「あんな人たちと同じ舞台に自分たちが立てる」『伝説の一日』の舞台に立つジャンポケは10年前のライブビューイング会場からの“出世”をどう思う!?

吉本興業の創業110周年を記念した特別公演『伝説の一日』が4月2日(土)と3日(日)、大阪・なんばグランド花月で開催されます。よしもとの人気芸人223組315人が総出で笑いを届ける、まさに“伝説の”イベント。そのステージに、ジャングルポケット(おたけ、太田博久、斉藤慎二)が出演します。10年前の「創業100周年」ではライブビューイング会場の“盛り上げ隊“として参加した3人――芸歴15年目にして待望の“本出番”となった彼らに、その心境を聞きました!

出典: FANY マガジン
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2日間にわたって全8公演が上演される『伝説の一日』は、人気芸人たちのネタ披露に吉本新喜劇の公演、さらに明石家さんまによるコメディ『さんまの駐在さん』が復活するなど、とにかく豪華なラインナップ。ジャングルポケットは、ダウンタウンも登場する注目の千秋楽3回目のステージに出演します。

「この10年で上のほうに行けたのかな」

――今回の『伝説の一日』で、みなさんは4月3日の3回目の公演に出演するんですよね。

太田 そうなんです。「出番があります」と言われたときはピンと来なかったんですけど、100周年のやつの110周年バージョンだと聞いたときは、前回出られなかったので、この10年の間に吉本内での“出世レース”で、同世代のなかで上のほうに行けたのかなと(笑)。

斉藤 過去にあった『LIVE STAND』(吉本が企画・制作するお笑いフェス)とか、そういう大きなイベントで呼ばれないとちょっと不安になってしまう。だから、こういうところに呼ばれるっていうのは「認めてもらえてるのかな」と安心にもなります。出演する錚々たるメンバーを見ると、いつも行ってる大阪(の公演)とはちょっと違う気持ちになりますよね。ダウンタウン(松本人志、浜田雅功)さんとか、あまりにも特別な人が出られるわけですから。

おたけ ダウンタウンさんがどんなことをするのかって、いろんな噂が飛び交ってて、どうなるのかすごい楽しみで。というのも、僕らの出演日がたまたま一緒の日なんですよ。

太田 何するのかはわからないけど、ダウンタウンさんがNGK(なんばグランド花月)でするなんかしらかを、僕らは生で見れるんですよ!

出典: FANY マガジン
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斉藤 おたけさんはもともと木村拓哉さんの大ファンで。たまたま大阪の出番があったとき、『さんタク』(フジテレビ系)の収録で木村拓哉さんがNGKに来たことがあって。

おたけ そうそう、NGKはそういうミラクルが起きてきた場所なので。ダウンタウンさんが“伝説”になるようなすごいことをしたら、もうそれこそ奇跡ですよね。

――公演には大御所も多く出演するということで、たとえば楽屋も、いつもの雰囲気とはまったく異なるものになりそうですが……。

太田 たしかに楽屋問題は僕、ずっと思ってて。NGKってけっこう個室なんですよ。僕らがNGKに行くと、個室に2組ぐらいが一緒になったり、もしくは僕らだけで個室を使わせてもらえたり。

でも、あれだけたくさんの方が出るとなると、誰がどの個室を使うんだろうって。芸歴順なのかどうなのか。いまきっと社員さんは頭抱えて「誰をどの楽屋に……」ってやってると思いますよ(笑)。

斉藤 でも逆に言うと、楽屋が用意されてても(舞台)袖に行ってる人が多いんじゃない?ダウンタウンさんのときとか、袖がヤバイと思いますけどね。あと、お客さんの感じもね、ちょっと想像がつかない感じもあって。

出典: FANY マガジン
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太田 “見学の場所取り”みたいなことが始まるんじゃないの?(笑) なんとかダウンタウンさんが何をやるのかを、全力で見学してきたい。

斉藤 だって、みんなが憧れてるダウンタウンさんがもしも漫才をやるなんてことがあったら、夢のようですからね。ふつうに舞台に立ってるところを見られるだけでも感無量だろうなと思います。

ちょっとずつ泥臭く上がってきた10年

――10年前の『伝説の一日』では、ジャングルポケットとして何をやっていたか覚えていますか?

