伝説の一日
桂文珍「この仕事しててよかったと思える瞬間」
かまいたち・山内の言葉に濱家は「大きく出たな~」

4月3日(日)の「伝説の一日』千穐楽壱回目に出演し、口上を務めた桂文珍とかまいたち・濱家隆一と山内健司が囲み取材に応じ、出番直後の心境などを語りました。

出典: FANY マガジン
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濱家は、ネタ時間が3分半と通常の寄席興行の約3分の1しかなく、「超高速だった」と振り返ります。山内も「なるべく時間オーバーしないように頑張りました!」と満足そうに話しました。が、濱家はそんな山内に不満があるようで……。「時間オーバーしないようにって言ってるのに『(日本テレビの)ZIPクビになった』ってねじ込まれたんで。しばきまわしてやろうと思います!」。

出典: FANY マガジン
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そんな二人のやり取りを隣で見ていた文珍は「かまいたちくんがコンパクトにやってくれましたんで、私もコンパクトにしました」とにこやかに話しましたが、濱家から「10分近くされてました!」とツッコまれていました。

続けて、満員の観客席に「何よりもお客様がいっぱいにお越しくださったことがありがたくて。こちらは笑いをお届けしているんですが、向こうからお元気を返していただいているような感じでした」と感謝し、「久々に生きててよかったなと、この仕事してて良かったなと思えるような瞬間でした」と満面の笑みを浮かべました。

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「伝説の一日」にちなんだ伝説エピソードを尋ねられた山内は「昨年の有馬記念」と回答。「プライベートで100万円勝負をして、クビ差で2300万円を外したこと。まさに伝説の一日でした……。ルミネの出番の合間だったんですけど、その後の出番の記憶がないので、体は相当、火照っていたと思います」と悔しさをにじませました。

濱家は文珍とのエピソードを絡めた「伝説」を明かしました。10年近く前に「NHK上方漫才コンテスト」に2年連続で出場したときのこと。「1年目はだめだったんですけど、2年目に出たときに審査員を務めていた文珍師匠が『漫才、上手になりましたな』と言ってくださって。今日も僕らのネタを冒頭でちょっと使っていただいて。それ込みで今日が『伝説の一日』だなと思います」と感慨深げに話しました。

文珍は「若い人たちの成長がうれしい」と話し、かまいたちについても「彼らは今までになかったようなアプローチの仕方、ネタに対する着眼、その辺の表現力が大変優れている」と持ち上げました。そして今後も「サステナブルな笑いの文化を維持でき、伝説になるように」と期待を込めていました。

また、10年前の『伝説の一日』にも出演したというかまいたち。当時とは手ごたえは全く異なるといいます。「前回は出演時間が1分ぐらいのイメージで、僕らが目当てっていうお客さんもほとんどゼロに近かったですけど、今回は『おお!』みたいに言ってもらえて。この10年でちょっと(知名度が)変わったのかなあという感じでした」と濱家。そして「今回は吉本を支えているという自覚を持って出ました!」と言い切った山内。そんな相方に濱家は「大きく出たな~」と感心しきった様子でした。

出典: FANY マガジン
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伝説の一日は、オンライン配信でも、吉本興業直営劇場などでのライブビューイングでも楽しめます。

ライブビューイングのチケットはFANY Ticketで購入できます。オンライン配信はFANY Online Ticketから視聴できます。11日12:00まで視聴できるので時間のあるときにじっくりご覧になれます。1日通し券がお得です。チケット販売は10日まで。

ライブビューイングは各会場に芸人も出演し、なんばグランド花月の公演を芸人と一緒に見て盛り上がることができます。チケットはFANY Ticketで購入できます。

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