10月13日(金)~10月15日(日)の3日間、よしもと祇園花月をはじめとした京都市内の各会場にて「京都国際映画祭2023」が開催されています。今年の京都国際映画祭では、当映画祭の名誉実行委員長を長年務められた中島貞夫監督の追悼上映をはじめ、映画上映や舞台挨拶、アート作品の展示やオンライン企画なども同時に展開し、映画もアートもその他も全部お楽しみいただけます。
最終日となる15日(日)、京都駅ビル 駅前広場で『「洋食惣菜 スター食堂 × 木村祐一」100周年コラボプロジェクト~京都洋食「昭和の味」を木村祐一が再現~』の発表会見が行われました。
高校時代にバイトしていた縁からコラボがスタート
まずステージにMCのチュートリアル・福田充徳が登場。自身が京都出身で『スター食堂』に通っていたことを明かし、今回2025年に創業100年を迎えるにあたって、100周年コラボプロジェクトがスタートすることを発表。
スター食堂株式会社 取締役 営業統括部長 瀧上 純氏、取締役 総料理長 松下勇一郎氏、そして木村祐一を呼び込みます。木村は「よしもとの舘ひろしです〜」とひとボケ。
まず瀧上氏は、このイベント当日の10月15日が創業記念日であることを明かし、「今日が99年の1日目」と話すと、現在は京都市内で15店舗展開、洋食以外にも居酒屋なども手がけていることをアピールしました。さらに木村とのコラボについて話そうとすると「こっちでしゃべります、長い!」と木村からツッコミが。木村は高校一年生のころスター食堂でアルバイトしていたことを明かし、いろいろな料理を作ることができたとのことで「ものすごく楽しいバイトの経験」と話すと、「初めてカルボナーラを知った」、「クロックムッシュもあった」など、当時のエピソードを披露しました。
その縁から今回のコラボにつながったそうで、木村の思い出の味のため打ち合わせを重ねたと松下氏。先日、試作メニューのカルボナーラを試食したという木村は「味が思い出と少し違った、もっとサラサラしていた」と感じたとのこと。松下氏は「今日は多分イケるんじゃないか」と自信をのぞかせます。そして人気メニューの『どぼつけ丸メンチカツ』についても、「試食会ではけっこう言いましたよ」と木村。それを元にした2回目の試食がステージ上で行われました。
改良を重ねたメニューを試食したキム兄は……
木村はメニューが出てくるまでの間、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンとのエピソードを話していたかと思うと、知り合いが通りかかったと手を振るなどリラックスムード。そしていよいよ改良版カルボナーラが登場。
木村はマスコミ席まで皿を手に持ち降りてきたあと、試食すると「ふんふんふん、おっ! あっ! コレ!」と納得の表情。そして「コテコテのやつはよそにいっていただいて、日本人が初めて食べたあっさりのカルボナーラ、これやったらおかわりできそう」と絶賛したあと「もう少しアルデンテで」と注文も忘れません。福田も試食して「おいしい! 生麺やからモチモチしてるし、スープスパゲティ的要素もある」とベタ褒め。続いては『丸メンチカツ』の試食です。ソースのつかった『どぼつけ』とソースのかかっていない実山椒入りのもの、2種類がサーブされました。これも木村は「うまッ!」、福田も「実山椒、すごいっすね!」と絶賛です。改めて木村は「ソースかかってない方が好きかな」と話すと、瀧上氏から「髙島屋京都店でお買い求めいただけます」とフォローが入りました。
木村は「カルボナーラはこれでOKでございます!」と両手で大きな丸。販売日程はホームページやSNSで発表されることが福田から伝えられました。最後に木村は「今後サンドイッチやドリア、16歳のころ食べたクロックムッシュなど、まだまだ新しいメニューが増えていく」と宣言。大満足の表情で試食会は終了しました。
「京都国際映画祭」は2014年より「京都映画祭」から引き継いだ伝統と志を重んじ、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに「新しいモノ・コト」にも積極的に取り組んできました。第7回からは柔軟に形を変えてオンラインとリアルの良さを併せもつ、ハイブリッドの映画祭として開催しています。
『京都国際映画祭2023~映画もアートもその他もぜんぶ~』
開催期間:10月13日(金)~15日(日)
場所:よしもと祇園花月、京都市京セラ美術館、京都国際マンガミュージアム、おもちゃ映画ミュージアム、ほか
『京都国際映画祭2023~映画もアートもその他もぜんぶ~』公式HPはこちら