太田 覚えてますよ。(ヨシモト)∞ホールでライブビューイングを見ながらっていう仕事で。でっかいモニターでNGKの様子が流れているものの“賑やかし”。

斉藤 よく覚えてたね! でもそう聞くと、ツライっちゃツライね。NGKに行けてないんだもんね(笑)。

おたけ 10年前だから、芸歴5年目だったわけだよね。

斉藤 でも、ありがたいことにテレビとかも出させてもらってたころではあったんだけどね。

――そこから10年、今回、NGKで出番を獲得したことは感慨深いですね。

太田 そうですね。ドカンと行くことはなかったけど、ちょっとずつちょっとずつ泥臭く上がってきて。

斉藤 ちょっとだけ上向きの、いい意味でのほぼ平行線を。でも、うちららしいなと思う(笑

)。

出典: FANY マガジン
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――大阪のNGKでのステージは、東京と比べて違いは感じますか?

太田 最近は(東京でも大阪でも)変わらなくなりました。でも、昔はぜんぜんウケないときもありましたよ。いまはNGKでもコントをやらせてもらうようになったんですけど、昔は3人で漫才をしてて。僕らも漫才は一応やってたけど、本格的な寄席でウケるような漫才があるわけでもなかったので。まず、3人でマイクの前でしゃべるという文化もないので、ネタ入るとまったくウケなかったり。

ぜんぜんウケないから、僕らが楽屋で地獄みたいな顔してネタ合わせしてて、その様子を(ブラックマヨネーズ)小杉(竜一)さんが見てて、「そんなウケへんのか、どんなもんなんだ」と小杉さんが(本番を)見に来て……みたいなこともありました。

おたけ 客層が違う感じしますよね。ルミネ(theよしもと)に比べると(NGKは)年齢層も高いし、本当の“寄席”という感じがすごくあって。最初に立ったときは、当時、僕らが立っていた∞ホールとかの感じとは、お客さんへのアプローチの仕方が違うのかなと感じましたね。みんな、ふつうにお弁当とか食べてますからね。

出典: FANY マガジン
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「吉本ってこういうお祭りのときの空気感、いいんです」

――そうした経験も経て、満を持しての出演。今回はコントですか?

太田 そうです。コントです。

斉藤 いつもは10分ぐらいなんですけど、今回は3分半ぐらいなので、3分の1ぐらいなんですよ。コントで短いネタしかできないんですけど。

太田 正直、こういうお祭りの日って、漫才師のほうが楽しめるんですよ。その日の空気でお客さんをイジったりとか、しゃべりベースだとそういうことができる。コント師って、それに合わせて設定を変えるとかできないので。しかも、むちゃくちゃカッチリしたコントやるので。

斉藤 僕らにも、祭りに合わせた「せいや!」っていうコントがあるので、もしかするとそれになってるかもしれないですね。

太田 いや、あれは本当の祭りのネタだから(笑)。

――(笑)。では、最後に意気込みをお願いします。

太田 110周年というのがキリいいのかどうかはわかりませんけど(笑)、弊社としては、一大興行を吉本の総本山であるNGKでやる。そのメンバーに選ばれたということは、正式に吉本の芸人として社内で認知されてるということだと思うので、ここで「なんだあいつら」と言われないように、ちょっと気合い入れて。若手でもなければベテランでもなく、ちょうど微妙な位置なので。経験と勢いとちょうどいいバランスで、目立ち過ぎずにがんばりたいです。

斉藤 ダウンタウンさんは、お笑いに興味がなかった僕が純粋に笑えた存在です。そんな人たちと同じ舞台に自分たちが立てるっていうのが純粋にうれしい。コントでしっかり笑いを取って、あとは袖でしっかり見てきます!

