万博会場でロバート馬場と一緒に“水産資源保護”の養殖魚グルメ! フースーヤが「エア食レポ」にチャレンジ

お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之と一緒に水産資源について楽しく学ぶイベントが、9月29日(月)に大阪・関西万博会場内のパビリオン・BLUE OCEAN DOMEで開催されました。「ロバート・馬場×ASC の、レシピと笑いと学び!」と題されたこのイベントには、馬場のほか、ミサイルマン・西代洋やフースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が出演。専門家を招いたトークセッションや、養殖魚を使った絶品レシピで魚の魅力を伝えました。

出典: FANY マガジン

海を守るための“ASC認証”養殖魚

BLUE OCEAN DOMEは、海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護をテーマに、環境保護の考え方が学べるパビリオン。国際非営利団体ASC(水産養殖管理協議会)は、環境と社会に配慮した責任ある養殖場を世界中で認証している団体です。ASCの認証を受けたことを示す「ASCラベル」のついた水産物は世界117カ国で27000品目以上、日本では約680品目が販売されています。

この日のMCを務めたミサイルマン・西代は、観客と一緒に「馬場さ〜ん!」と呼びかけ、ロバート・馬場を呼び込みます。馬場は、サステナブル・シーフードを広めることに大きく貢献したとして2024年にASCから感謝状が授与されました。

ASCジャパンのマーケティング&コミュニケーションマネージャー、川田直美さんが登壇して、馬場とのトークセッションがスタートします。川田さんは、このまま魚を獲り続けると、2050年にはお寿司のネタが玉子だけになるかも!? というショッキングなデータを紹介。

出典: FANY マガジン

現在、世界で食べられている魚の6割が養殖とのことですが、馬場が「天然のほうがいいというイメージがある」と話すと、川田さんは養殖の問題点について、「従来の養殖では、抗生物質・化学薬品の乱用や海の汚染などがあるため、厳格な基準のあるASC認証という制度で環境を守っている」と指摘しました。

「魚の面白い調理法」のテーマでは、馬場がSNSでみつけたサンマの煮ものレシピや、ハサミでカットした干物の唐揚げからつくる南蛮漬けレシピを紹介。馬場が、タイでナマズの一種であるパンガシウスを獲ってタタキで食べたと話すと、川田さんはASC認証はパンガシウスやエビ、サーモンなど多種多様な水産物をカバーしていることを説明しました。

川田さんは「消費者がASCラベル付きの商品を買うことで新規参入者が増加し、それが再び消費者に還元されて、いい循環になります。そして将来、おいしい魚を食べ続けるために、一人ひとりの意識が重要であり、ASCラベルを選択肢のひとつにしてほしい」と訴えました。

新マスコットも登場!

出典: FANY マガジン

続いて登場したフースーヤの2人は、いきなり持ちギャグを披露して、すぐに舞台を降りようとするボケで笑わせます。田中と谷口は魚が大好きだそうで、ここから馬場がASC認証商品を使ったレシピを紹介する「ロバート馬場の“おいしい未来”レシピ」のコーナーがスタート!

ASC認証のブラックタイガーとバナメイエビが登場すると、川田さんから抗生物質を使っていないことや、マングローブ林をいっさい伐採していないことが紹介されました。

馬場は「海老の甘炊き」のレシピを紹介。スクリーンに映し出される写真を使いながら、調味料、調理法などについて詳細に解説します。ソースを作るのが難しい場合は、市販のスイートチリソースを使ってもいいとアドバイス。

ここでミサイルマン・西代からフースーヤの2人に、食べたつもりで感想を伝える「エア食レポ」のムチャぶりが! まずチャレンジした谷口は目を閉じて、想像で食レポしつつ、ギャグで落としました。2品目の「海老のじゃがいもチヂミ」では、田中が「エア食レポ」にチャレンジして会場は大盛り上がりでした。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ASCジャパンと、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業の普及に取り組むMSC(海洋管理協議会)ジャパンは、9月29日(月)から10月31日(金)までの期間、「サステナブル・シーフード・ウィーク2025」を開催していす。

イベントでは、昨年人気だったブリのマスコット“シーアスくん”の新しい仲間“アスミちゃん”を紹介。ASCジャパン公式インスタグラムをフォローしてコメントなどをすると、“アスミちゃん”のキーホルダーが当たるキャンペーンを実施しています。

出典: FANY マガジン

ASC(水産養殖管理協議会)の公式インスタグラム:https://www.instagram.com/ascjapan/

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