和牛・川西「今、この瞬間が伝説」
桂文枝は「コロナをみんなで越えてきたのがすごい」と称賛
「伝説の一日」壱回目出演

4月2日(土)に開幕した吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」。なんばグランド花月が盛り上がる中、初日壱回目公演で口上とトリを務めた桂文枝、ネタを披露した和牛・水田信二と川西賢志郎が囲み取材に応じました。

出典: FANY マガジン
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和牛・川西はまず「伝説の一日」に出演した感想として、「普段立っているなんばグランド花月ではあるものの、ちょっといつもとは違う気持ちになった」と笑顔。タクシーから降りた時点でカメラが回っていると聞いていたものの、「降りてみたら運動会で使うような小さなカメラで。吉本らしいなと思いました」と笑わせました。

水田は、絶対に連絡を細かに入れるように指示されていたといい、ホテルの場所、タクシー使用の厳守など、連絡を密にしていたところ、担当社員のスマホの充電が朝方に早くも35%まで減っていたと明かし、「すごいイベントなんや」とそこで実感したと話しました。

文枝は自身が吉本に入って55年、ちょうど歴史の半分であることを話すと、当時のレジェンドたちを回想するとともに、次々と新しい人気者が出てきたとコメント。「それは吉本興業がすごいのか、芸人それぞれが先輩方を見て切磋琢磨したのか、いずれにせよすごい会社」と称え、この勢いが止まることなく続いていけばと期待を込めました。

「伝説の一日」にちなみ、伝説にまつわるエピソードを問われた川西は「今、この瞬間が伝説」と即答。「文枝師匠と2組での囲み取材、横に伝説がいる、僕らにとってはメモリアル」と胸を張りました。そして舞台裏、舞台袖の様子からも、吉本に所属している芸人が一番「伝説の一日」を感じているのでは、と話したあと、前説を務めたバイク川崎バイクについて言及。同期であり、和牛がコンビを組むきっかけにもなったBKBについて、「(BKBは)俺の前説から始まったって誇らしい顔をしてたんですけど、前説やから伝説の外側」と話すと「楽屋裏の様子も伝えるっていうてたけど、それは裏やし、あいつは外側と裏側」と笑わせ、「(BKBには)楽屋もないらしい」とオチをつけていました。

続いて水田は「あんまり伝説と関係ないかも……」と切り出すと、体の両側に置いた椅子に手をつき、まっすぐに膝を伸ばした状態で体を浮かして45秒キープができるとアピール。すると川西が「(文枝)師匠を待たせるわけにはいかないので」と、カメラに映らない位置で実際にやるように指示。「い、いいですか?師匠」と尋ねる水田に文枝は「どうぞ」と快諾。文枝は「今までこの世界でいろんな芸人を見てきたけど」と話すと、「こんなことができるのはあの方だけ」とチャレンジ中の水田に目をやり、「私のなかでは伝説になりました」。それを聞いた水田は「よっしゃ!」と笑顔を見せ、「師匠が昔話を始めたらどうしようかと思った」と笑わせました。

出典: FANY マガジン
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さらに、これから120年に向けての思いを尋ねられた文枝は「すごいメンバーで撮った写真がある」と100周年イベントで撮影したという写真に触れ、「今回も同じような写真を撮って、そのメンバーが抜けずに元気で、さらに新しい人気者も加えて120周年を迎えられれば」とコメント。そして「この10年は激動だった。コロナをみんなで超えてきたのがすごい、吉本は負けない」と力を込めました。

川西は10年前にはその記念撮影のお声がかからなかったと振り返り、それが悔しかったと述懐。その写真は劇場にも飾られているとのことで、「見るたびにこの場に立ちたいと思っていた。そこに立てているのがうれしい」と満足げな表情。水田は「120周年のときは和牛で1公演を任せてもらえるくらいに」と話し、「そういう伝説を作りたい、会社がやらせてくれたら」とアピールしました。

出典: FANY マガジン
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伝説の一日は、オンライン配信でも、吉本興業常設・拠点劇場などでのライブビューイングでも楽しめます。

ライブビューイングのチケットはFANY Ticketで購入できます。オンライン配信はFANY Online Ticketから視聴できます。11日12:00まで視聴できるので時間のあるときにじっくりご覧になれます。1日通し券がお得です。チケット販売は10日まで。

ライブビューイングは各会場に芸人も出演し、なんばグランド花月の公演を芸人と一緒に見て盛り上がることができます。チケットはFANY Ticketで購入できます。

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