭2023』を景気よく締めました。
「京都国際映画祭」は2014年より「京都映画祭」から引き継いだ伝統と志を重んじ、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに「新しいモノ・コト」にも積極的に取り組んできました。第7回からは柔軟に形を変えてオンラインとリアルの良さを併せもつ、ハイブリッドの映画祭として開催しています。
『京都国際映画祭2023~映画もアートもその他もぜんぶ~』
開催期間:10月13日(金)~15日(日)
場所:よしもと祇園花月、京都市京セラ美術館、京都国際マンガミュージアム、おもちゃ映画ミュージアム、ほか
『京都国際映画祭2023~映画もアートもその他もぜんぶ~』HPはコチラ