レツゴ! どうもスーパーマルチピン芸人のBKBことバイク川崎バイクです。(以下BKB)
この度、BKBの所属している吉本興業はおかげさまで110周年を迎え、2022年4月2日と3日に「吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』」というライブが大阪の笑いの殿堂なんばグランド花月にて、1日4回公演、2日で計8公演、執り行われました。
盛大に始まり、壮大なスケールとメンバーの演目が並び、寛大なお客さん達がそれらを温かく見守ってくれました。
ここからはそんな伝説の舞台裏の、ほんの少~しばかりを、BKB(バイク記者バイク)からみなさんへお伝えできればなと思います。
【伝説はBKBから始まった】
いきなりのスーパー手前味噌サブタイトル。しかし書いてるのがBKBだから仕方ない。後で、見取り図とかめちゃくちゃ出てくるのでご容赦を。
要は、BKBは今回の“伝説の一日”のスターター、一発目の朝8時30分開演のライブの、“前説”をさせてもらったのだ。
前説とはいえ、誰がなんと言おうとこれは大役であり、
早朝から足を運んだNGK満席800人以上のお客さん達がこの日に初めて目にする芸人がBKBであり、
BKBなら盛り上げるだろうという社員さん達の期待もおそらくあり、
ここで万が一盛り上がらなければ伝説の始まりにケチがついてしまう。
(偉い社員さんからの印象も下がってしまう。プスン)
この直後に、本編で口上を唱える桂文枝師匠や西川のりお・上方よしお師匠達にも顔向けができない。
6時50分にホテルで目覚めたBKB。
現場に着くなり黒いスーツを着た社員さんの異常な人数に圧倒されたBKB。
あ、やばい、これは社をあげたものすごい行事なんだと、急に緊張してきたBKB。
たくさんの裏方さんや社員さん、出番の早い芸人達が見守る中、伝説の前説……スタート!
レツゴーー!!!
……盛り上がったーーー!!!
よかったーー!!!
ホッとしたーー!!!
ヒィアヒィアヒィアブンブンススス!
そして開演。
前述した師匠方を相手に、口上の司会という大役を任された我らがピン芸人レジェンド兄さん、佐久間一行さん。
舞台前にも朝のホテルのロビーで会った佐久間さん。「緊張するね~」という佐久間さんの優しい物言いが、こちらの緊張をやわらげてくれた。
【伝説のトップバッターは見取り図】
そしてお待ちかね!
ツラツラと我がの話が続いてごめヒィア!
ライブ本編が始まり、記念すべき伝説の一日、正真正銘のトップバッター!
見取り図ぅぅぅ!
の出番終わりほっこり風景ぃぃ!
(余談ですが、同期の和牛の川西に「BKBが前説だし実質、伝説のトップバッター俺よね」と言ったら「……いや、本編始まってないから伝説の外側ちゃうかな」と冷静に言われた。とりあえず「うるせー!」と言っておいた。そんな和牛はまたレポート後編で!)
BKB「どうやった? 伝説の一日トップバッターつとめた感想とかは?」
リリー「なんすかこれ?」
BKB「あ、なんか舞台裏のレポート記者みたいなの頼まれてて」
リリー「なるほど。いや、でもまずはBKBの前説、素晴らしかったじゃないですか。お疲れ様です」
BKB「おお、ありがとうな。BKBって愛称みたいに呼び捨てしてもてるけど」(見取り図はBKBの4年ほど後輩)
リリー「?」
BKB「まあいいや。で、どうやった?」
リリー「そうすね。やっぱりめちゃめちゃめちゃめちゃ光栄なことですね。このイベントのトップバッターさせてもらえるなんて。嬉しい。それにつきます」
BKB「確かにね。オッケー。ありがとう。記事にするわ。まとめると、120周年も俺たちがトップやるぜ!みたいなことやな」
リリー「それは言ってないです」
BKB「ヒィア」
BKB「もりし、伝説トップバッターどうやった?」
盛山「いやあ……マジでほんとに、光栄です」
BKB「おお、リリーもそう言ってた」
盛山「いやだってね、僕らなんてまだ芸歴15年とかですけどね、このよしもとの110周年ライブ、そのトップバッターを飾れる芸人はただ一組しか存在しないわけじゃないすか」
BKB「その通りよね。110周年のネタトップバッターは見取り図がまかされた。それが全てよね」
盛山「はい。もう光栄で光栄で。正直、出る直前、死ぬほど緊張してきて、手、震えてたんすよ笑」
BKB「えー! そんなふうに見えんかった。いや、堂々とすごかったよぅ」
盛山「ありがとうございます」
盛山「今日はケータリングもすごいすもんねぇ」
盛山「あったかいたこ焼も食べれるんすねぇ」
盛山「みんなウケてますねぇ」
盛山「おいしつこいな! 俺ばっかで記事書こうとしてる!?」
BKB「うん! ぼーっとしてたらオズワルドとか写真撮りそこねたのよ!」
凄まじい数の芸人達が、出番前の時間差での集合とはいえ、NGKに一同に集結したこの“伝説の一日”。
BKBから、さんまさんまで同じ日、同じ場所にいるわけです。
そうなると、楽屋も足りてないので、基本はネタ出番が終わったらすぐ、次の仕事や現場にみんな移動していくわけです。
なもので、この記事を書くために舞台裏の芸人の写真を撮ろうにも、気づけば「おや? 撮ろうと思ってた話しかけやすい芸人が誰もいないぞ?」となってきたわけです。(オズワルドはすぐに見失った)
よし! ダッシュで簡単に写真撮らせてくれそうな芸人のとこにいかないと!
