4年連続のニッポンの社長、2年ぶりの蛙亭…『キングオブコント2023』決勝10組が決定!

今年の“日本一のコント師”を決める『キングオブコント2023』のファイナリストが、9月27日(水)に発表されました。熱戦を繰り広げるメンバーは、蛙亭、カゲヤマ、サルゴリラ、ジグザグジギー、ゼンモンキー、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人(※50音順)の10組です。南海キャンディーズ・山里亮太がMCを務めた記者会見では、10月21日(土)の決勝に向けてそれぞれが意気込みを語りました。

出典: FANY マガジン
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カゲヤマ、会見でMCの山里に注意される!

【蛙亭(イワクラ、中野周平)】2年ぶり2回目
昨年の雪辱を果たして蛙亭が返り咲き! 中野が「調整に調整を重ねまして、先月なんとか(体重)100キロいきました。ベストコンディションです!」と報告すると、イワクラも「出番前にケーキを与えてパンプアップさせた」とのこと。

そんな中野について、イワクラは「相方はまったく緊張しない。誰のことも尊敬してないし、KOC(キングオブコント)がすごい大会だということも自覚していない」とバッサリ。誰だったら緊張するのかと問われた中野は、「会ったことないので想像なんですけど……ジム・キャリー」と答えて笑いを起こしました。

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【カゲヤマ(益田康平、タバやん。)】初出場
初出場のカゲヤマ。益田は「めちゃくちゃ嬉しいです」と喜びを噛みしめます。2人に話を聞いていると、タバやん。が突然、「10月の半ばにニッポンの社長とツーマンライブをやります!」と公演告知。すかさず「告知はダメです」と割って入った山里は、「営業のエンディングの空気になってます。(KOCに向けた)緊張感を見たいんです!」と注意していました。

また、「ほかのコンビに負けないところ」を問われたタバやん。はこう答えました。

「エゴサーチをするんですけど、『カゲヤマ』と書かれているところに、ぜんぶ『いいね』してるんで(そこは負けない)」

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【サルゴリラ(児玉智洋、赤羽健壱)】初出場
サルゴリラは、幼稚園からの幼馴染コンビです。「(出会って)40年負け続けてきて……44歳で、やっと!」と初出場を喜ぶ児玉。一方の赤羽は、なんと40キロも体重を落としたのだとか。すっかり痩せた赤羽を見た山里は、「赤羽くんって、こんなベテラン落語家さんみたいな雰囲気だった?」と大笑い。すると赤羽は「健康的に痩せたんで!」と自らフォローしていました。

さらに、優勝したあかつきには「44歳で実家暮らしをしているので、そろそろ一人暮らしをしたい!」と語りました。

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【ジグザグジギー(宮澤聡、池田勝)】7年ぶり3回目
久々のファイナリストになったジグザグジギー。胸中を問われると、同時にしゃべるボケをして聞き取れない状況に……。山里は「キャリアとミスが合ってない!」とツッコミを入れます。

そんな彼らは、東京でしか単独ライブをやったことがなく、全国ツアーをしてみたいと夢を語ります。宮澤が「茨城、熊本、北海道あたりで(やってみたい)」と語ると、「それ、メロンの出荷量ランキングの地域だから」と池田。さらに宮澤が「沖縄、鹿児島、熊本……」とつぶやくと「これは幸福度ランキング」と紹介し、会場は笑いに包まれました。

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【ゼンモンキー(ヤザキ、荻野将太朗、むらまつ)】初出場
ファイナリストのなかで、誰よりもKOCファンであると紹介された荻野。「(所属事務所の)ワタナベエンターテインメントを背負って頑張ります!」と意気込みます。憧れの人を問われると、「じゃあ……(同じ事務所の)ファイヤーサンダーさん」と取ってつけたように挙げていました。

