10年前は劇場で鑑賞「この舞台に立てるなんて…」ぼる塾・田辺が感慨
西川きよしが披露した伝説に一同大爆笑!

4月2日(土)に開幕した吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」。なんばグランド花月では今まさに数々の伝説が生まれています。初日参回目の口上を務めた西川きよしと、ぼる塾・きりやはるか、あんり、田辺智加が出番後、囲み取材に応じました。

出典: FANY マガジン
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芸能生活60年の節目を迎えた西川きよしは、芸歴が吉本110周年の半分以上になることを話し、「吉本も昔は難波と梅田と京都の3つにしか劇場がなく、芸人も100人いるかいないか。今は6000人もの芸人が所属するという歴史を重ねてきた中で、110周年に、生の舞台に出演できたことは大変ありがたいことです」と感慨深かげに語りました。坂田利夫と桂文枝は後輩にあたり、同期は一人もいないという師匠の芸歴を聴いたぼる塾の3人は「歴史を感じます!」と驚きと尊敬の念を隠せない様子。

100周年のときに吉本に入ったという田辺は、10年前の「伝説の一日」公演を観たそうで、「10年後にこの舞台に立てるなんて、感慨深いです。幸せでした。ありがとうございました!」と喜びいっぱいに語りました。あんりからは「今日の漫才のできよかったよ!田辺さんの10年の想いを感じたわ」(あんり)、「絶好調だったよね!」(はるか)と2人も絶賛。「仲間からそんな言葉を聞けるのはうれしいことですね。トリオの仲の良さを感じます」と3人のやりとりを聞いた西川きよしは、目を細めていました。さらに、あんりは「錚々たるメンバーの方と一緒になんばグランド花月の舞台に立つという経験ができて幸せでした」、はるかも「オープニングの出演者の名前の中に、“ぼる塾”とあるのをみたとき、うちら出ていいのかなって思ったけど(笑)最高に楽しかったです!」とこの日の舞台に感じた特別な想いを語りました。

出典: FANY マガジン
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続いて、「田辺さんが劇場のルールを変えたことがあるんです!私たちまだ10年目なのに…」とあんりが「伝説の一日」にちなんだエピソードを披露。神保町よしもと漫才劇場に所属しているぼる塾が、はじめて4回以上の出番を経験したときのこと。「いつ飯を食うんだ!」とマネージャーに怒った田辺は、リハを先に全部終わらせて、出番の合間に休憩・食事ができるスケジュールに変えたといいます。「あれは伝説でした…(笑)」とあんりとはるかも当時を思い出して笑います。西川きよしは「僕らの時代じゃ考えられないけど、そうやって自分たちでアイデア出すというのはすごいなあ」と驚きの表情。さらに「吉本は営業先の楽屋にたくさんお弁当を準備してくれています。いつでも食べられる安心感があるからありがたい」と感謝の想いを語り、4人は「ありがたいです。合間のごはんは大事!」と口を揃えていました。

一方、西川きよしも長い芸歴の中から伝説エピソードを披露。はじめて横山やすし・西川きよしの冠番組を持ったときのこと。「広島でアマチュアボート大会があるから、一生に一回のお願いだから行かせてくれ」とやすしに懇願されたというきよしは、2年先輩のやすしに逆らうことができず、渋滞に巻き込まれたと嘘をついて、オール阪神・巨人や間寛平に助けられて無事に番組を終えたそう。「翌日のスポーツ新聞一面に“やすし優勝”と載ってしまって全国にバレたんです」というオチをつけたレジェンドの貴重な話に3人は大笑い。

そして「わたしも好きなものがあるんです!アイドルを応援していて!」と田辺も好きなことをアピール。田辺が好きなアイドルのコンサートに行く日は、全員休みになるというぼる塾は「働きやすい環境です。ありがとうございます」と感謝を語ります。きよしは「会社甘いなあ(笑)」と笑いながらも、ぼる塾の自由なスタイルに感心し、「スターになれるように応援しているので頑張ってくださいね!」とエールを送りました。

出典: FANY マガジン
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伝説の一日は、オンライン配信でも、吉本興業直営劇場などでのライブビューイングでも楽しめます。

ライブビューイングのチケットはFANY Ticketで購入できます。オンライン配信はFANY Online Ticketから視聴できます。11日12:00まで視聴できるので時間のあるときにじっくりご覧になれます。1日通し券がお得です。チケット販売は10日まで。

ライブビューイングは各会場に芸人も出演し、なんばグランド花月の公演を芸人と一緒に見て盛り上がることができます。チケットはFANY Ticketで購入できます。

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