夏休みも終盤、ますます盛り上がりを見せる大阪・関西万博の「よしもと waraii myraii館」アシタ広場で、8月28日（木）にSDGsをテーマにしたイベント「海と海の生き物のアシタ～使用済み漁網アップサイクルステージ～」が開催されました。この日のステージには、サスドル（サステナブル・アイドル）として活躍する4人組ダンスボーカルグループ・OWV（中川勝就、本田康祐、佐野文哉、浦野秀太）が登場！ 来場者と一緒に“サステナブル”なTシャツづくりに挑戦するなど、会場を盛り上げました。
「着心地がめちゃくちゃ軽くて、頑丈！」
OWVは、2023年からフィッシングブランド「DAIWA」が取り組むサステナブル活動「BE EARTH-FRIENDLY-漁網アップサイクルプロジェクト-」とコラボレーションする本気のサスドル。今回は、メンバー全員にとって初めての万博とのことです。
ステージにOWVとMCを務めるspan!（水本健一、マコト）が登場すると、会場は拍手に包まれます。
まずはトークコーナーから。テーマは、ペットボトルやレジ袋以上に深刻な漁網の海洋汚染について。漁網が自然に分解されるまで数十年から数百年かかること、漁網のアップサイクルの取り組みとして衣装が作られていることなどが話題となります。
実は今回のイベントで出演者やスタッフが着ているTシャツの生地は、漁網をアップサイクルした繊維でつくられたもの。中川も「着心地がめちゃくちゃ軽くて、頑丈！」と絶賛です。
400キロ走ってCO2削減！？
そのTシャツを使って、来場者も参加する「ゆるゆる目標“ぎょもT”を作ろう！」のコーナーへ。子どもたちを中心とした会場からの希望者10人が、OWVと一緒に、吹き出しが描かれたTシャツに「アシタにはできるかも？ ゆるゆる目標」を入れて、オリジナルTシャツ作りにチャレンジします。
中川の「ゆるゆる目標」は「食用油の再利用」。「手間がかかるけど、きれいにしてもう1回使おうと思う」と話すと、会場から拍手が。
本田は「アシタからすぐやれる目標」と話しつつ、「電気をこまめに消す」。
走りが得意な佐野は「自走思考」。CO2削減のため、ある程度の距離なら自分の足で行くとのことで、「8月は400キロ走ったので、有言実行できていると思います」と胸を張ります。
その正反対で、浦野の目標は「実家から出ない」！？ 全員がTシャツを見せると、改めて会場から拍手が起こりました。
一方、子どもたちが発表した「ゆるゆる目標」は、「ご飯ぜんぶ食べる」「毎日笑う」「ゴミの分別」「食べ残しを少なくする」「はやくおきる」「一日一善」「植物を育てる」などなど。それぞれの目標を書き込んだTシャツを掲げると、会場は拍手に包まれました。
フォトセッションのあとはOWVのステージに。夏にぴったりの「Summer Days」で会場と一体になって盛り上がりました。
「サスドルとして自覚を持って活動していかないと」
イベント後の囲み取材では、感想を聞かれた中川が「ファンの方にSDGsを広げていけるような活動を続けてきて、ここで新たなステージをできたことがうれしいです」と笑顔で語ります。浦野は「サスドルとして自覚を持って活動していかないといけないと思いました」と改めて強く思った様子。
そしてOWVのメンバーたちは、イベントの「ぎょもT」づくりで、それぞれしっかりとした目標を掲げた子どもたちを「サスチル（サステナブル・チルドレン）とでも言いましょうか」と新たにネーミングすると、「その子どもたちにOWVの想いを伝承していってほしいですね」とアピールしました。
このイベントは、SDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、吉本興業がSDGsパートナーシップ企業であるグローブライドと連携し、「海の資源を未来へ繋ぐ」ステージを行うもので、今後も9月7日（日）、11日（木）、17日（水）、28日（日）に開催されます。
イベント概要
「海と海の生き物のアシタ」～使用済み漁網アップサイクルステージ～
日時：2025年8月28日（木）、9月7日（日）、11日（木）、17日（水）、28日（日）
【1回目】14:00～14:30 【2回目】16:00～16:30
会場：大阪・関西万博「よしもと waraii myraii館」アシタ広場
出演：
8月28日（木）OWV／span!（MC）
9月7日（日）スマイル／コウノ・オブ・ザ・イヤー（MC）
9月11日（木）ツートライブ／ネイビーズアフロ（MC）
9月17日（水）エルフ／祇園（MC）
9月28日（日）OWV／span!（MC）
