4月20日(土)・4月21日(日)の2日間、「島ぜんぶでお~きな祭 第16回沖縄国際映画祭」が開催されました。今年の映画祭では、国内外を含む25プログラム(31作品)の映画上映、舞台挨拶や制作発表イベントなどが実施され、その他、お笑いライブや沖縄の未来を考えるソーシャルビジネスコンテスト、そして映画祭を締めくくる音楽ライブ「Laugh&Peace LIVE」も開催されました。
4月21日(日)には、那覇文化芸術劇場なはーと・大スタジオで『私が俺の人生!? 』が上映。上映後には出演俳優の剛力彩芽、尾上寛之、星野奈緒、君島光輝、近藤里奈、鈴木秀人と監督の中前勇児 が舞台挨拶を行いました。
剛力「レッドカーペットは最高に幸せでした」
『私が俺の人生!?』は、沖縄国際映画祭で初お披露目となった映画です。コロナ禍の煽りを受けて会社をリストラされた原かおり(剛力彩芽)と隣人の中山大輔(尾上寛之)が、あることをきっかけに体が入れ替わり、もとに戻る方法を探すことから物語は始まります。
舞台挨拶で剛力はまず、同日国際通りで行われたレッドカーペットについて「最高に幸せでした」と感動を報告。また、普段とは異なる「あやめちゃーん」というイントネーションで呼ばれたことについても、「『沖縄だ!』って思いました。いつもと違うイントネーションが嬉しかった」と振り返り、集まった方への感謝を笑顔で伝えました。
男女が入れ替わる役作りとは!?
続いて中原監督が作品に込めた思いを話します。監督は「コロナ禍を乗り越えること」が作品のテーマだったと語り、「『つらい時期もあるけれど、前に出ましょう』というメッセージを入れた。つらくても一生懸命頑張ってみようと思ってもらえたらいいなと思って作りました」と熱い思いを語りました。
この作品では剛力演じるかおりと、尾上演じる大輔の体が入れ替わってしまうことがポイント。入れ替わる演技の役作りについて聞かれた尾上は「オーバーになりすぎない女性らしさを出すことを意識した」と語ります。剛力も「(お互いの)癖みたいなものを分かりやすく入れようみたいな話は(尾上と)しました。私だったら手を前で組む癖。そういうのをポイントポイントに演技に入れました」と語り、観客を感心させていました。
その後もチームワークのいい掛け合いで、和気あいあいと舞台挨拶は進行。最後は剛力が、集まった満員の観客にこんなメッセージをのべて、舞台挨拶は終了しました。「エンターテイメントだからこそ、皆様に明るく楽しく前向きに何かを伝えられることができたらいいなと思っております。また、皆さんとどこかでお会いできる機会はエンターテイメントをやる人間として作っていきたいなと思っています。本日は本当にありがとうございました」 。
島ぜんぶでお~きな祭 第16回沖縄国際映画祭は2024年4月20日(土)、21日(日)に開催。
作品概要
『私が俺の人生!?』
キャスト:剛力彩芽、尾上寛之、星野奈緒、君島光輝、近藤里奈、鈴木秀人など
監督:中前勇児
公開年:2024年7月19日(金)予定
『島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭』
(英語表記 16th OKINAWA INTERNATIONAL MOVIE FESTIVAL)
開催期間:2024年 4月20日(土)~21日(日)
開催場所:
那覇市 国際通り/那覇文化芸術劇場なはーと/パレットくもじ前交通広場
北中城村 イオンモール沖縄ライカム
沖縄市 シアタードーナツ ほか
主催:沖縄国際映画祭実行委員会
運営:株式会社よしもとラフ&ピース
実施コンテンツ:レッドカーペット、映画作品上映、ステージイベント(お笑い、音楽、 ダンス等)、ソーシャルビジネスコンテスト ほか