おたけ 吉本って会社がデカいし、こういうお祭りのときの空気感、いいんですよね。ほかの事務所の方は、そういうところをうらやましがる人も多くて。この2日間はNGKの雰囲気も違うだろうし、この会社だから味わえる経験を楽しみたいです。(明石家)さんまさんも、夕方から『さんまの駐在さん』やられますし、とにかくそのときの空気感を肌で味わえるのは楽しみでしかないです。

出典: FANY マガジン
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なんばグランド花月で開催される『伝説の一日』の本公演(座席チケットはすでに完売)は、オンライン配信とライブビューイングでも観覧可能。また、スマホでも見られる無料放送の『BSよしもと』では、 4月2日(土)と3日(日)の2日間にわたって、当日の楽屋や舞台裏などを含む、「伝説の一日」生放送特別番組が放送されます。


FANYチケット(ライブビューイング)はこちらから。
FANYオンラインチケットチケット(配信)はこちらから。
公式サイトはこちらから。

公演概要

【伝説の一日】初日
日程:4月2日(土)
場所:なんばグランド花月
時間:
壱回目 8:00開場 8:30開演
弐回目 11:20開場 11:50開演
参回目 14:40開場 15:10開演
四回目 18:00開場 18:30開演
出演:
<壱回目>
桂文枝、桂小文枝、西川のりお・上方よしお、なだぎ武、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、佐久間一行、パンクブーブー、ロバート、プラス・マイナス、和牛、ガクテンソク、パンサー、見取り図、オズワルド、空気階段、コウテイ 他
吉本新喜劇:間寛平、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍 他

<弐回目>
オール阪神・巨人、月亭文都、ティーアップ、次長課長、シャンプーハット、林家菊丸、くまだまさし、トータルテンボス、ハイキングウォーキング、おいでやす小田、銀シャリ、トット、シソンヌ、チョコレートプラネット、ロングコートダディ、ニューヨーク、霜降り明星 他
吉本新喜劇:間寛平、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍 他

<参回目>
西川きよし、笑福亭仁智、平和ラッパ・梅乃ハッパ、矢野・兵動、陣内智則、中川家、ザ・プラン9、笑い飯、南海キャンディーズ、NON STYLE、もう中学生、藤崎マーケット、ミルクボーイ、アインシュタイン、インディアンス、蛙亭、ぼる塾 他
吉本新喜劇:間寛平、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍 他

<四回目>
明石家さんま、今田耕司、ナインティナイン岡村隆史、間寛平、村上ショージ、ジミー大西 他

【伝説の一日】千穐楽
日程:4月3日(日)
場所:なんばグランド花月
時間:
壱回目 8:00開場 8:30開演
弐回目 11:20開場 11:50開演
参回目 14:40開場 15:10開演
四回目 18:00開場 18:30開演

出演:
<壱回目>
桂文珍、ザ・ぼんち、桂小枝、村上ショージ、トミーズ、ハイヒール、野性爆弾、フットボールアワー、とろサーモン、ジャルジャル、もりやすバンバンビガロ、アキナ、かまいたち、トレンディエンジェル、吉田たち、ニッポンの社長、EXIT 他
吉本新喜劇:間寛平、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍 他

<弐回目>
大木こだまひびき、博多華丸・大吉、桂三度、メッセンジャー、タカアンドトシ、ロザン、レイザーラモン、千鳥、ダイアン、スマイル、ライス、マヂカルラブリー、ZAZY、男性ブランコ、ミキ、もも、オダウエダ 他
吉本新喜劇:間寛平、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍 他

<参回目>
中田カウス 漫才のDENDO、まるむし商店、木村祐一、月亭方正、海原やすよ ともこ、COWCOW、テンダラー、2丁拳銃、ライセンス、あべこうじ、スーパーマラドーナ、すゑひろがりず、ジャングルポケット、横澤夏子、コロコロチキチキペッパーズ、ビスケットブラザーズ、ゆにばーす 他
ダウンタウン

<四回目>
明石家さんま、今田耕司、ナインティナイン岡村隆史、間寛平、村上ショージ、ジミー大西 他

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