“史上最年長王者”サルゴリラ、念願のキングオブコント優勝で「パンサー向井にやっとおごれる!」

“真のコント王”を決める『キングオブコント2023』(TBS系)が10月21日(土)に開催され、激戦を勝ち抜いたサルゴリラ(児玉智洋、赤羽健壱)が過去最高の総合得点をたたき出して優勝しました。過去最多の3036組が出場した大会を史上最年長で制覇という“記録”だらけの勝利――。終了後の会見では、これまでの下積み時代を振り返りながら、喜びを爆発させました。

©キングオブコント
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「メトロンズを知ってもらいたい」

NSC(吉本総合芸能学院)東京9期生のサルゴリラは、囲碁将棋やライス、しずる、ハリセンボンらと同期。前身のお笑いトリオ・ジューシーズの時代からキングオブコント(KOC)に参加してきましたが、決勝へは今回、初めて進出しました。決勝では、ファーストラウンド(「マジック」のコント)が482点、ファイナルラウンド(「魚」のコント)も482点を獲得し、合計964点という過去最高得点での優勝でした。

赤羽44歳、児玉43歳という歴代最年長でキングとなった2人は、放送終了直後の会見で、こう心境を語ります。

「めちゃくちゃ大変でしたけど、楽しかったです。1年かけてやってきて、自分たちの好きなコントができて優勝もできた。こんなにいい流れはないです。これからもコントはやっていきたいと思います!」(児玉)

「面白い芸人さんがいっぱいいるので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいです。お笑いを観にきていただきたいですね」(赤羽)

©キングオブコント
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決勝前には、多くの芸人仲間からアドバイスや応援の声があったそうで、前日には、これまであまり話す機会がなかったという大先輩、中川家・礼二から「明日、決勝やろ。頑張ってな」と声をかけられたと赤羽が振り返ります。また、KOCファイナリスト経験者のGAG・SJからは「ありネタを2本やるだけだと思えばいいと思います」とアドバイスをもらい、気が楽になったと話しました。

一方、児玉は過去に、先輩のピース・又吉直樹と後輩のパンサー・向井慧‎とルームシェアをしていた仲。今回の決勝前に又吉から「自分たちのコントを見てもらえる、って思えばラクやろ」と言われ、嬉しかったと振り返ります。また向井については、しみじみとこう語りました。

「やっとおごれます! 一緒に住んでいたときも、向井が家賃10万で、俺は5万で倍払ってもらっていたんですよ。やっと、先輩らしくなれるかなと思います」

©キングオブコント
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サルゴリラの2人は、しずる、ライスとともに「メトロンズ」という演劇ユニットをつくり、継続的に公演を行っていますが、これについても児玉がこう意気込みました。

「僕らだけがファイナリストになっていなかったので申し訳ないというか。僕らが決勝に行けばもっと(知名度が)広がると思っていました。いま、けっこう力を入れているんで、次の目標じゃないですけど、メトロンズを知ってもらいたいですね」

「コントは一生やっていく」

決勝で披露したネタは「自分たちの好きなコントをやろう」という基準で選び、ネタの順番は、2本見てもらった先輩芸人たちからアドバイスをもらったといいます。赤羽は「まずはファーストステージを突破しないと2本できないんで、自分たちの中では(強いと思っている)1本目なのかな、と」と話しました。

また、決勝の番組中にはこんなウラ話も。2本目のネタが終わったCM中、2人の憧れであり、MCをしていたダウンタウン・浜田雅功から「(優勝に)行ったんちゃうか」と声をかけてもらい、うれしかったと明かしました。

©キングオブコント
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優勝賞金1000万円については、赤羽は44歳で実家暮らしのため、1人暮らしの資金に。結婚している児玉は、子ども部屋がない家に住んでいるため、引っ越したいと話します。記者から「パーッと使うことはないのか?」と聞かれた児玉が「500万入るんですもんね……。なんか(現金を)投げちゃおうかな!」と勢いをみせると、赤羽は「やめたほうがいい!」と冷静にツッコミを入れていました。

最後に、児玉が「コント」への思い入れをこう話しました。

「僕らは漫才もできないですし、ずっとコントだけやってきたんで、もうこれしかない。コントをやっているときが、いちばん楽しいですね。たぶん一生やっていくものだと思います」

©キングオブコント
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