「やってみたい仕事」について、ヤザキはこう叫びました。

「クルマが好きなので、クルマ関係の仕事がやり……ちょっと待ってください! (スポンサーに)カーネクストって書いてありますよ! カーネクストさん仕事ください!」

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隣人「わてらは浪速のコント師や!」

ニッポンの社長(辻、ケツ)】4年連続4回目
驚異の4年連続での決勝進出を決めたニッポンの社長。体調不良のため、残念ながら準決勝欠場となったロングコートダディのネタをイジる辻の横で、微動だにしなかったケツ。そんな彼に話を振ったものの、見当違いなコメントをされた山里は「ケツさん! 事前の流れ聞いてました?」と質問。爆笑に包まれるなか、山里は「僕、気づいていたんです。ケツさんがボーッとされていたこと!」とツッコみます。

出てみたい番組については、辻が「やっぱり、ハイヒールさんMCの『真夜中市場』」と語ると、ケツが「出たないやろ!」と激昂。コンビの恒例のやりとりを披露していました。

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【ファイヤーサンダー(こてつ、﨑山祐)】初出場
芸歴12年目にしてファイナリストの座をつかんだ2人。こてつが「相方のパワハラに耐えてきた」と笑わせば、﨑山は「遅刻はするし、ネタは覚えないし、みんなこうなる!」と指摘。これに、こてつは「今年、決勝に行かなかったら訴えようと思っていました! でも、決勝行けたので、全部チャラです!」。

さらに﨑山は、KOCファイナリストのさらば青春の光・東ブクロが、実はこてつの従兄弟だと明かします。会場の空気を察したのか、こてつは「こうなるから言いたくないんですよ!」と渋い顔をしていました。

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【や団(ロングサイズ伊藤、本間キッド、中嶋享)】2年連続2回目
開口一番、本間がこう言い放ちます。

「正直、僕らKOCどころじゃないんですよ! 明日、カゲヤマと60分のジェスチャーゲームのライブで対決するので、それで頭がいっぱいなんですよ!」

また、伊藤が「バイトをやめられなくて週1でやっています」と明かすと、中嶋が「月1にしたい」と切実な希望を漏らします。山里は冷静に「バイトは続けるんですね」とツッコミを入れました。

大会に向けて、いろいろな人にネタを見てもらった、というや団。本間が、身内のいとこのよっちゃん、たかひろおじさんに見てもらったと話すと、中嶋が「たかひろおじさんは大喜利が強い」と紹介していました。

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【ラブレターズ(塚本直毅、溜口佑太朗)】7年ぶり4回目
久しぶりの決勝進出となるラブレターズ。塚本は「自分が尊敬する人の大事な言葉を胸に頑張ってきました」と告白。それは「自分の直感を信じて、ただ突っ走るのみ」という浜田ブリトニーの言葉だと明かすと、溜口は「あの、ダイエットに成功した!?」とプチ情報で反応しました。

「優勝したらやってみたい仕事」については、ミシンのYouTubeチャンネルを立ち上げた塚本に仕事が増えたら……と溜口。塚本も「コント師の皆さんって、舞台衣装がないじゃないですか。いくらでも作りますので! そのために優勝賞金でいいミシンを買う」と宣言しました。

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【隣人(中村遊直、橋本市民球場)】初出場
隣人は、唯一の大阪組です。中村が「わてらは浪速のコント師や!」と挨拶すると、山里は「大阪で会ったとき、そんなにコテコテの浪速を背負ってましたっけ?」と戸惑います。

自己紹介では、橋本が「橋本市民球場(しみんきゅうじょう)です」と言えば、中村が「なんちゅう名前してんねん。みんなビックリするから!」とツッコミ。続けて「私は、中村遊直(ショートライナー)です」と、橋本とどっちもどっちな芸名で爆笑を起こしました。

「これだけは負けないこと」について質問されると、「お笑いはナマモノやと思っているんで」と中村。「お客さんの表情を見て、言葉尻を変えているんで、それだけは負けない」と続ける彼に、橋本は「ダサい……」とつぶやいていました。

出典: FANY マガジン
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『キングオブコント2023』公式サイトはこちらから。

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