走るBKB! バイクだけに!ブンブン!
【東京からの安定の個性派トリオ】
この楽屋は? いない!
ここは!?
いない!
いない! 誰もいない!(しずるのコント突入を思いだしながら)
ここは!?
いたーーーー!!
助かったー!
ネタ終わって着替え中のパンサー!
いや、パンサーさん!
(向井くんは後輩で、菅は同期。しかし尾形さんは先輩なので、この場合コンビ名を呼び捨てしていいのか、さん付けなのかいつも一瞬迷うという芸人あるある。アキナさんなどもそれにあたる)
BKB「えーと、みなさん一言でいいので、伝説の一日、ネタ出番終えてどうでしたか?」
向井「楽しかったですよ。盛り上がってて。とりあえずオズワルド伊藤に出番前に言われたんでね」
BKB「なんて?」
向井「今日すべったら、よしもとクビらしいですよって笑」
BKB「なにそれ笑。で、どうやったの?」
向井「(ウケたので)クビは回避しました」
BKB「さすが」
菅「俺はね、んーー、まだ前半で全部ネタ見れてたわけじゃないけど、今のところ一番お客さん沸かせてた芸人はいたよ」
BKB「誰?」
菅「BKB」
BKB「お前ってやつは……!」(同期愛)
尾形「俺はね、やっぱ緊張感ハンパなかったからさ、やっちまったよ」
BKB「どうしたんすか?」
尾形「出ていくとき舞台袖で足ひねって、普通にケガしたよ。マジいてぇよ」
BKB「尾形さんらしい!笑」
尾形「サンキュー」(←言ってない)
【リアル今日から俺は】
さあ、次は誰か……お、いた!
大阪時代から苦楽をともにした漫才コンビ!
最近改名もしたガクテンソク!
(改名ほんと嬉しい。記事も楽に打ちこめる)
BKB「ヨジョちゃん、伝説ネタ終わり、どう?」
四条「そうすね。んーーーー。いつも通り、通常運転でした」
BKB「かっこええなそれは逆に。ヨジョちゃんぽいわ。じゃあ奥ちゃんもそんな感じ……え?」
BKB「え!?」
奥田「なんすか?」
BKB「ちょ! え! いや? ん?!」
奥田「どうしたんすか?」
BKB「え、奥ちゃん、金髪にした!?」
奥田「え? しましたけど?」
BKB「やんな! なんで!?」
奥田「伝説の一日やから気合い入れるために決まってるでしょう!」
BKB「なにその気合いの入れ方!笑 合ってんのかそれ!」
奥田「でも、これは記事にしやすいでしょう?」
BKB「まあ結果論な。トピックとしては助かる。でも、変な人や!」
【後編に続く】
◆「伝説の一日」BKBレポート【後編】はこちら
以上、BKB記者の楽屋裏レポートでした! 初日のBKB前説では確かに会場が一体になっていました。
そんなBKBの前説毎お楽しみいただける「伝説の一日」オンライン配信はFANY Online Ticketから視聴できます。4月11日(月)12:00まで視聴できるので時間のあるときにじっくりご覧になれます。1日通し券がお得です。チケット販売は4月10日(日)まで。
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