京都国際映画祭で『劇場版〜にゃん旅鉄道』全国に先駆け先行上映! 広報さんによる舞台挨拶付き!

10月13日(金)~10月15日(日)の3日間、よしもと祇園花月をはじめとした京都市内の各会場にて「京都国際映画祭2023」が開催されました。今年の京都国際映画祭では、当映画祭の名誉実行委員長を長年務められた中島貞夫監督の追悼上映をはじめ、映画上映や舞台挨拶、アート作品の展示やオンライン企画なども同時に展開し、映画もアートもその他も全部お楽しみいただける内容となりました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最終日の15日、京都国際マンガミュージアムでは『劇場版〜にゃん旅鉄道』が上映されました。上映後の舞台挨拶では芦ノ牧温泉駅を守る会から広報担当が登壇。ねこ駅長にまつわる貴重なお話が聞けるということで、無類のねこ好き、ねこ駅長ファンが集まりました。

『劇場版〜にゃん旅鉄道』について

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

会津芦ノ牧温泉駅の“ねこ駅長”「らぶ」の日常を綴った本作。ねこ好きの間では「働くねこ」として知られる主人公の「らぶ」駅長は、弟の「ぴーち」、妹「さくら」との3兄妹。福島県会津地方の雄大な自然を背景に、働くねこたちの日常を3年に渡って記録したねこ視線の実写映像に、アニメーションを効果的に組み合わせ、“奇跡が起こる駅”のドラマを描いています。撮影には全編「飛び猫」で知られる写真家・五十嵐健太が担当したこともあり、まさに“ねこ好きの”“ねこ好きによる”“ねこ好きのための”作品に仕上がりました。

そばにいてそっと寄り添う、ねこ駅長に癒される人多数! 

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

四方を山に囲まれた、四季ごとにはっきりと表情を変える会津地方。桜が舞う季節も、雪深い冬も変わらず存在し続ける駅を舞台に、天国に旅立った“先代ねこ駅長”「ばす」の後を継ぎ「働くねこ」となった「らぶ」が主人公の物語です。駅での仕事ぶりもねこらしく自由気ままに振る舞うそぶりも、弟妹と愛らしくふれ合う場面も、スクリーンに映し出される「らぶ」駅長の振る舞い全てが愛らしく、ねこ好きにはたまりません。先代駅長「ばす」を師匠のように母猫のように慕う「らぶ」視線で語られる思い出を通して、愛情深いねこたちの絆にも触れられるストーリー展開に、時折、涙腺が緩むこともうけあいです。

ねこ駅長・らぶに最も近しい“広報さん”による舞台挨拶

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

上映後には、MCを務める仲西ンとこ・じゅんぺぇと共に、芦ノ牧温泉駅を守る会から広報担当・小林洋介氏が登壇。ねこ駅長ファンの間では「広報さん」と呼ばれている小林さんの話を聞こうと、東京からやって来た人も会場にいたほど。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「映画化に至った経緯は?」「ねこ駅長目当てで会津芦ノ牧温泉駅に来られる方が多いのか?」の質問に対し、「福島中央テレビでミニコーナーで「にゃん旅」を放映したところ、人気になって映画化が決まった」「全国からねこ駅長目当ての方が大勢訪れる」などと丁寧に答えていく小林氏。ほかにも先代駅長「ばす」就任の経緯と今なお消えない存在感、「らぶ」駅長の仕事ぶり、「ぴーち」施設長が被る帽子の秘話なども語られ、会場は熱心に耳を傾けていました。

「京都国際映画祭」は2014年より「京都映画祭」から引き継いだ伝統と志を重んじ、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに「新しいモノ・コト」にも積極的に取り組んできました。第7回からは柔軟に形を変えてオンラインとリアルの良さを併せもつ、ハイブリッドの映画祭として開催しています。

『京都国際映画祭2023~映画もアートもその他もぜんぶ~』

開催期間:10月13日(金)~15日(日)
場所:よしもと祇園花月、京都市京セラ美術館、京都国際マンガミュージアム、おもちゃ映画ミュージアム、ほか

『京都国際映画祭2023~映画もアートもその他もぜんぶ~』HPはコチラ